【子供の教育について考えること(2)】
こんにちは!唐土かほるです。
今日は子供に自信をつけさせるために料理を教えていきたい、そんなことを書かせていただきます。
私自身は料理ができない子供でした。私の母は専業主婦かつA型神経質タイプ、子供たちがキッチンを汚すのを嫌って食器洗いなどもあまりさせませんでした。家庭科の調理実習などで習ったものの、実践をほとんどしていないので、料理の基本をまったく知らないまま成長しました。
自炊を始めたのは大学に入って一人暮らしをするようになってから。自分でご飯を作るというのは結構楽しくて、料理本片手に奮闘した覚えがあります。料理の基本以前に常識知らずで失敗談もいろいろ。なかでも一番恥ずかしかったのは、肉詰めピーマンを作ろうとして、近所のお肉屋さんに挽肉を買いに行ったのですが、一人暮らし用の料理本に書いてあった通り「合い挽き50gください」と言ってしまったのです。お肉屋さんは思わず「50gですか?」と聞き返してきたのですが、何の疑問も持たない私は「はい50gです」とうなずきました。「ちょっとおまけするね」と言われて渡された合い挽き肉は丸めたらお団子1個にしかならないほどの量。「えー、50gってこんな量?」と顔から火が出そうなほど恥ずかしくなりました。
そんなこんなの失敗を重ねているうちに、それなりに料理もできるようになり、そうするとなんだか生きていくことにも自信がでてくるんですよね。皆さんはそんな経験ありませんでしたか?
料理を通じて学ぶものはたくさんあると思います。食材への興味、食材と調味料の相性、味加減、量の感覚・・・。そして料理は究極の化学反応!焼く・煮る・蒸す・炊く・揚げる・・・、変化を見ながら火を止める・調味料を入れる・・・などの決断をしなくてはいけません。勘と経験が重要です。
未だに料理は「それなりに」程度で成長が見られない私ですが、我が双子たちには子供の頃から料理を教えていきたいと思っています。料理上手になって欲しいというよりも、料理ぐらいパパっとできる、そんな自信を与えてあげたいのです。
そして中学生になったら自分のお弁当は自分で作る・・・それが私の秘かな野望なのであります。
【今日の1冊】いい女がつくるパパッとかっこいい料理―Amy’s style
「おしゃれな人は手早くステキに作ることを知っている!」 う~ん、こんな女性に憧れるのですが・・・。小さなおいしい工夫114が紹介されています。
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