ワーキングマザースタイルスローにバイリンガルを育てる【1】




2004年10月16日

スローにバイリンガルを育てる【1】

Posted by 大葉柚子

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私たち家族は家族になってからというもの、アメリカで生活してきている。が。もし、息子を日本で育てていたら。きっと、英語を何らかの形で触れさせ始めたと思う。幼少期のこの底なしスポンジ時代を利用しない手があるか!とも思うけれど、かといって日本語と英語を同等に話せなければいけない!と無理難題を自分に息子にプレッシャーかけるようなことはしてなかったと思う。英語は結果的には喋れるようになって欲しい。でも今すぐじゃなくていい。ゆっくりスローでいいじゃない、と思う独断と偏見に満ちた大葉流バイリンガルの育て方のキーワードは、「楽しみながら刺激する」。


村上龍は13歳向けに作家のなり方を説いたけれど。作家のなり方はいろいろある、だから最初からならないほうがいい、というアドバイス。これが数ある将来の職業のなり方の中で一番説得力のあるアドバイスだった、と思う。だって~。人生道は一本でなく何本もあるし常に新しい道は追加可能、って信じてる私としては職業のハローワークなんてカテゴライズされると、びっくりしちゃう。バイリンガルへの辿り着き方もいろいろあって。私は日本で生まれ育って大学卒業後に初めて海外で生活。息子は生まれて4ヶ月からこのかたアメリカ暮らし。従兄弟は生まれたのだけ日本で日本に暮らしたことはない。友人数人はいわゆる帰国子女。幼馴染は海外に住むということであれば1年だけなのに非常に理路整然とした英語を話す。程度の差こそあれど、バイリンガルには違いない。バイリンガルになったら、じゃあどおするの。という使い方もいろいろ。では。話を子供に戻すと。どうやったら日本に住む自分の子供がバイリンガルになろうと思えるの?ここが私は一番重要だと、考えます。どういう風になれるか、はあまり重要でない。どう刺激したら自発的に動くのか。

具体例(1)は、自分自身。私は生まれも育ちも純正日本。今のところ私の英語は、自称セミネイティブ級(母国語レベルに近いが到達はまだまだ)。ていったら私の英語を知る人に石投げられるかな。ははは。まあ、本人はそう思ってるということで。思い込み、大事、大事。(苦笑) いまも親に感謝しているのは、5歳のときに英語教室に入れてもらったこと。海外で暮らす叔父がもってきてくれるワケノワカラナイ文字がある絵本(英語なんだけどね)に異様な興味をもっていた。叔父はとにかく幼少期が言語の習得は楽だから英語のクラスにいれろと母に力説したらしい。で、彼の妹である母は文字通り鵜呑みにして私を英語教室に入れてくれた。あ、そうか、叔父にも感謝せねば。といってもクラス自体は、私は1年も続かなかったらしい。何しろワケノワカラナイ世界に放り込まれるのだから苦痛だ。そりゃ嫌がるだろう。でも今でも英語のロンドン橋も歌えるし、きらきら星も清しこの夜も歌える。歌が歌えたからといって何の自慢にもならない、と思うでしょう?でもね。私がびっくりするのは、日本語でも歌詞を忘れた童謡はたくさんあるのに、英語で覚えたこの3つは決して忘れられないの。インパクトが相当強かったからよね。

で、私が英語を学びたい!と自発的に行動にでたのは小学校の高学年から。非常に不純な動機ながら、クォーターで美人な先生(スペインが4分の1)にあこがれて。先生が英語が喋れる=わたしも喋りたい。単純です~。(笑) 自分からやりたいとおもったことに、たいていの人はしばらくの間興味を失わないからね。その後の私は興味をもったまま、まい進。紆余曲折ありつつも、いつのまにか喋れるようになった。

私の習得過程で重要だったポイントは、5歳で1年間の「幼少期の刺激」 不純ながらもあこがれから来る「動機付け」。そして伴う「自発的な習得意欲」。人間せっぱつまれば、結構いろんなことができてしまう。英語社会に住めば、ほぼ誰でも英語喋れるようになる。でもせっぱつまらなくても。日本でも英語はしゃべれるように、必ずなる。ただ、問題は今すぐでなければいけない、という条件付なら難しい。いつでもいいけどバイリンガルになる、バイリンガルに育てる!と思えば、ずいぶんとハードルは低くなる。子供には今はほんの少しずつ刺激をしてあげて、あとは、ほっとくと熟成する(ことをひそかに狙う)。焦らずゆっくりじっくりとバイリンガルを育ててみませんか。

次回は私の息子が具体例(2)です!






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コメント

スローに・・・。ほんとうですね。今すぐ成果を求めたところで、なんにもならないもんね・・。
分かっちゃいるけど、ついつい母は子供に対して厳しい~目を向けてしまいます。
私も『お~わんだっせい~~♪ご~まっちいに~っ♪』聖者が待ちにやってくる!
父の歌う英語の歌やJazzを子守唄代わりに聞いていた幼い頃から
外国の歌って面白い!って興味がわきました。
外国のお友達ができるとまたおしゃべりも楽しいしね!
娘は、『バレリーナになったら、外国で英語喋れないとだめだ!』って・・・言って、英語もやってるそうです。
5歳児の目標!あたたかく見守ってやらなくちゃ!

Posted by: ちゃーりー at 2004年11月10日 20:19

ちゃーりーさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
チャーリーさんのサイト拝見しました。すごい。
ものすごい情報量ですね。とても今はコメントできない。(笑) もう少し探索してからちゃーりーさんサイトにコメント残します。英語教育に興味のあるかた、必見です。

Posted by: 柚子 at 2004年11月11日 10:26

初めまして。
TBありがとうございました。
4月からワーキングマザーになる予定です。
子供の教育(特に語学)について暗中模索しています。
あせるぐらいなら一歩踏み出そうとは思うのですが、なかなか。。。
サイト内をじっくり拝見して勉強いたいます。

Posted by: mopping at 2005年02月28日 00:25

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