【子供の教育について考えること(5)】
ワーキングマザーの皆さん、仕事をしていることを後ろめたく思ったことってありませんか?
唐土家はパパが育児で私が仕事、という変則的な家庭ですが、それでも双子の娘たちから「どうしてママは幼稚園のお迎えに来てくれないの?」とか「昨日、ママと一緒に夜ごはん食べたかったのにぃ」などと言われると「ごめんねママ、お仕事で」と思ってしまいます。
仕事をしていることを後ろめたく思ってしまうと、「別に楽しいから仕事してるわけじゃないんだよ」「仕事よりもあなたたちといる方が楽しいんだよ」ということを強調したくて「行きたくないけど仕方がないから(仕事に)行ってきまーす」「あ~、今日も仕事で疲れちゃった」という態度をとりがちです。少なくとも私はそうでした。
でもある日、思ったんです。
親の「仕方がないから仕事をしている姿」や「仕事で疲れた顔」を見て育つと、子供なりに「仕事って大変なんだ、辛いものなんだ」と思ってしまうんじゃないかな、と。
そう気づいた時から私は努めて「仕事は楽しいものだ」とふるまうようにしています。
「今日、幼稚園どうだった?」と私が聞くからか、私が会社から帰ると娘たちが「ママ、今日、会社どうだった?」と時々、聞いてきます。内心、どうだったと聞かれてもねえ(^^;)・・・と思いつつ、笑顔で「楽しかったよ」と答えます。
同じように私は娘たちに学校も楽しいものだと教えています。学校に行って勉強することはさらに楽しいことだと教えています。まだ年少組の二人ですが、「まーちゃん、5才になったら学校に行くよ」と今からはりきっています。
実際には学校も勉強も会社も仕事もいろいろありますが、人生はどんどん楽しくなると教えてあげた方がいいじゃないですか。
そう娘たちに教えているうちに、私の方まで「仕事は楽しいものだ」「人生は楽しいものだ」と思えてくるから不思議なものです。
【今日の1冊】お仕事してても子は育つ~働くママの「後ろめたい症候群」
後ろめたく思ったら・・・読んでみてください。ただし電車の中で読むべからず。笑いをこらえるのが大変になります。そんな1冊。
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子どもたちに「ママが楽しそう」と思ってもらえるのが一番ですよね。私も「どうして、おかあさんはバスのお迎えに来てくれないの?」って聞かれた時は、悲しかったです~(∨∨)ですが「さくらもおかあさんが必要だと思うけど、会社のみんなも『こむぎちゃん、これやってー』って言ってくれてるの。だから会社も頑張らないとね」と言って来ました。それでもがっくり疲れている時は「お仕事忙しかったの~?」となぐさめてくれます・・・。
以前、ドラマで、おかあさんが働き始めてお迎えに来てくれないので、駄々をこねてる子のシーンがありました。娘はテレビを指差して「この子わがまま言っちゃいけないんだよ。さくらだって、ずっと我慢して来たもん。大丈夫だよ。」と言った時は泣きそうでした~。
こむぎさん、コメントありがとうございます。
やっぱりみんな泣きそうになってるんですよね。「ママ、会社行かないで」と言われるのが一番つらいです。
まだ幼稚園に入園する前、ある雨の日に「今日は雨だから会社やってないよ。ほら公園にも誰も来ていないでしょ?」と言われて胸が詰まりました。
でも頑張らなくっちゃですよね。娘たちもいつかわかってくれると信じて。