ワーキングマザースタイル学校は私立派ですか?公立派ですか?




2004年11月23日

学校は私立派ですか?公立派ですか?

Posted by 唐土かほる

【子供の教育について考えること(10)】

公立校の逆襲 いい学校を作る!

私は公立学校派です。自分自身が幼稚園だけ私立で、小学校は市立、中学校から高校一年までは国立、高校二年生で転校して県立、大学は国立・・・と様々な公立学校を経験してきました。大学を卒業したのがもう今から20年ほど前のことですので、今とは状況が大きく違うと思いますが、私の公立スクールライフはそれはそれは充実したものでした。


なので、双子の娘たちも幼稚園は私立に行かせていますが、小学校以降の教育は公立学校で・・・と何の疑問もなく思っていたのですが、私が住んでいる阪神間はどうも様子が違うようで、あれれぇ・・・と思っている今日この頃。

うちの娘たちはまだ年少組ですが、時々「小学校はどこか受験するの?」と聞かれます。実際、お受験のために塾に通っている幼稚園児も少なくない模様。中学校受験はギリギリ以上の経済環境の家庭においてはもはや常識になっているようです。その受験校の大半は私立校。(国立校って数えるほどしかありませんものね)


私立校への受験を考えていらっしゃる親御さんたちは口をそろえてこう言われます。「公立学校は不良が多くてこわいし、大学に行かせようと思ったら公立では子供が苦労するのよ」


個人レベルではこの判断は正しいかも知れないけど、国家レベル(これまた大げさ?)で考えると、これってどうよ、です。


意識ある人たちがみんな私立校に逃げてしまったら、公立校のスラム化(失礼!)は進む一方じゃないですか。20年後、30年後の日本を考えた時、それでいいんだろうか・・・?


「学力は国力」と信じて疑わない唐土、かなり憂えています。


でも、最近、嬉しい動きも出てきました。


「百ます計算」で有名な陰山英男先生や第一線のビジネスマンから市立中学校の校長に転身され[よのなか]科の提唱などユニークなそして経営改革の手法にも近い学校改革を行っていらっしゃる藤原和博先生など公立学校をあきらめない人たちが活躍をしていらっしゃいます。


私も公立学校をあきらめたくない。双子が小学校に入学したらPTAとして学校の批判をするだけでなく、憂えるだけでなく、何かをしていかなければと思っています。改革なんて大それたことはできないけれど、何かをやっていかなくっちゃ。


できるかなぁ・・・?


【今日の1冊】
公立校の逆襲 いい学校を作る!
こんな校長先生が民間企業からどんどん出てきてもらいたいものです。著者の藤原先生も元は中学生のお子さんがいらっしゃるPTAのお一人。公立校をあきらめなくていいんだ、と勇気がわいてきます。

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コメント

私も唐土さんの意見と同じで、公立派です。自分自身は、幼稚園と大学が私立ですが、あとは公立です。
唐土さんのいうように、真のエリート意識とは、自分だけよければいいということではなく、国の学校教育に不満があれば、それを変えて行こうという意識だと思います。また、地域をよくすることは、子を持つ親としての責任だと思います。私は、これまでPTAの役員をやったこともなくえらそうなことは言えませんが、今年からは、こどもの小学校で情報教育(携帯電話、ネット)の授業を行ったり、環境教育の授業やイベントを主催したりと、自分の得意分野で精一杯貢献しているつもりです。学校の先生方も、とても喜んでくれています。
「あ~あ、仕事も忙しいのになんでこんなこと引き受けちゃったんだろう」とたまにぼやくこともありますが、
こどもに「いいことやってんだから、そんなこといわないの。」とはげまされています。
これからは、私たち親一人一人が主体的に学校や地域に関わり、教育を変えていく時代と信じています。


Posted by: 茜 at 2004年11月23日 11:06

私も公立派です。私自身も、幼稚園は私立でしたが、小中は市立、高校は県立、大学は国立です。
公立にはさまざまな人たちがいます、そしてそれこそがこの国そのものなのだと思います。たとえどんなエリートになっても、いえエリートの方々にこそ、いろんな友達の中で育ってほしいと思っています。それにやっぱり公立は地域に密着していますよね。友人のご主人で中高有名私立進学校出身の方が奥さんに
「何でお前がPTAやったり、廃品回収の順番が回ってきたりしないといけないだ。」といつも怒る、と嘆いておられました。この方は極端な例でしょうが、多分地域とともに育った経験が無いのだろうな、と思うのです。
とはいっても、公立主義を貫こうとするのは、なかなか忍耐の要ることだと、お受験年齢真っ只中の子を持ちしみじみ感じます。
公立お仲間がいて心強いです。公立教育を充実させてこそ、国の力だと、私も思います。

Posted by: りこ at 2004年11月23日 13:16

茜さん、りこさん、コメントありがとうございます。

公立派がいらっしゃってちょっと安心しました。日本もまだまだ捨てたもんじゃない?

うちもまだ幼稚園なので悠長なことを言ってるだけかも知れませんが、猫も杓子も・・・という風潮が気になるんですよね。

もちろん私立学校を否定する気はありません。公立がだめだから仕方なく私立を選ぶのではなく、それぞれの学校の特長やポリシーをじっくり見比べて選べる社会になったらいいな、と思います。

茜さんの情報教育やイベント主催の取り組み素晴らしいです!私も口ばかりじゃなくって何かやらなくっちゃ、ですね。

Posted by: かほる at 2004年11月23日 23:49

夫(高校以外、国立)は公立派、私は「もうちょっと子どもが大きくなって個性がわかってきたら、ベストな選択を考えたい」派です。

私は大学で、国立→私立という編入経験がありますが、どちらも一長一短。結局は、本人次第。

茜さんの取り組み、素晴らしいですね。
私も、今は自分と家族のことで精一杯ですが、もっと地域の役に立てるような余裕が(時間的にも精神的にも)欲しいと思ってます。

Posted by: 葉山 at 2004年11月24日 06:58

私も唐土さん同様、みんなが行くから、とか、行かないと取り残されるような気がするから、という風潮が問題だと思うんです。
葉山さんのように、うちの子は~が得意で、これを伸ばすにはこの学校がいいと思う、という選択の中に私立が入るのはとてもいいことだと、思っています。

Posted by: りこ at 2004年11月24日 09:14

遅いレスですが。
小6の男子、小2の女子の母です。
二人とも公立小学校に通っています。
在宅ワーカーです。宜しくお願いします。

息子は3年生の2月から塾に通い始め、
2ヵ月後に迫った中学受験を前にしています。
私は関東在住で、自分自身は高校まで公立
で過ごしましたが、とても今の公立学校に
行かせる気はしません。
低学年から授業中騒がしく、「勉強」する雰囲気
ではありませんでしたが、5年になって新任の
担任になって学級崩壊状態になりました。
授業にならない状態が続くので、塾に行って
いない子の学力低下は深刻なものです。
おとなしい性格の息子はいじめの標的になり、
頭に石をぶつけられたり、服をびしょびしょに
されたり、ランドセルの中を砂だらけにされたり
しました。学校に相談してもいじめは止みませんでした。
母親が交代で授業中見張りに立ちましたが
大人の言うことを聞くような子どもたちでは
ありませんでした。
うちの地域の中学校の荒れ方も凄いという話で
学校の向かいのコンビニ前で授業を抜け出して
しゃがんでタバコを吸っている中学生を
良く見かけます。パトカーが中学に出動することもたびたびだとか・・・。

こういう例は地域によって差があるとは思いますが、息子は公立中学には絶対に行きたくない、と言います。
現状では公立学校は選ぶことができません。
公立学校が唐土さんの考えられているように
なって欲しいのは私も同じですが、我が子が
通う学校がうちの息子の学校のようだったら
現実的にはどうでしょうか?

「公立か私立か」私どもには選択の余地は
ありませんでした。

Posted by: きこ at 2004年12月06日 14:49

きこさん、はじめまして!コメントありがとうございます。

確かに状況は深刻ですよね。我が家の校区も想像以上にひどいようです。うちの双子はどちらも女の子なのでいろいろ心配も。なので結局は中学受験という選択になるのかも知れません。

私も正直、どうやれば公立学校の荒廃を止められるのかわからないのです。でも、このまま見過ごしていいのかな、とも思うのです。もっていきどころのない気持ちを書かせていただいたのかも知れません。中途半端なレスでごめんなさい。

いよいよ年明け早々から受験本番ですね。きこさんのご長男が無事に志望校に合格なさることをお祈りしています。

Posted by: かほる at 2004年12月07日 06:43

かほるさん、お返事ありがとうございます!
長男へのエールも嬉しかったです。

お嬢様たちが小学校へ入学されたら是非PTA委員を
引き受けられることをお勧めします。
仕事の世界とはまったく違う世界を経験できます。いい意味でも悪い(?)意味でも勉強になりますよ。
私も小学校を公立にしたのは後悔していません。子どもが小さいうちは地域で知り合いを増やすことはとても大切です。軽度障害の子や海外からの子どもとも友達になれます。世の中には色んな人がいることを知る経験はするべきです。
ただ、「勉強する場所」としての公立学校は今の状態では疑問が大きいです。

我が子にをれぞれの家庭で出来る限りのより良い教育環境を与えようと努力することは親として当然のことです。少なくとも中学ぐらいまでは。そのあとは自分の道を自分で選んでいけるように親は後ろから見守るしかないですね。

これからも教育に関する記事、楽しみにしてますね!

Posted by: きこ at 2004年12月08日 12:54

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