おおきな邸宅で一人暮らしのおばあさん。お部屋もあまってるし、だんだん年老いてきたので家事手伝い兼同居人を探していた。ところにこの本の作者一家が引っ越してくる。家族ってなんだっけ?子育てってなんだろう。親って?子供って?毎日の喧騒の中人生のコアを見失うことの怖さを物語の中で問う。
子育ては忙しい。仕事も忙しい。
忙しい毎日の中で見逃してしまう、たいせつな瞬間。
忙しい毎日の中で忘れてしまう、人生でたいせつなこと。
子供はいつまでも子供ではない。
子育てに疲れたら読みなおしたい名作。(笑)
ねえ、私がすすめた本の中で何がよかった?と妹に尋ねたところ。外れた本のほうをよく覚えているらしい。人生それじゃいかんよ、妹。