わかりやすく、逃げ方を説明するための絵本。
とにかくさけんでにげるんだ―わるい人から身をまもる本
奈良の女児誘拐殺人事件の容疑者が逮捕されたというニュースが。
捕まってよかった。でも、いったいいつ自分のこどもたちが同じ被害に遭わかもしれない…。そんな不安は悲しい事に今や全国共通の悩みになってしまった。
この絵本は、昨年母親関係の掲示板などで話題になっていたもの。
購入してもまだ理解できないかな?と思い、最寄りの図書館で調べると入れてあったので、借りて当時3歳だった上娘に読んであげたことがあります。
まだ、当時の娘は、家庭保育だった事もあるのか、この絵本の内容はまだ捉えにくかったようで、関心を示しませんでしたが、今年は保育園に通うようになって世界観も広がって、「うちの人」「よその人」「先生」「おともだちの家族」などが区別できるようになってきたので、そろそろ購入してもいい時期かも。
内容は、くちに出して読むと「声にしたくない」というようなフレーズも若干含まれているのですが、それはそれでぼかしようがない言葉だし、言い換えた曖昧な表現では、こども自信が学ぶことができませんし…。
去年もとてもひどい事件が多く発生していましたが、2004年も減る様子もなく…。
自衛の考え方を、小さいこどもに「教えなくてはいけない」、という事自体が、悲しくもありますが、いざ何か起きた時の後悔を思えば、背に腹は代えられない。というところでしょうか。
次に図書館に行った時に、もう一度手に取って、娘が興味を示したら今度は購入しようと思います。