【アメリカ大自然 2 ユタ州 Vol.2】 アーチーズ国立公園
車を置くところには、一人2リットル以上の水を必ず持って行くように、とか、自己責任で行ってくださいなど注意書きがあり、子供たちや、私の父などは大丈夫かしら、と不安になりました。
ひたすら岩の上を歩いて最後の最後断崖絶壁を回り込むと、目の前に突然デリケートアーチが飛び込んできます。その瞬間は息を呑むばかりです。
写真のようにアーチのふもとまでいけるのですが、あのアーチの向こう側は深いがけになっています。
この地形を作った強い風が吹いていて、吹き飛ばされそうになります。
ここにたどり着いた人たちは、人間の小ささ、地球の不思議さの前に言葉を発することもできず、見知らぬ者同士握手を交わしたりしました。
デリケートアーチまで歩くことのできない方でも、ほかにもたくさんの不思議な岩があります。
写真では大きさを伝えきれませんが、右の写真はバランスロックという岩ですが、下のほうに映っている木はかなり高い木なのです。
初めてこのアーチーズ国立公園にきたときは、この世のものとは思えませんでした。
そのときは時間の都合でデリケートアーチまで歩くことはできず、今回はどうしても歩いていこうと決めていました。
子供たちも、自然の力に圧倒されたようでした。