ワーキングマザースタイル世界で一番寒い冬




2005年12月10日

世界で一番寒い冬

Posted by fellow

先日、亀も空を飛ぶという映画を観てきました。戦争が日常の、イラク北部に暮らすクルド人の子供たちを描いたもので、もしDVDになったら、ぜひご覧いただきたい、素晴らしい映画でした。
そのパンフレットに載っていたバフマン・ゴバディ監督のインタビューに、次のような一節がありました。

イラクで今一番みんなが切望していることは文化的な活動、文化センターのような場所です。(中略)韓国の軍隊、兵士たちは歩きながらものを直していく、歩きながら学校を作っていく。(中略)それでクルド人の中では韓国人はとても親しい人たちになりました。

おそらく生活そのものも成り立たないような暮らしを送る中でも、人々は、単なる生活援助物資以上のもの、文化や学校のようなものを切に欲するのだと、強く印象に残りました。

そのような支援を必要としている地は、世界のいたるところにあるのでしょうが、今、特に気にかかるのは、10月に起きたパキスタン北部地震の被災地です。


地震から2ヶ月が過ぎた今でも、国連は、国際社会の支援が足りないと訴え続けています。昨年末のスマトラ沖地震では、「援助合戦」と揶揄されるほどの募金が、世界中から公私を問わず集まったのに対し、たとえばユニセフは、支援金は必要額の半分にも満たないと悲鳴を挙げています。

パキスタン地震の被災地は、主に、ヒマラヤを背にした険しい山岳地帯。地震によって、交通路も遮断され、援助物資の輸送もままならないうちに、零下にもなる冬が訪れています。家は倒壊し、布張りのテント暮らし、暖房といえば、煮炊き用の竈ぐらい、衣類さえ防寒に必要なほどの量はありません。

死者7万人以上、負傷者10万人、被災者は300万人といわれるこの地震の被害規模は、生き残った人々が厳しい冬を無事に越せるかどうかが、今後の分かれ目となるでしょう。

さきほどのゴバディ監督の言葉ではありませんが、シャンティ国際ボランティア会では、毛布や防寒用品、日用品などの配布の他、被災した子供たちのために、文具セットや絵本、スポーツ用品などを送っているそうです。もし自分たちが地震などの災害にあったとしたら、子供たちへのこのような援助は、どれだけありがたいだろうかと思います。そんな時、親はなかなか子供をかまってやることはできませんから。






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