■女の人はがんばってるから、男の人が変わるのを支えたい
堀江貴文さんとの共著「勝つためのインターネットPR術」でも一躍有名になった、ネットPRサービスの旗手株式会社ニューズ・ツー・ユー代表取締役の神原弥奈子さん。実はお子さんがいらっしゃるというのをお聞きして、さっそくITベンチャーの社長業と母親業の両立についてお聞きしてきました。
― 先日、とあるパーティーでお会いして驚いたのですが、メディアで露出なさっている雰囲気とはちょっと違って、ものすごく可愛らしい方ですよね。こんな可愛らしい方が、年商およそ4億円の会社を経営していると言うのが、本当に驚きなのですが。
神原弥奈子さん(以下 神原さん):そうですか(笑)?実は計画性がないまま流されてきたというのが私なんです。ほんと、計画性ないんです。まず大学院に行ったのは、大学から出たくなかったから。大学院を卒業したのは、先生が退官してしまうからその前に出ておかなければいけなかったから。それですぐに会社を作ってしまいました。
― 起業のきっかけは?
神原さん:学生時代から編集のアルバイトをやっていたのですが、親に何も言わずに卒業してしまって、そのまま編集の仕事をやっていたら、ばれてしまって…。「どうせやるんだったら、法人格にしなさい」ということで、起業しました。主体的に「会社を作りたいです!」と作ったのではなく、好きでやりたかったことを大事にしていたら、会社ができていたんです。
●●神原さんの年表1968年生まれ 5人兄弟の長女(下に4人の弟さん!)
18歳 広島から学習院大学入学のために上京
24歳 学習院大学大学院 卒業
25歳 株式会社カプス設立
31歳 長男出産
33歳 株式会社ニューズ・ツー・ユー設立
34歳 株式会社カプスを株式会社ニューズ・ツー・ユーに事業統合
37歳 堀江貴文氏と共著で、「勝つためのインターネットPR術」出版
― 学生の時にはどのような分野を専攻なさっていたんですか?
神原さん:西洋哲学です。どちらかというと文学少女的な部分と、パソコンおたく的なところが、共存していたような学生時代でしたね。だから経営のことなんか全然わからなくてグロービスさんに勉強にいったりもしたんですよ。
― 堀義人さんが代表を勤める、マネジメントスクールですね。
神原さん:はい、そうです。会社を作ってあれよあれよと人数を増やして、その上、好きな仕事は請けるけれど、嫌いな仕事は断る、なんていうことをやっていたものですから…。さすがに不安になりまして、一から経営を勉強するべきだと思って通ったんです。実は、堀さんとは不思議なご縁で、息子同士が保育園が同じなんですよ。最初は全然知らなかったんですが、奥様とはママ友で。「もしかして堀さんの旦那さん、あの堀さん?」ということで、旦那様とも急接近。堀さん経由でビジネス上でもたくさんの人をご紹介いただきました。
― ママ友から発展した人脈なんですね。それはすばらしい。子供ができると仕事の可能性が狭まると考えがちですが、そうじゃないんですね。子供が接着剤になって、それまで知りえなかった人脈ができることも大いにあるんですね。
神原さん:そうそう!そうなんですよ。アンテナさえ立てておけば、あらゆるきっかけで、人脈はひろがります。
― ご結婚のきっかけは?
神原さん:これはあまり言っていないんですが、バツイチ同士のできちゃった結婚です(笑)。相手に過度な期待をするということからはお互いに卒業しているのでとても楽ですね。運良く子供を授かったので、子供ありきの家族ということで、タッグを組んでいるという実感があります。
― ある程度、大人の男性であるということは女性社長の伴侶には必須条件ですね。
神原さん:夫が11歳年上ということもあって、私が仕事をすることに関しても、寛容です。
最初の結婚では、両親と自分達を比べてしまって。母が専業主婦で5人の子供を育てながら、家事も完璧にこなす人なので、自分もそうでなければと意気込んでしまったんですね。今は、どちらも2回目の結婚で、お互いに肩の力が抜けているので、いい意味で「子はかすがい」になっています。
― 期待しないって結婚の成功の秘訣かもしれませんね。
神原さん:家庭と仕事の両立の秘訣ってよく聞かれますが、とにかく家庭ありきです。私の場合、会社を立ち上げてしまっているので、転職はできませんが、仕事は普通、変えられますよね。でも家庭は変えられない。家庭は生活の基本なんですよ。だから両立させるという意識はまったくありません。とにかく家庭という土台があって、仕事ですと。家庭では無理しないんです。
仕事も家庭もがんばってますってよく言うじゃないですか?でも家庭は家族みんなで作るものでしょう?私一人ががんばるものではない。うちの場合、3人でがんばるものなんです。無理せずに。だからお洗濯は、息子担当。お皿洗うのは、パパ。それでいいじゃないですか。
― まったくおっしゃるとおり。実践しています(笑)。背負い込みすぎている女性が多すぎますよね。振ればいいんですよ、もっと役割を。
神原さん:そうそう(笑)。家庭で役割を振れるようになったら、仕事に戻ったときに、仕事を振れるようになりますよ。
振れるようになって初めて、上に立てるわけですから。家庭で家事を抱え込んでしまうと、ビジネスの場でも仕事を抱え込んじゃう。そして両立できなくなっちゃう。
― ワーキングマザーで集まると、手抜き自慢というか、「これだけ私は旦那にやらせている」「子供にこんなことまでやらせている」と、自慢大会になることがあるんですよ。わたしはそれがとても心地いいんです。だって「私はこんなにやっている」というような被害者発想よりも、ずっと健全だと思うんです。家事させ上手は、仕事も上手だと信じているんです。
神原さん:うち、新婚の友達がよく来ますよ。偵察に。
― 旦那さん教育のためにですね。
神原さん:そう!(二人して爆笑)
“あなたあっての私でしょ”と同時に“私あってのあなたでしょ”って思うんです。どちらかが犠牲になるという考え方は、おかしい。私の場合、主人が年上と言うこともあって、ちょっと上のほうから見ていてくれているというのもありますね。結婚して、一緒に子供を育てていく。それも仕事をやりながら、と考えたときに、誰をパートナーに選ぶかということはものすごく重要なことだと思います。
― わかります。本当にパートナー選びによって、女性の仕事環境は大きく変わりますよね。
神原さん:私は選ぶ能力がなかったから、できちゃった結婚だったけど。今にして思えば、「神様ありがとう」です。チームとして、本当に理想的ですから。
― ワーキングマザーは割と、年下も含めて年の離れたパートナーを持つと成功するケースが多いですね。同い年くらいだとついつい張り合ったり、逆に旦那さんを立てなければということがあるような気がします。神原さんの旦那様は、神原さんがこれだけ仕事で輝かれていることに対して、喜んでいらっしゃいますか?
神原さん:彼は一番の支援者ですね。私は31歳で子供を産んでいるんですけど、30代って一番仕事に脂が乗る時期じゃないですか。30代でしかできない働き方がありますよね。そのあたりをとても理解してくれています。それから私は納得しないと踏み出さないという、ちょっととろいところがあるんですが、そういう面をすごく理解してくれますね。悩んでいるときも、ほっといてくれる。そういうコミュニケーションがとれるのは、すごく楽ですね。
― 著書を読ませていただいたり、記事を読ませていただいたりして、神原さんに対して、ものすごいキレ者の女性という印象があったんですね。しっかりした堅い女性という印象が。それが、先日パーティーで出会って、あまりの可愛らしさに驚愕して。
神原さん:天然なところがあるので、写真などはちょっと堅いクールなものを選んでいます(笑)。
― さすがPR会社の社長ですね。でも実際の感じも本当に素敵ですよ。可愛いです。乙部綾子さんとのインタビューの雰囲気が大好きです。
― ところで、出産のときのエピソードなどありますか?
神原さん:出産って人生のなかで、一番不安な経験だと思うんです。受験や就職は失敗が許されるけど、出産は失敗が許されない。母子お互いの命に関わることですから。だからすごく不安になる。出産と出産直後の育児って、本で読むことと全然違うし、個人個人でも全然違う。そのあたりが自分としても勉強になったと思います。
― ワーキングマザースタイルを立ち上げた動機として、もっとワーキングマザーって褒められていいはずなのに、なんか褒めてもらえない、それに納得が行かなくて、「わたしたち、かっこいいじゃん」と言えるサイトを作ろうというのがあるんです。子供も産んで、税金も納めているのに、仕事場では「早く帰ってすみません」、子供には「そばにいてあげられなくて、ごめんね」、お互いの実家に行けば「そろそろいい加減に、やめたらどうなの?」と、言われる。なんで、誰もほめてくれないの?って素朴な疑問としてあるんです。どうして、こんなに肩身が狭いの?と。私たち、かっこいいし、偉いし、すごいし、褒めてよ、と。それに、もっと「働きながら子育てするのは楽しい」っていうことを吹聴しないと、あとから来る人が益々産まなくなると思うんですよね。
神原さん:わたしも「たいへんではない」とは言わないけれど、無理せずできる範囲のことはやれるんじゃないかと思いますね。起業して自分のペースで仕事したい人にとっても、会社勤めしたい人にとっても、環境は整いつつあると思うんです。選択肢は広がりましたよね。私たちのもうちょっと上の世代に比べたら、格段によくなっている。ものすごく私たち恵まれていますよね。
― あ、ほんとそうですね。
神原さん:その点で、地ならししてくださった先輩方に本当に感謝しています。だからこそ、私たちが次のステージに持っていって、後輩の人たちに対して、何か貢献したいと言う思いが強くあるんです。
― おっしゃるとおりですね。私たちの10歳上の方々は、そうは言っても、二者択一。結婚か仕事か、育児か仕事かって選ばざるを得なかったと思うんです。
神原さん:あと私が個人的にアプローチしたいと思っていることは、男の人たちがもっと子育てできる社会環境・情報環境を整えたいなと。うちの会社のことを言うと、女性が多い職場ではあるんですが、子供ができて辞める人が多いんですね。一方、男性は奥さんも働いている人が多いんです。もちろん女性が辞めずにすむ環境作りも大切ですけれど、うちの男性社員の奥さんが、それぞれ子供ができても辞めずに済むようにしたいなと。
うちは「子供を病院に連れて行く」とか「妻の調子が悪い」といって休んだりすること、ウェルカムなんです。家庭を大切にすることに寛容な雰囲気を作っています。大企業だと、「子供の病気で休むなんて」というような状況がありますよね。私はそれはおかしいと思う。奥さんが休めなければ、今度は旦那さんが休むというような、調整を自然にとれるようになるのが理想的だと思います。だから男の人が変わらないといけないし、変化する男の人を許容する環境を社会なり企業なりが作るべきだと思うんです。
私の会社のことを言うと、最初のうちはどうしても平均年齢27歳という若い人中心の構成でした。そうすると、仕事やキャリアプランニングについて、どうしても刹那的な風潮があったんです。それから意識的に40代、50代の、父親であり仕事人であるというようなロールモデル的な人にも入っていただいて。そうすると若い人が、仕事にプラスして生活や人生に対して深く考えるようになり、それが回りまわって、仕事にもいい影響が出るようになってきたんです。父親という役割を自分が担ったときのイメージが持ちやすくなったんだと思います。
― 今、おっしゃっていることは本当に重要なことだと思うんですよね。今、神原さんがおっしゃっていることを、日本のあらゆる男性に聞かせたいと痛切に思いますね。経営者として、すばらしい考え方だと思います。
神原さん:女の人がいくらがんばっても、男の人が変わることに対しては、やっぱり上の立場、経営者だったり、社会だったりが、配慮しないとどうにもならないと思います。そして、今、その段階かなと。女性に、もうこれ以上がんばれというのはナンセンスかなと思っています。
うちの会社の女性もね、働き続けて欲しいんだけど、そこは私がミスをしたんです。
― ミスと言うと?
神原さん:子供を妊娠したときもギリギリまで働いていましたし、出産後も割りとすぐに復帰したり。私自身は無理している実感はまったくなかったんですが、周りはたぶん「私はあんなふうにはできない」と、ちょっと不安に思わせてしまったかなと反省しています。
― ワーキングマザーの社長の会社は、意外とワーキングマザーが育たないとも言われますね。リーダーがどうしてもがんばってしまうから。どうしてもがんばっちゃうし、いいアドレナリンが出ちゃうんですよね。
神原さん:そうなのかもしれませんね。だからというわけではないのですが、男性が奥さんの働き方を尊重できる会社にしようと思っているんですよ。
― それはそれで、本当にすばらしいことだと思います。男の人も早く帰ってくれないと、子供もできませんしね(笑)。
神原さん:大企業、それ以上に古いタイプの中小の企業は変えるのに時間がかかると思います。でもその点、うちみたいなベンチャーが柔軟に対応していければなと考えているんですよ。
― 最後に、ネットPRサービスの一人者として、これからの事業展望について教えてください。
神原さん:今まで自社でメディアを持つと言うことは大変なコストの要ることでしたが、インターネットにより、投資家、社員、消費者に対して、情報を伝えるということが大変容易になってきました。今まで、IR、社内広報、広報、広告と、縦割りになっていた情報組織のまま取り組むと、インターネットの特性を活かしきれなくなるんです。広報と広告の境界線がなくなるわけですし。
情報を提供すれば、情報が入ってくる。情報を提供することの意義はとても大きいのがこの時代だと思います。嘘のない透明性が確保された情報、迅速で新鮮で持続的な情報提供。それを可能にするために、組織自体が情報コンシャスであるように変わっていくことも重要なんだと思います。ですから、News2uもインターネット時代の情報提供を有効にするために、プレスリリース単体はもちろん、情報戦略そのものにコミットしていきたい。そのためのサービスではどこにも負けないつもりですし、これからもそうありたいと思っています。
― 企業と情報というだけでなく、インターネット時代の個人と情報のあり方の示唆もいただいたような気がします。今日は本当にありがとうございました。
一人の働くお母さんというだけでなく、ワーキングマザーが働きやすいようにと、自社の男性社員の働き方を考える。変えて行く。一人の経営者として、本当にすばらしい考え方なのではないかと、心から感動しました。視野の広さ、実行力。同世代の女性リーダーとして誇りに思いますし、小気味良い会話と、可愛らしい笑顔に、すっかりやられました。(村山)
神原さんの著作です。PRを直接担当していない方にこそおすすめの本です。ホリエモンことライブドア堀江社長の率直な物言いも魅力ですし、後半部分の神原さんの著述は、この時代に仕事をする人間にとって、“美味しい”文章が満載です。
これを読むと、ブログを書くことの可能性、情報コンシャスであることの重要性、ステークホルダー(利益当事者)という考え方など、たくさんのこれからの仕事の糧が得られるでしょう。ぜひ、これを読んで、仕事美人かつ情報美人になってください。
神原さんってワーキングマザーだったんですね。とっても意外でした。
「変化する男の人を許容する環境を社会なり企業なりが作るべき」というお言葉、感激しました。男性の育児休業など制度はそろってきましたが、現実的には取得することは見えない壁があって難しいものです。その一方で「女房子供が風邪で寝込んでいるので、今日は休みます」と休暇を取る男性社員は増えてきました。
「女性が働きやすい社会」ということばかりが提言されているように思える日本ですが、男性も育児に本格的に参加できる社会にしていくことが大切ですよね。神原さんの会社が率先して、そんなムードを作っていってくださることを期待しています!
インタビューへのご対応、ありがとうございました。
びっくりー!!
私も先日取材させて頂いたばかりです。送って頂いた著書も今日手元に届き、今まさに新幹線の中で読みながら帰ってきたところ!!「できちゃった再婚」の話までは、私では引き出せませんでしたが(笑)。
日経のセミナーのパネラーとして話されている姿を拝見し、ぜひお話をお聞きしたいな、と思ったのですが、お会いしてみて「やっぱり人の上に立つ女性はかわいらしくなくてはいけない」という以前からの持論にさらに確信を深めました。
かわいらしくありながら、キリリと一本芯の通った強さ。これを両立している方って本当に少ないんですよね。
著書も、分かりやすくとても面白いです。「経営者」とまではいかなくても、ブログやネットを介して何かを発信したい方には本当に役に立つと思います。私も参考にしたいところだらけでした。
神原さん、次回もしお会いできた際には、ぜひ「できちゃった再婚」を中心に、色々お聞かせくださいね☆
インタビューを読んで、ファンになりました! もう、コメントのひとつひとつに大きくうなずいてばかり・・・年末に、元気になれるインタビューをありがとうございました!
神原さんにお子さんがいらっしゃったとはびっくりでした!すごく輝いている方だとずっと思っていましたが。PRって私にとって重要であることはわかりつつも未知の世界なので、すごく憧れます。
素敵なお話、本当にありがとうございました!
目線をどの位置にもおける聡明さが素敵です。
自分の出産休暇のとり方がミスであったと考えられる女性社長って少ないのではないでしょうか。
私の旦那さんの会社は妻が病気だといえば休ませてくれるだろうけれど、子供じゃ無理だろうなぁ。
私も「家庭は家族みんなで作るもの」という言葉に共感・・・と言うか、勇気を分けていただいたような気分です。神原さんの視野の広さに、これからの社会を変えていく力強さを感じました。
前向きな気持ちを持てる、素敵なインタビューをありがとうございました!
以前ご講演をうかがってからのファンです。そのときは、社長さんのお顔を主に拝見したのですが、今回はプライベートなお話も伺えて、ますますファンになりました!
すごく今の自分に参考&励みになる言葉がいっぱいで、読んでいてうれしくなってしまいました。(^^)
神原さんって、とても柔軟な考え方の持ち主であり、それでいて実行力もバツグンで、だからこそ!今のこのような状態になってこれているんだなぁと思いました。
また、家庭は家族みんなで作るものでしょう?私一人ががんばるものではない。という言葉にも大賛成。ともすると、つい一人でがんばってしまいがちだけど、ほんと、みんなで作っていくものですよね。よし、もっともっと子供達にもがんばってもらおうと思ったのでした。(笑)
年末だというのに、テレビでは芸能人カップルの離婚がたてつづけに報道されていますね。どれも、女性側の頑張りすぎが原因なのでは?と感じていたので、「家庭は家族みんなで作るもの、自分一人でがんばるものではない」という神原さんのお言葉に、深くうなづきました。
変化する男の人を許容できる社会・環境が大事だということにも、とても共感します。うちの夫の会社はマイホームパパが多いと聞きますが、それでもまだまだと感じますし・・
昔、私は家庭の仕事を振ることができず、ストレスが溜まる一方でした。(今も上手ではない・・・。)頑張っていないと不安になっちゃうんです。でもその勝手な頑張りは、周りに良い影響は与えないですよね。「家庭は家族みんなで作るもの」と一致団結している方がどんなに良いか。お話、一気に読みました。素敵なお話ありがとうございました。
>チームとして、本当に理想的ですから。
ううむ、最高です。この言葉。おとうさん・おかあさん・こども・・・普通に考えるこの関係、それ以上にタッグを組んで何かを成し遂げるためのチームであるのって素晴らしい♪
先日とあるパーティで初めてお会いしました!ワーキングマザーとして家庭も仕事もどっちも大事にしていて、とってもキュートな方でした♪
家庭があっての自分というところも共感を覚えてます。家庭は旦那と自分と子供や、そのまわりにいるおじいちゃん、おばあちゃんみんなに支えられて作られているんだ、それが自分の居心地のいい場所であって、自分の力の源泉だって思います~。
神原さん、今度じっくりお話させてくださいね!
息子さん、うちの娘と1歳しか違わないのに、お洗濯担当だなんて、エライ!
「家庭は家族みんなで作る」という価値観を共有し、実践してらっしゃるところが、素晴らしいですね。
(うちの夫や子どもは、お客様的なところが多々あり・・・私の啓蒙活動が不十分なのでしょう!)
さらに私ごとですが、うちの母も、掃除をすれば松居一代さん並み。というスーパー主婦なので、いまだに、家のなかのことに関しては、コンプレックスがある私・・・。
自分がニガテなところを克服するのには限界があり(笑)、「家族にも頑張ってもらう」という考え方、頂いちゃおうと思いました。
>家庭で家事を抱え込んでしまうと、ビジネスの場でも仕事を抱え込んじゃう。
慣れてきちゃうと、どんどん自分で片づけてしまうんですね。自分ではよくやっているつもりだけど、周りはそう思っていないかも。
力を入れるところと周りを頼るバランス。私も心がけたいな。
ご長男が2歳のときに会社設立──。
私、何やってるんだろう~???と思いました(笑)。
神原さんはいつ、どこで拝見しても笑顔が本当にすてきですね。ご家庭が円満でしあわせな証拠ですよね。こんなやわらかな笑顔になれるよう、私も頑張らなくちゃ。
最後にらむねさん。内容の濃いインタビューをありがとうございました。