ワーキングマザースタイルを立ち上げてから、たくさんの方から、たくさんのメールをいただいております。その中で多いのが、不妊についての悩み。第一子を授からない、もしくは二人目不妊、さまざまな悩みをいただいております。
ちなみに、わたしは第一子は結婚して3年目に誕生。不妊の時期が2年間あり、そろそろ病院にと思ったら、なかなか生理が来なくて、逆に不安になり、診察してもらうと「おめでたです」と言われました。
2年間の不妊というと、「それほどではないじゃない」といわれたりもするのですが、私は本当に子供が欲しかったので、かなり悩みました。生理が来るたびに、泣きました。
そのころの私の愛読書が、主婦の友 赤ちゃんが欲しいシリーズ。穴があくほど読みました。
第一子の不妊と、第二子の不妊では、事情が違うと思うので、ちょっとまとめます。こういうことは、正直、自分の恥をさらすことでもあるし、読んで不愉快になる方もいらっしゃると思います。
でも、一人でも悩んでいる方と悩みを共有できればと思います。
●第一子のとき
悩んでいたとは言え、病院に行ったりはしませんでした。その頃読んでいた赤ちゃんが欲しいによると、病院に行くには、生理の直後がいいということで、そのタイミングを2、3ヶ月待っていました。
冷え性だったので、体を、特に下半身の冷えには気をつけていました。
旦那とは、その頃はまだ深くその問題について話し合うことはありませんでした。ただ、「2人で生きるのもいいね」とは話していました。あのまま子供に恵まれなかったら、特に治療もせずに、2人だけの生活をしていたかもしれません。今にして思えば、タイムマシンに乗ってでも「絶対にとことん子作りしなさい」と、こんこんと自分を説き伏せたでしょう。
おめでたです、と言われた日のことは、一生忘れないでしょう。あの日に出前でとったお寿司がわたしの人生のなかで、もっとも美味しい食事です。
仕事のタイミングとしては、壁にぶつかっていたときでもあるので、こういうことを書くのもあまりいいことではないと思いますが、願ったりかなったりのタイミングでした。
●2人目不妊
長女を授かって、2年目に引越し・転職・激務と環境がかなり厳しくなりました。2人目がほしいとずっと思っていますが、なかなか授かりません。
婦人科にも行きましたが、特に異常は見つかりません。
原因は、一人目のときもそうだったのですが、仕事で疲れているとなかなか子作りが難しいというのが、主原因。実は、主原因は、わたしなのです。
婦人体温計も買いました。(私が持っているのはこの前の機種ですが、最新機種は、暗いところでも測れるようです。そのほうが絶対に便利だと思います)
排卵検査薬も定期的に買っています。(わたし、なかなか色の差がわからない・・・)
マカも飲んでいます。(これは妊娠するしないは別として、生理不順がずいぶん楽になりました)
この3つは不妊三種の神器と、勝手に呼んでいます。ちなみに、これももっていますが、私には見分けがつかなかった。
でも、でも・・・(以下略)
本当に子作り!をするべきなのか、自然に任せるべきなのか。「自然に任せていては、なかなか妊娠するのは難しいな。でも、子作り!と気合を入れたくないな」そんな逡巡の中で、なんとなくタイミングを逸してきた、この8年間。
今年は、もうラストチャンスかな?と思っています。「欲しいけど、一人でもいいかな?」と、ソルトレークオリンピックの頃も思っていたような気がします。
仕事のタイミングとしては、サラリーマンを辞めた今、妊娠より重視されるものは何もないと思っています。でも、サラリーマンであれば、タイミングは本当に難しいと思いますね。会社員のワーキングマザーは、2人目・3人目を産みやすいように、ワーキングマザー自身はもちろん、それ以上に、その職場や同僚の人を支える仕組みが欲しいと思います。周りが心から喜べるような仕組みが。
不妊治療の金銭負担への助成が検討されていますし、自治体では一部助成が始まったところもありますが、国レベルでは、まだまだ。保険の完全適用を一日でも早く、実現して欲しいです。子供がほしいと努力している人に、どうして手が差し伸べられないのでしょうか?金銭負担、休むことへのまわりの理解、土日診療。さまざまなことが実現されるといいと思います。
ああ、赤ちゃんがまた産みたい。あの柔らかい感触。そして自分が生き物であることを真から実感するあの時間。
治療か、自然か。その2つの選択肢のなかで、揺れ動く今日この頃です。
厳しい言い方かもしれませんが、原因も対処方法もはっきりしているのではないですか?
排卵日の付近だけでも、仕事の量を調節したり疲れてても努力はできるでしょう。原因が自分ってわかっているのなら。
自分ではどうしようもない部分に原因を抱えてる私からすると、悩みというより怠慢に見えます。
私の場合は、阪神大震災で被災し、体がビックリして排卵がとまってしまった時期があるので、自分では如何ともしがたい経験もしました。
その後1人娘には恵まれていますが。
とあるところで知ったサイトです。
http://www.akanbou.com/
「妊娠しやすいカラダづくり」
運営者の細川さんは、かなり冷静にアドバイスをしてくれます。オススメのサイトですよ。
赤ちゃんが欲しい・・・でも「作る」のか?それとも「授かるものなのか?」・・・らむねさんの揺れる気持ち、わかるような気がしています。実は私も同じような気持ちだったから。欲しいけど、行為におよべない・・・なんでだろう。私自身も一人でつぶやいていました。今も正直、3人目は・・・難しいです。
>あの柔らかい感触。そして自分が生き物であることを真から実感するあの時間。
これは、タイムリミットが迫ってくるにつれ「本当に、あれをもう体験しなくていいのか?」と、私も自問自答しています。
いろいろご意見ありがとうございます。
>匿名さん
おっしゃるとおりかもしれませんね。怠慢といわれて、どきっとしましたが、私自身に対して言っていることと結構ちかいかも。
>雨花火さん
すてきなサイト教えてくださってありがとうございます。こういうサイトで救われるひとがたくさんいると思います。
>komaruさん
揺れている気持ちあるんですよね。なんていうか、ロマンチストというか。やっぱり授かりたいというか。
>葉山さん
葉山さんの口からタイムリミットという言葉がでるとは・・・。まだ、葉山さんは時間がたっぷりあるじゃないですかぁ。