防犯絵本『白いおばけのスー』新学期スタート。
保育園や幼稚園だと送り迎えは親がするし、未就学児がひとりで公園に遊びに行ったりすることは、あまりないので、防犯上の心配は、まだ少ないはず(「サザエさん」のタラちゃんは、ひとりで三輪車に乗って公園に行く3歳児ですが、いま現実の世界では、ありえないですよね~)。

『白いおばけのスー』(駒草出版、1400円)
お子さんが小学生になると、学校の行き帰りや、放課後のお友達との交流、塾や習い事など、子供が自分の判断で、危険から身を守らなければいけない場面が増え、心配が絶えないことと思います。
小学生がマンションから突き落とされた事件では、犯人が「自分より弱い、子供や女性を狙った」と供述しています。「ひとりで下校する子供」がもっとも事件に巻き込まれやすい、といわれますが、集団下校しても、途中で友達と道が分かれて、家まで数分間はひとり。でも、毎日子供を迎えに行けるのか? というと、仕事をしていると無理・・・。あぁ頭が痛いです。
今日からできる自衛策の一つとして、子供自身にも防犯の知識をつけさせたい・・・と思っている方におすすめしたいのが、防犯絵本『白いおばけのスー』です。
作者は、元保育士で、大阪・心斎橋での自作ポストカードの露天販売をきっかけに人気を集め、アーティストとして絵本の出版や個展の開催などで活躍中のHILOKOさん。
おばけのスーは、「おばけの学校」に通っています。
そこでは、国語や算数や体育のかわりに「人をこわがらせること」や、自分の体を自由に変える勉強をします。
・・・という導入部を読むと、ん? どこが防犯絵本なの? という感じですが、きっとそこが、子供にとっては魅力。うちの5歳児も、気に入って、何度も何度も読んでいました。
スーにとっては、人の「キャー」という悲鳴がごはん。でも、スー自身がこわがりで、なかなか「キャー」を聞くことができず、ピンチにおちいります。
スーは学校で「人間の子供はだましやすい」と習ったことを思い出し、子供をだまそうと隠れていると、そこに悪い大人が現れて・・・。
ストーリーに引き込まれながら、知らず知らず、安全の知識が頭にインプットされるように、うまくできています。
絵本の巻末には、スーの大好物「キャーケーキ」のレシピも掲載されていて、読み終えたあと、これを作ったり食べながら、絵本の内容の復習をするのも、いいかも。また、保護者用の別冊もついていて、子供の通学路を把握するための「通学路マップ」の作り方も載っています。
親子で楽しく、防犯レッスンができそうです。
『白いおばけのスー』 (さく・え HILOKO、駒草出版、1500円)
※幼稚園児から小学校低学年児の子供を持つセコムの社員による「子を持つ親の安全委員会」が「安全のプロ」かつ「親」という両方の立場で監修しています。
・白いおばけのスー 公式ファンページ
・アマゾンで買う
・楽天ブックスで買う
◆追記(4月30日)
この本を3冊、プレゼントできることになりました。こちらのページから、ぜひご応募ください!
これは新聞などでも話題になっていますね。とても関心があります。買って読もうかな。
自身のブログで「防犯絵本」について、エントリーしました。こちらの記事にリンク、トラックバックさせていただきましたので、ご連絡まで。