★子どもの性教育&安全教育の第一人者、北沢杏子さんのインタビューはこちらから。(2004.7.14追記)
最近、仕事で性教育のことについて調べる機会があり、小学校3年生(9才)迄には具体的な性教育が必要ということを聞いて、「うちの子もそろそろかな」と、ちょっと悩んでいます。
絵本も海外の翻訳ものなど色々なと出版されていますが、あまりインパクトがあるのもどうかな(^^;・・・と、どれを購入してよいか迷っているところに、ちょうどよい本がありました。
この大葉ナナコさんの『いのちはどこからきたの?』は、基本的には親向けの本なのですが、巻末に親子で読めるちょっとした絵本がついているのです。
「誕生のしくみ」をロマンチックに伝え、「自分が大好き」な自尊感情あふれる子を育むという点で、オリジナリティー溢れる性教育の本となっています。
これまで子どもたちに、「赤ちゃんはどこから生まれてくるの?」と聞かれても、曖昧な答えしかできませんでしたが、この絵本を見せたら、とても喜んでいました。
子どもたちが一番興味を持ったのは、赤ちゃんがお腹から出てくる時、「自分であたまの骨を動かして小さくなり、くるくる回りながら生まれてきた」という話。
「私もそうだったの?赤ちゃんってすごい!」と目をキラキラさせていました。
「お母さんは赤ちゃんが出てくるとき、痛いんでしょ?」という質問にも、「子供が産まれてくる喜びを考えたら、痛さなんて吹きとんじゃうよ」と答えておきました。
子どもたちも、「自分もたくさん子供を持ちたい」と思ってくれたようです。
それ以上の具体的なこと(かなり言いづらい(^^;)はまだ言うチャンスがないけれど、今度、聞かれたら、思い切りロマンチックに聞かせてあげてもいいなと思います。
(ちなみに、この絵本では、カブト虫を例にしていていたので、内心ホッとしました)
みなさんのオススメの方法はありますか?
ちなみに、みうらじゅんさんのヒット作『正しい保健体育』では、「性は「恥ずかしい」という文化があるからこそ、若者は幻想(妄想?)を持ちがんばれる」という記述もありますが、本当のところ、どうなんでしょう?