非常食でない非常食12年前震災が起こった日午後になって、普段なら車で10分のところに住む母が会社の人と二人で(父は出張中でした)我が家にたどり着いて、ここで初めてお互いの無事を確認しました。
とりあえず、命と家の無事を確認した私たちが次に考えたのは、食糧確保でした。
震災や災害などまったく想定していなかった私たちが思いついたのは、米。
近所の商店に行き、10キロの米を売ってもらいました。
でも、米を食べるには、水と電気か火が必要なんですよね。
結局この米は、インフラが回復するまで役に立つことはありませんでした。
逆に、とっても助かったのは、冷凍庫に保存してあった食品たち。
まずはパン。
神戸はおいしいベーカリーが多いのですが、当時子供たちが小さくて、毎日は焼きたてのパンを買いにいけないので、お気に入りのベーカリーに行ったときには余分に買って冷凍保存していたのです。
初日の夕食は、そのパンでした。
下の子はまだ0歳だったので、離乳食を食べていました。
これも、いつも作るときには多めに作って冷凍保存していたので、彼を飢えさせずにすみました。
震災では電気も止まるので冷蔵庫も冷えないわけですが、阪神淡路大震災は冬だったこともあり、無駄に開け閉めしなければ、3日間くらいは中のものも大丈夫です。
私の体験では、一番貴重なのは水。
火はカセットコンロなど、とりあえずは割と何とかなります。
電気は一番に復旧したので、家がある程度大丈夫なら電子レンジや、ホットプレートが使える可能性が高いです。
だから非常食は水を使わずに食べられるものを、と思っています。
缶詰なども一時期準備していましたが、やはりほとんど賞味期限切れになってしまって、今はツナ缶など、普段も使うものに限定しています。
そこで我が家の場合
1、あなたの家での非常食とは?
普段から食べるもので、多めにつくったもの、多めに買っておいたものの冷凍保存。
2何種類くらいどんなものを備えてていますか?
○炊いたご飯を一膳分ずつラップに包んで冷凍保存
○おいしいベーカリーのパンを買ってきて冷凍保存
○ロールキャベツ、肉じゃが、ミートソースなどいつも少し多めに作って小分けにして冷凍保存
○普段使う食品や果物は常に家にあるようにする。
3消費期限がきたらどうしますか?
ご飯は、子供が小腹がすいたときにおにぎりにしたり、チャーハンに使ったり。
逆に冷凍庫にご飯のストックがないと落ち着かないので、少なくなってきたら多めにご飯を炊いて、ストックを増やします。
おかずのストックは子供のお弁当に大活躍。
パンもおいしく食べては、また新たにストックしています。
とにかく普段も使うものにしておけば、賞味期限が来てもほったらかし、ということはないので管理しやすいです。
忙しいときにも、ご飯やおかずのストックは重宝するので、WMには一石二鳥。
冷凍庫がいつもいっぱいなのは悩みなのですが。
日本全体が沈没していなければ3日たてば、救援物資は到着します。
避難所などに避難しなくてはいけない場合、持ち出さないといけない大切なものはきっとたくさんあって、食料ばかりそうもっていけないのではないでしょか。
また救援物資は避難所から届き始めるので、私は非常持ち出し用には食料は特別には用意していません。そのときにあるものを持っていくつもりでいます。
離乳食など、特別なものは手に入りにくいし、小さい子供はこういうときこそ少しでも食べなれた味のほうが安心します。
子供が食べるものを中心に普段食べているものをストックするのが現実的ではないでしょうか。
りこさん、多分初めてコメントさせていただきます。
体験に基づいたアドバイス、とてもとても参考になりました。
災害対策って特別なものと思いがちですが、普段の生活の延長でいいんですね。
我が家は水の確保ができていないので、早いうちにストックしたいと思います。
すごい!!思わずプリントアウトしました。体験に基づいていらして、すばらしいです。
職場のみんなにも教えたいです。
lemonさんも書かれているように、実体験に基づいたお話で、なにもかも納得です。この時期になると考えることなので、とっても役に立ちました。日ごろ、冷蔵庫に何も無い方が好きな私ですが、ちょっと目線を変えてみよう!
りこさん
すばらしいです!その場に直面してみないとわからないって事よくありますよね。震災を経験されたりこさんの記事、とっても参考になります。いつものものを少し多めに冷凍・・・とても参考になります!ご飯を一膳ずつ冷凍。あったまいい~!パンも冷凍。考えもしませんでした!
「非常食でない非常食」・・・目からウロコです。
私もりこさんほどひどい状況ではありませんでしたが、12年前、被災しました。当時私は一人暮らしでしたが、買い置きのパンがあったのと、冷蔵庫に入っていた残り物で翌日までおなかをすかせることなく過ごせました。(翌日は大阪市内に疎開しました)
りこさんが書いていらっしゃるように、普段食べる物が余分目にあれば、特に非常食を用意しなくてもいいのかも知れません。
逆に私の友人宅(夫婦+息子)は買い置き・食べ残しをしない家庭で、震災当日、ポッキー1箱しかなかったそうです。「ある程度の買い置きは大事だ」と後から語っていましたよ。
体験者にしか語れない、素晴らしい記事ですね!
私も今回のテーマのエントリーを書いたのですがアップするのがちょっと恥ずかしくなってきました。
下の子が0歳のときに震災に合われたなんて、本当に大変だったと思います。
私も、冷凍庫パンパンにしようと思います。(いや、いつも惰性でパンパンかも。。)
我が家の冷凍庫も常にいっぱいです・・・が、当然ながら非常食を意識しての事ではなく、単に手抜きが目的だったりします。(手をかけられる時に多めに作って冷凍保存、手抜きしたい時に利用、の繰り返し)非常食として用意しているものはお水程度でしたので、日頃の行いが防災対策にも役立つ事を知り、ちょっぴり気持ちが楽になりました。
とても参考になるエントリーをありがとうございました!
阪神大震災は、冬なので冷蔵庫の食べ物が日持ちしたんでしょうけど 夏場なら冷蔵庫の中も何時間かで駄目になります。
ライフラインも3日で回復したとお書きになってますけど 1部の地域で回復はしたでしょうけど3日以上かかったとマスコミでも報道してたことを覚えてます。
2年前の7月の夕方4時半ごろ東京で買い物してるときに上からいろいろな物が落ちてきたときは、びっつくりでした。
阪神のときもそうでしたけど 2年前の7月のときも近いうちに 地震があるようなので注意と いう人もいました。
神戸に住んでる知り合いも 地震があるからと電話かけてきた人がいて なんて馬鹿なことを言われるんですかと言ってたら とんでもないだったと言ってました。
その方も 水は、家族全員の入浴がすんだら掃除して水を入れてたし 朝はパンだけど近所のパン屋さんがたまたま 間違えて余分に届けてあったので 冬場だから2~3日は、大丈夫だからいいさと思ってたときの震災だったと言ってました。
お風呂の水は、トイレに使ったりで1番 ためになったといってました。
私は、非常食の缶詰や缶パン 水と保温用の布は、いつも買い非常食は賞味期限にちかくなると以前は、ホームレスに上げたり 山歩きのときに持っていきましたけど 今は、忙しいので廃棄してます。
東京でも昨年の夏は、クレーンがぶつかり電気が停電して 電車が止まったりがありました。
私は、何があってもいいように 時間に余裕を持って仕事に行きますので遅刻することなく仕事場にいきました。
何かあるを 想定して行動できたら1番ベストだと思います。
非常食の準備ばかりを考えていましたが、「普段食べているものをストックする」には、目から鱗でした。とても役立つ体験談をありがとうございます(12年前のことを思い出すのはつらいでしょうに)。
私、冷蔵庫がガラガラだと快感を覚える方ですし、ストックも必要最低限しか持たないことにしているのですが、これからは納得してもう少し備蓄できそうです。
早速、我が家の非常食の賞味期限を確認してこようと思います・・震災のこと、防災のこと、子どもたちと話しながら食べちゃおうかな。
ぴよよんさん、はじめまして。
私はしまい忘れ名人でもあるので、防災も普段の生活の延長でないと、いざというときに結局役に立たない、なんてことになってしまうんです。
水は是非確保してくださいね。
lemonさんコメントありがとうございます。
体験して初めて気づくことって結構ありますよね。
普段からできることからはじめてみてくださいね。
hiromiさん
私も冷蔵庫がすっきりしてるほうが、節電にもなって気持ちいいのですが、震災後はついいろいろ溜め込んでいます。
こむぎさん
冷凍ご飯はとっても便利ですよ。
パンも焼きたてがさめたところで冷凍すると、半解凍でトーストしたり、自然解凍すれば焼きたての風味です。
私は次の日の朝に食べない分は即冷凍しています。
かほるさん
震災のとき一人暮らしはとっても心細かったと思います。
疎開生活も不自由ですよね。
もう12年たつんですね。
まおさん
まおさん地の冷凍庫もいっぱいですか!
私も時間のあるときに作ってないときに使っています。
普段の生活の延長が防災につながるのが、無理なく続けられるのでいいのでは、と思っています。
はなさん
阪神淡路大震災が夏だったらまたいろいろなことが違ったでしょうね。
夏でも冷凍庫の中なら命をつなぐ程度には持つと思いますよ。
それとライフラインは決して3日では回復しません。
救援物資は3日たてばたいていは届き始めるので、必要最低限の食糧備蓄のめどは3日分ですと、毎年神戸では震災の日が近くなると新聞などの記事に毎日のように書かれています。
本当にあっという間の12年だったと感じます。
昨日は小学校で授業参観の後、避難訓練と引き取り訓練がありました。
りこさんの非常食でない非常食はとてもいい考えだと思います。
非常食らしい物を用意していて、定期的に点検してその日は非常食を食べて新しいのを補充するという考えを聞いた事もあります。
その時もなるほどなーと思いました。
電気、ガス、水道が使えない生活は本当に大変でしたよね。
幸い我が家は電気と水道の復旧は早かったです。
ガスが2ヶ月以上かかりました。
小さい子供二人をかかえては食事やお風呂など本当に大変だったので、半月後に夫を残して実家へ帰っておりました。辛かったです。
二度と体験したくない事ですね。
なるほどです!。
我が家は家族が多いのでどうしても食材を溜めて置かないと不安で冷凍保存しているものって割と多いほうでした。
もう1つ考えて、保存方法を工夫してみようって思いました。
本当に素晴らしい記事ですね!まさに非常食にふさわしい。
うちはダンナがものすごく慎重で、数年前までは定期的に揃えていましたが、気づけば子供が生まれてからそこまで意識が回らず、この前ふと見たら、全て2年以上賞味期限切れ・・・。
そういう買い方ではなく、日頃にも使える物をストックしていけば良いんですね。早速この記事をダンナに読ませ、準備したいと思います!
ちゅうりっぷさん、こんにちは
ちゅうりっぷさんのところも大変でしたね。
ご主人を残してご実家に避難されたんですね。
生活も不自由だし、ご主人のことも心配で、大変だったと思います。
本当に二度と体験したくないですね。
薫子さん、小さいお子さんがいる方は特に普段の食べ物が少しでもあると、災害時に少しでも安心できるので、ストックしておくといいと思います。
小梅さん
お子さんがいるからこそ、是非備えてくださいね。
旦那さんの手腕に期待してます。