忙しいワーキングマザーにとって、煮込み料理は平日には煮込む時間が取れなくて敬遠しがちではないでしょうか?
煮込み時間がせいぜい合計20分くらいで、ビーフシチューでも、牛すね肉の赤ワイン煮込みでも豚の角煮でもおいしくとろけるようにできてしまう方法があるんです。
用意するものは、いつもどおりの材料と道具にあとは、バスタオル。
前の晩にお鍋に材料を入れて、肉類の中まで火が通るまで煮ます。
灰汁を引いたりしておいて、ここで火を止めます。あとは
すぐにおなべごとバスタオルできっちりくるんでおいて置くだけ。
味は温度が下がっていくときに食材の中にしみこんでいきます。
これがゆっくりであればあるほど、じわじわしみこんでいくのです。
バスタオルの前にもう一重新聞紙などでくるむとさらに効果抜群。
あとは朝、時間があればもう一回おなべを火にかけて煮立たせて、またバスタオルにくるんでお仕事へ。
豚の角煮などは温めなおす前に固まった油を取り除いておくと上品に仕上がります。
晩御飯の時にはとろみや水分の調節程度に温めなおすだけです。
火をあまり使わないので経済的だし焦げる心配もなし。
火にかける時間が少ない分、水分があまり蒸発しないので、いつもより最初から水分を少なめにしておくのがおいしくできるコツです。
煮込みが得意な素敵なおなべを持っておられる方はさらに一段と、持っておられない方は、素敵なおなべで作るとこういうふうにおいしくできるんだと納得されること間違いなしです。
我が家では肉じゃがも、カレーもおでんもこうやって作ります。
ぜひ一度お試しあれ。
りこさん
これいいアイデアですね!私はシャトルシェフを使っているんですが「8時間以上は入れっぱなしにしないでください。」という注意書きがあるんです。たぶん保温力が高いから、それ以上入れておくと腐敗してしまうんだと思います。でもこれなら、徐々に温度が下がっていくので心配ありませんね!しかも下がって行く時に味がしみこむなんて!すばらしい。
>豚の角煮などは温めなおす前に固まった油を取り除いておくと上品に仕上がります。
固まった油の取り除き方。以前、テレビの裏ワザ番組で見たんですが、固まった油の上にラップをのせて、手で軽く押さえて密着させます。そのあとラップをはがすと、ラップにべっとり油がくっついて来てきれいに取れます!このまま火にかけていたら、この油も全部食べちゃってたのね~と、ぞっとするほどよく取れます。
りこさん、ぜひ試してみてくださいね!
こむぎさん、
油のとり方、教えていただいてありがとう。
いつもお箸でつついたり、スプーンですくったりしていました。
保温調理、野菜の甘みが引き出されておいしく仕上がるので是非試してみてくださいね。