ワーキングマザースタイル南仏プロヴァンスでの春休み~子連れ編~




2007年05月11日

南仏プロヴァンスでの春休み~子連れ編~

Posted by 津田実穂

 日本で春休みが終わる頃、パリでは春休みが始まりました。ちなみに1ヵ月前の3月初旬に第二の冬休みが終わったばかり。また休み???という感じなのですが。
 春風に誘われて、南仏のプロヴァンスに5日間のプチバカンス(フランスでは5日の旅行はとても短いです。ロングバカンスは1ヶ月以上。)の旅に行って来ました。
 見どころと、子連れでフランスを旅するテクニックを書きたいと思います。
 

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 出発前日に大トラブルが起きて、出発時間が5時間以上遅れるなんてこともありましたが、なんとか無事出発。
 田舎の観光なんて子どもがもつかどうかが行く前の一番の不安でしたが、意外と子ども達は南仏の美しい景色や街並みに大喜びで、とても楽しんでいました。
 春の南仏プロヴァンスは、桜の花や菜の花などたくさんの花が咲き乱れいて、とても美しかったです。
 
■南仏プロヴァンスの12か月
  南仏プロヴァンスと一口に言っても広いですが、今回はピーターメイルの「南仏プロヴァンスの12か月」に影響されて、ボニュー(Bonnieux)、メネルブ、ゴルド(Gordes)、ルシヨン(Roussillon)、ラコスト(Lacoste)といった、リュベロン国立公園内の村を中心に周りました。
 この本をガイドブック代わりにしたと言っても過言ではないでしょう。20年近く前に出版された本ですが、わりと具体的な地名がたくさん出てくるので、お役立ち度は高かったです。
 この本に出てくるレストランにも行きました。ガイドブックにも載ってない小さなビュウという村に行き、「南仏プロヴァンスの12ヶ月」の中で何度となく出てくる、馬の好きなモーリスがやっているレストラン、オーベルジュ・デラ・ルーベ(Auberge de la Loube)でお食事をしました。モーリスさんご本人もご健在で、子ども達を大変かわいがってくださり、たくさん写真を撮ってくれました。食後はモーリスさんの自慢の馬を見ながら庭(というか荒野)で子ども達もご機嫌で遊びました。

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■美しい港町カシ(Cassis )
 1日だけ、リュベロンを離れて海沿いの街、カシにも行きました。
 南仏は海が近いです。カシの街はとても素敵な港町で、海もとてもきれいです。入り江(カランク)を周る船のツアーは子どもにも好評でした。また、ブイヤベースもとても美味しかったです。南仏へ行かれる際はとてもオススメの街です。
 

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さて、フランス国内旅行の経験も多くなってきたので、子連れ旅行のポイントをまとめます。

 ■子連れで旅するポイント

・宿泊は1箇所に
南仏は広いですが、子連れで宿泊先を転々とするのは大変。私達は今回、エクサンプロヴァンスの郊外に宿をとりました。他にもアヴィニヨン、マルセイユ等、TGVの止まる大きな駅を拠点にすると良いと思います。

・宿泊先は絶対に、アパートメントホテルがオススメ。
 フランスは基本的にレストランに子連れはNG。美味しいお惣菜もいっぱい売っているので、多少調理が出来たり電子レンジのあったりご飯を食べる場所や食器のあるアパートメントホテルの方が絶対いいです。子連れは食事難民になりやすいです。

・食事はテイクアウトがオススメ
フランスの地方のレストランは、子連れにいい顔しない上に、食事が出てくるのや会計が来るのがとてつもなく遅くランチに2,3時間かかるのは当たり前なので、テイクアウトものの方がストレスは少ないでしょう。気候がよければ、外で食べるのはとても気持ちがいいです。でも、地方のレストランは店に味があっていいので、たまにはこれらを覚悟の上で食べに行くのも良いかもしれません。

・ツアーよりもレンタカー
子連れの場合、子どものペースに合わせたいもの。大人のペースで進むツアーより、レンタカー等を借りて時間に縛られずに行動する方がストレスがないでしょう。ちなみに私達はパリから運転しました。800kmの運転は大変でしたが、トラブルが発生しても時間調整しなくて済んだのでまぁよかったです。

・なるべく屋外を観光
 屋内は子どもがもたない、と判断して屋内観光は一切しませんでした。大聖堂はパリので十分。セザンヌの家もどうせ作品はないんだし。南仏の見どころは、美しい自然と町並みにあるとも思うので、思い切って屋内はなしにしても、十分楽しめました。

・欲張らず、1日に2,3箇所におさえる
 行きたいところはたくさんありましたが、子どもが楽しそうに遊んでいるところを「さぁ、行くよ!」と遮りたくなかったので、結局1日2,3個の村しか周れませんでした。でも、ゆったりとした時間も南仏の魅力のひとつ。無理してたくさんの観光スポットを周るよりは、プロヴァンスタイムを楽しみましょう。

・プチトランを活用しよう!
比較的大きな都市にはたいてあるプチトラン(機関車の形のおもちゃみたいな列車。タイヤで、バス路線を走ります。)はオススメ。子どもの乗り物だとあなどるなかれ。子どもはもちろん大喜びだし実は、観光ポイントを周ってくれるので、大人も効率よく観光を楽しめます。


 帰ってから思い出しました。南仏に行きたいと一番最初に思ったのは大好きなゴッホの世界を見たかったからだったのに。アルルもゴッホゆかりの地にも立ち寄らなかったけれど、これはこれで、子ども優先でもとても満足な5日間でした。






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コメント

「南仏プロヴァンスの12ヶ月」
私、この本を会社を退社する前入院した時に、同じ女子寮の友人に、「これでも読んでゆっくりすごしなさい」と渡された思い出の本です。

「感激」ですっ。

Posted by: 薫子 at 2007年05月11日 13:30

最近すっかりフランスになれて楽しんでますね。
季節もよいし、プロバンスはほんとうに写真で見るだけでもきれいですね。あこがれます。
いつか一度ゆったり旅をしてみたいな。

Posted by: リオ at 2007年05月12日 01:20

素敵な南仏の写真を久しぶりに見ました。
この時期は、お花畑が綺麗ですねー。
フランスは、その場所により魅力的かつ個性豊かな村があったりもします。南仏は空が青く・高いと感じますね。
陽気な人が多いのも納得します。

Posted by: トコモ at 2007年05月17日 23:04

薫子さん
「南仏プロヴァンスの12ヶ月」、ゆっくりしたいときにはいいですよね~。忙しいときには「こんなノンビリしてられるかっ」とか思っちゃうんですけど。

リオへ
いや~、なかなか慣れるのは難しいです。
リオなら、超素敵な写真をた~っくさん撮れると思うわっ。本当に素敵なところでした。

トコモさん
わー、こちらまで来てくださってありがとうございます!(しかもコメントバックめちゃくちゃ遅くて)場所によってかなり村の魅力も違うのですね。いろいろな村に行きたいと思いつつ、子どもがそこそこ喜ぶ場所にしかきっといかないだろうな。。。。

Posted by: みほっち at 2007年05月28日 02:03

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