ワーキングマザースタイル一瞬の風になれ




2007年05月31日

一瞬の風になれ

Posted by 湯河原こむぎ

f30blog01535.jpg
三月に「風が強く吹いている」という本の記事をUPしました。箱根駅伝の本です。その時に、らむねさんがコメント欄に「一瞬の風になれ、もすごく売れているし、今、走るって文壇でブームですね。」と書いてくださいました。その時から「その本、知ってる!今話題だよね~。読みたいな~、でも3巻だし・・・」と迷っていたのですが、ついに読みました。読む前は「2ヶ月くらいかかっちゃうかも・・・(∨∨)」と思いましたが、読む時間さえ取れれば一気に読んでしまいそうなほど、没頭してしまいました。
一瞬の風になれ 第一部  --イチニツイテ--一瞬の風になれ 第二部一瞬の風になれ 第三部 -ドン-
1.2.3巻からなるこの小説。一番上の写真のように「1.イチニツイテ」「2.ヨウイ」「3.ドン」になっています。これは神谷新二と言う高校生の男の子が主人公の陸上小説です。1が一年生、2が二年生、3が三年生の時と思って読んでください。

おおまかなあらすじは・・・
新二には、健ちゃんというお兄さんがいる。小さい時から兄弟でサッカーをやって来た。父母もサッカー大好きの「サッカー家族」である。兄の健ちゃんはサッカーのセンスも技術も抜群で花形選手。だけど新二は、どうも今一歩。大会の時は緊張してトイレ通い。なかなかゴールも決められない。このままサッカーを続けても自分は大成しないのではないか。健ちゃんのようにはなれないのでは?
父母の反対を押し切って、公立高校に入学。サッカー部には入らなかった。新二の親友で、美しい天才スプリンター・連と共に陸上部に入り、初めて陸上を経験する・・・という感じ。

主人公の高校は神奈川県にあり、陸上の大会で行く競技場や、駅名などが、神奈川在住の私にとっては、ひとつひとつがとても身近に感じ、現実味を帯びています。口語体で書かれた文章は、まさしくイマドキの男の子そのもの。でもでも、彼らのひたむきで純粋で力強い情熱がびしびし伝わって来ます。特に新二の「気持ち」には何度も泣かされました。兄への想い、友への想い、勝利への想い、師への想い、後輩への想い・・・。新二はとても素直でまっすぐ。そして驕りたかぶる事もないとても謙虚な子。逆に言えば、あまり自分に自信がない。うーん、自分のすごさ、可能性にまったく気づいていない。そのビギナー新二が、一つ一つのレースを大切にしながら、陸上も気持ちも体も成長して行くお話しです。

特にリレーの描写には、ドキドキ!文字でこんなに興奮する事って、滅多にありません。「風が強く吹いている」が「襷(たすき)」なら、こちらは「バトン」です。綿々と受け継がれて行く部員の情熱、「物事をあきらめない」と言う気持ち。子どもにも絶対に読ませたい、優れた本です。みなさまもぜひ!



2008.1.4追記
「一瞬の風になれ」がドラマ化されます!
2008.2.25~28日 23時より フジテレビ 4夜連続放送
主演・内 博貴
とっても楽しみですね!


しゃべれどもしゃべれども
この本を書いているのは佐藤多佳子さんと言う方。私とほぼ同年代です。最近公開された国分太一さん主演の「しゃべれどもしゃべれども」と言う映画の原作もこの方の作品です。私は、今日、この本を買って来ました。







●この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

blank_space


コメント

見るチャンネルを探していた時に、飛び込んできた言葉があって。それは「上を目指さねぇのかよ!」って言葉だった。時間が経ってしまったから、違う言葉になってしまったかもしれないけど、とにかく、とにかくドキッとして涙が出てきた・・・。私の後悔の源をズサッと刺されてしまった。だから読みたくなっちゃった「一瞬の風になれ」。
ドラマはその一瞬しか見ていないから、まっさらな気持ちで読もうと思いま~す!

Posted by: ひろみ at 2008年03月02日 22:41

ひろみさん
いい言葉でしたよね!私も泣いちゃいました。

映画でも、原作があるものは「お話をはしょっている」感は必ずつきまといます。本が1冊でも、そう思うので、原作が3冊のこのドラマは、やはり「そう来るか~」って感じになっていました。最後にも「原作を元にしてドラマ的脚色をしています。」みたいな注意書きが出ていました。

ドラマ、よかったし、かなり泣いちゃったのですが、やはり、「原作とは別物だ」と思いました。本の通りに納得できる作りにするなら、やっぱり1クール(3ヶ月)の連ドラじゃないとだめだよなあ。

最終話の時、本にはそういうシーンがなかったと思うのですが(あやふや・・)、新二の最後のレースの前に、静かな廊下で、新二と健ちゃん(兄)が語り合うシーンがあるのです。その二人の語り合った内容もすごくよかったし(新二は「健ちゃんには勝てない」とコンプレックスを持っていたんだけど、実は、健ちゃんも「走ることは新二に勝てない」って思っていた。)、演じている内君と錦戸君の強い友情を思って、二つが重なってかなーり泣けました。

この「一瞬の風になれ」の制作記者会見(?)の時に内君が、あの事件以来つらい事が多かったけど、メンバーやファンの声援に元気づけられた。特に錦戸君が気にしてくれた・・・というような事を言っていたので、それも重なって泣いちゃいました。・・・ジャニーズ好きな私・・・。

Posted by: こむぎ at 2008年03月03日 01:15

blank_space
コメントする




※メールアドレスは非表示になりますが、システム上、入力をお願いいたします。dummy@wmstyle.jp をお使いください。





名前、アドレスを登録しますか?

●他人のプライバシーを侵害する恐れのある書き込み、営業妨害の恐れのある書き込み、その他、このサイトにふさわしくないと運営者が判断する書き込みは、事前の了解なく削除することがあります。





blank_space

●関連記事
電子書籍を読んでみよう
ポケモンGOはデジタルオリエンテーリング!
振込め詐欺に遭わない秘密の合言葉
残された老夫婦の今後
撮りためた写真をフォトブックにしよう
「ヘブンスそのはら」で満天の星を見る
ヨーグルトも味噌も簡単手作り
【シネマ・こむぎスタイル】第76回 「あん」 
【シネマ・こむぎスタイル】第75回 映画 ビリギャル
【シネマ・こむぎスタイル】第74回 博士と彼女のセオリー
新幹線に乗って「滝を見にいく」を観に行く
【シネマ・こむぎスタイル】第73回 滝を見にいく
Any.doで忘れもの知らず
【シネマ・こむぎスタイル】第72回 ベイマックス
【シネマ・こむぎスタイル】第71回 まほろ駅前狂想曲

トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.wmstyle.jp/cgi/mt-tb.cgi/2966

●スパム防止のシステム上、トラックバックはすぐには反映されません。ご了承ください。


blank_space








amnbadge-160a.png

カテゴリー別インデックス
blank_space