中学受験塾に通い始めて早9か月の4年娘ですが、ここでひと休み?または、ちょっとひと休みが休みっぱなしになって受験しないかも?という、ちょっと前までは考えられなかった状況の我が家です。母である私、今、どうするのが娘のためにベストなのか、ぐるぐると考えに考えていたここ数週間でございました。
【働きながら中学受験を目指す】というこのシリーズですが、現在進行形であること、また、受験にはスランプもつき物、方向転換もアリということで、こんなエントリーもお許しください(笑)
さて、なぜ「ひと休み」かというと、娘が塾に通うことをいやがり始めたからです。
前回のエントリーで、塾通いのことについて書きましたが、思いもよらず、早くも一回目の退塾を経験してしまいました(苦笑)
<娘の訴え>
・とにかく宿題がイヤ!やりたくない!
・仲良しの友達は公立に行くので、自分も公立に行きたい
・受験をしないなら、夜遅くまで塾で難しい勉強や宿題をする必要はない
・塾より、スイミングとそろばんと器楽クラブを頑張りたいし、遊びたい
・塾優先で、やりたいこと↑を休んだりするのはイヤだ
<親の本音>
・生活面勉強面とも、安心して娘を預けられるような中高一貫校に入れたい
・せっかく身に付きつつある学習習慣が、塾をやめることで崩れるのは避けたい
・とはいえ、まだ9歳の娘に不要なストレスは与えたくない
・勉強一本ではなく、スポーツなどの習い事にも力をそそいでほしい
入塾自体は娘の意志(淡い憧れ・・)だったのですが、やはり、学校よりも先取りのレベルの高い勉強は、幼い彼女にはそれほど楽しいものではないらしく、積み上げられた宿題を前にゲンナリしていたり、やりながら癇癪を起こすことはしばしば。塾に行くこと自体は楽しかったのが、徐々に塾に行くこともいやがり始めました。
そして、退塾を決意させたのは、何よりも、娘の「勉強させられている」「ママのために宿題をやっている」という態度でした。それと、他の習い事もめいっぱいやっているので、毎日いっぱいいっぱい、疲れ切ってイライラしている娘を見るにつけ、これは絶対間違っている!受験するしないの問題ではない!今すぐ何とかしなければ!と思いたちました。
ただし、本人のせいということではなく、このような状態になるということは、塾・親を含めた学習方法が、今の娘に合っていないからなのでしょう。とはいえ、中学受験を目指す身で、「塾をやめる」という選択がこんなにも勇気のいることだとは知りませんでした。
4年女子は、何よりお友達が大事、というお年頃なのですよね。だから、お友達と同じ公立中学校に行きたいという気持ちを否定するつもりはありません。でも、この先お友達だってまだまだ変わるでしょうし(特に女子は・・)、5年6年になって、娘も、中学のこと、もっと先のことを自然に考えるようになるでしょう。私も親として、もう一つの選択肢である中高一貫校のことを聞かせたり見せたりするつもりです。娘がどちらを選ぶかは分かりませんが、もしも受験することを選んだ場合、その時こそ、遊びや習い事ともうまく折り合えるようになるのかな・・と思います。
今の私の課題は、後で「受験する」という道に戻れるように、最低限の準備はしておく(させる・・のか)ことです。
「受験するしないにかかわらず、勉強はきちんとしなければいけない」ということだけは、さんざん言い聞かせてきたので、塾をやめたからといって勉強せずにいられるわけでないことは娘も承知している様子(笑)
というわけで、習い事を続けながら、娘が納得できる形で、それなりに受験勉強できる方法をいろいろと探索中。今こそ、親の出番ですね・・。
教材研究の他にも、個別指導も含め、いろんな塾に面談に行きました。今月は体験授業もいくつか受けさせる予定です。
いやぁぁ、あるのですね、塾にもいろいろと!(涙)
タイムリーな雑誌も、2冊同時に出ましたので、ご紹介いたします。
プレジデントファミリー8月号 「うちの子にいい塾、悪い塾」
AERA with Kids 2007夏号 親子関係を決める「9歳の壁」/失敗で伸ばす学習法
首都圏では、中学受験が過熱していると言われます。
私も本当にそう思います。
塾をやめて、これからしばらくは、9才の娘と毎日夜ご飯を一緒に食べられるのだと思うと、正直、ほっとしています。お帰りなさい・・と。週に2回も、夜8時まで、よく頑張って勉強していたね・・と。
でもでも、次こそ、あなたに合った勉強方法を、ママはじっくり探し出しますからね(笑)
こんなわけで、しばらくは、「習い事と両立しながら中学受験を目指す」をテーマに、エントリーしていきたいと思います!
【働きながらお受験を目指す】 第1回 中学受験、する?しない?
【働きながらお受験を目指す】 第2回 中学受験の目的は?
【働きながらお受験を目指す】 第3回 親の役目
【働きながらお受験を目指す】 第4回 中学受験の塾選び
ふうこさ~ん!
まさにまさに、我が家の4年生の長女に対して、私は同じ格闘をしているところです(涙)。
とりあえず、夏休みまで!を目標に私も2月からまだ5ヶ月ですが、それでもへとへとです・・・。
「9才の娘と毎日夜ご飯を一緒に食べられるのだと思うと、正直、ほっとしています。お帰りなさい・・と。週に2回も、夜8時まで、よく頑張って勉強していたね・・と。」
この気持ち・・、しみじみ・・です。私も、関西お受験事情ではないですが、1回子供の塾通いについて、思ったことを書いてみようと思っていたところでした。また、関西から関東の学校を受験しても戻ることも念頭に、様々な思いが紆余曲折中なんです・・・。
とにかく、おねえちゃん、ふうこさん共々、お疲れ様です!。お互い頑張りましょうね!!
渦中なもので・・、思わずの熱いコメントお許し下さい~。
ふうこさん、いっぱい悩まれたのでしょうね。「親の出番」、頑張ってください!我が地域では再び公立中学・高校進学率が伸びてきたそうです。なんでも、親の「これから先の収入を考えた結果」から来る判断だそう。
我が家の受験期はまだ先だけど情報は欲しい私。先輩ママからこのようなお話を聞けること、すごく嬉しく思います。これからの記事、楽しみにしています!
うちも結局受験はしませんが、うちのあたりは私立にいく子が少ないため、受験するのだとすると、かなり強い意志を持って臨まないと辛いだろうな~という判断です。
学年的にも、小4あたりからは結構お友達の影響が大きいんですね。そして、親がお友達を選べない。お子さんのタイプにもよりますが、私立を受けることを黙っていて、6年の3学期時に「実はね」と言い出して、「同じ学校に行くっていったじゃん!嘘つき!裏切り者!」って激怒されたという話も聞きました。女の子同士は難しいですよ。
コメントありがとうございますっ!
薫子さーーん!同じ格闘してるんですねーー(涙)
小学生の塾通いの現状って、本当にこれでいいのか?と疑問を持ちながらも、でも希望の中学に入るためには仕方ないんだ・・と、親が自分に言い聞かせて走り続けている・・そんな親子が多くないですか?我が家もそうでしたし、娘がストライキを起こさなければ今でも走り続けていたでしょうけど。もちろん、中には、塾・勉強を楽しめている子もいますけどね。
いかに自分の子に合ったペースで進められるか・・お互いに頑張りましょうね!!
ちなみに、おととい個別指導の体験授業を受けたのですが、娘は、「楽しかった!もっと行きたい!」と言い出し、自分から宿題プリントをやっていて、私、ひっくり返りそうになりました・・(涙)子供って・・(涙)いや、やっぱり子供なのね・・と(涙)
関西のお受験事情も楽しみにしています!
hiromiさん、”親の「これから先の収入を考えた結果」から来る判断”、うーん、うちも2人続けて・・となると、厳しいだろうなぁぁと・・(汗) 近所の公立の中学校も、補習など充実してきているようです。公立・私立、どちらに進んでもそれなりにいい!というのが理想ですね。
おそなえ餅1号さん、ほんと、小学生とはいえ(小学生だから?)、友達の影響は大きいですね。”そして、親がお友達を選べない。” まさにそう!!
まぁ、人間関係は一生ついてまわるので、多少トラブろうが、修行のつもりで、親は口出ししないことにしています(笑)
うちの地域は、女子は半数以上は受験するようなので、逆に高学年になって、「やっぱり私も受験したい」とくるような気もします。
ふうこさん
親としては本当に難しい判断ですが、まだまだ4年生。きっとこの先の持って行きようですよ!!(未経験なのに無責任な事をごめんなさい)
先週ちょうど母と、「私の」中学受験の失敗を振り返っていたんです。私としては急に5年生の秋に「塾に行って私立の中学へ行くのよ!」と言われて週に5日も10時に帰る日々がスタート!
最後まで勉強する気がしなくて、講習も全く行かず、駅の本屋で立ち読みして終わってしまいました。
当時の心境としては、いきなり『私立の中学』って言われても、ただ友達と離れる、遠くて大変、のイメージで、大変な勉強を乗り越える程のプラス面が何も見えなかったです。その点高校受験の時は、中学の隣にあった「制服無し・ピアスもパーマもOK」の学校にどうしても行きたくて、「250点満点の入試で240点以上取れないと無理=99%落ちる」と言われたのに合格。ピアスを開けたい一心で、大学受験の時より勉強しました(笑)。
本当に本人のモチベーションですよね。
で、妹の時は母は私の失敗をいかし、かなり早いうちからあちこちの説明会へ連れて行き、本人のモチベーションを高めて見事成功。「あの制服が着たい!」程度でしたが・・・。
文化祭ででもキレイなお姉さんに優しく声をかけてもらえば急に変わるかも??
「絶対に私立じゃなきゃいけない」って事ではもちろん無いですが、ふうこさんやご主人も、そしてお子さん自身もベストと思える道が選べますように!!
小梅さん、ありがとうございますっ。
「本当に本人のモチベーションですよね。」って、ほんとにそう思います。経験者のお言葉は説得力ありますね(笑)
ある程度親が生活をコントロールできそうな小学生といえども、モチベーションなく受験勉強をしていても、よい結果は出ませんし、「つらい」だけで終わってしまっては意味がないですしね~。モチベーションは、きっかけは親が与えるものだ、とも言われますけど、やはりその先、最終的には本人の意志かなぁ・・と。
最近の塾は、受験勉強のカリキュラムは小4から始まるところが多く、特に詰め込み型の大手塾では、保護者会でも異常にあおられます(笑)親がしっかりしないと~と、とても思います。
7月から、中学受験をテーマにしたドラマが始まりますね!おもしろそうなので、娘と一緒に見ようと思います~。単純娘なので、影響うけそう~(笑)
「受験の神様」
http://www.ntv.co.jp/juken/intro/index.html
私の上司のお子さんの例ですが、
小学校6年まで本当に勉強嫌いで
あまり勉強しなかったそうですが、
ある日突然私立中学を受けると決意。
学園祭を見に行って気分が盛り上がったそうです。と、言うことは勉強開始時期は6年生の11月!!それからすごかったです。偶然にも私の母校であったので色々聞いたのですが、
パパと一丸となり、過去問を中心にみっちり勉強。ついには合格を果たしました。
今は毎朝パパと一緒に通学して、中学生生活楽しんでいるようです。もちろん基礎的な学力は備わっていたのでしょか、素晴らしい短期決戦でした。
同じ年代の子を持つ姉に聞くと、
3先生あたりから中学受験の塾に行くと、
受験直前には結構疲れてしまう子が多いとの事。
子供や志望校にもよると思いますが、こんな一例もあるということで。そういえば、時代が違うので参考になりませんが、短期決戦型でした。
花音さん、コメントありがとうございます!
6年生の11月ですか!ものすごい短期決戦で合格されたなんて、すばらしいですね!
それまでやりたいことをやって、本格的な受験勉強は短期決戦で・・というパターン、とってもあこがれます(笑)そのためには、土台となる基礎がしっかりしていないと、なんでしょうけど・・。
おそらく、5年の途中から・・などで志望校に合格されてるお子さんもたくさんいると思うんです。でも、塾では遅くとも4年から・・などとあおられる・・子供が疲れてしまわないように、気をつけないと・・ですね。
こんばんは。初めてこのサイトにお邪魔しました。私も長女をこの春から受験塾に通わせている身なので、皆さんのコメントを読みふけってしまいました。今はまだ週に2回の通塾ですが、6年生時には週5日かそれ以上になるようです。今でも塾のない日に宿題をこなすのが精一杯の日々。本人も時々「○○死んじゃうかも」などと言いながら、今はなんとかやってはいますが、皆さんのコメントを見て要再考かと思っています。
斉藤ぶちさん、コメントありがとうございます。
「今でも塾のない日に宿題をこなすのが精一杯の日々。」 どうしてもそうなってしまいますよね。
子供自身が前向きに取り組めて、苦痛と感じていなければいいんでしょうけど、長い道のりですから、山あり谷ありになりますよね・・。
けど、受験期までには、子供も精神的にも体力的にもとても成長して、タフになると、経験者の方からよく聞きます。受験に鍛えられるところもあると思うので・・お互い頑張りましょうね!