子育てに、仕事に忙しいワーキングマザー。ペットを飼う余裕なんてない.....と、私も思っていました。中2の娘に「わんちゃん飼いたい~」と泣きつかれても「無理」と言うしかない。あなたたちの世話で精一杯よ、と。
子どもの頃、迷い込んできたインコを飼ってくれた実家の母。母に甘え、りすやハムスターを飼ったこともある。でも、私が子供たちに許したのは、緑亀とカブトムシだけ。それも、末っ子出産時、世話ができないと思い、人に譲ってしまい今はなし。子どもにも飼育するたいへんさと喜びを味合わせたい。でも、そうはいっても、命だからなかなか簡単には決心がつきません。
娘は、学校の人間関係に悩んでいました。引越しもあり、いろいろ不義理したのが原因で、どうも仲良しの子から冷たくされたらしい。かなり落ち込んでいて、親にもあたってくる。私は愛されてないと思っているかのよう。その娘が、唯一私に甘え、犬を欲しがっていた。飼ってあげたいけど、何十年も犬と暮らす自信もなく....。だいたい犬を飼ったことがない私に、その責任が負えるだろうか。子どもの「私が世話するから」なんて言葉はあてにならないし。
そんなある日、私は運命的な出会いをします。ペットショップの前で出会った子犬。鼻筋が高く、ポメラニアンにしては器量よしとは言えないけれど、吼えずに必死でしっぽをふる子犬。思わず手をのばすと、愛嬌をふりまいてきます。もう生後6ヶ月のメス。すぐ大人になるでしょう。売れないかもしれません。
今まで犬と目があったことなんて一度もありません。私になついてきた犬なんて今まで一度もいなかった。なんだろう、この子犬。不思議。他と違う何か。悩みに悩んだけど、飼うなら犬の寿命(20年以上)を考えても、私が元気に最後まで世話できるのは今しかない。一生、犬を飼う喜びを体験できなくていいの?....NO!やりたいことは、責任を持てる範囲なら、死ぬ前に全部やってみたい。体験したい。それが私のポリシー。
というわけで、運命を信じて一大決心。犬を飼うことにしたのです。
小さなペットショップで店長が手をかけて育てた子犬は、しつけも完璧。あまり吼えないし、トイレも学習済み。おすわりもできます。何が必要かわからない私に、店長がわざわざ我が家にきて、マンションで飼う場合の最適な飼育位置を教えてくれ、リビング端にゲージを設置。子犬が来た日、子供たちはうれしくて、ゲージの周りに布団をひいて寝ていました。
その後、さみしがりやの子犬は、夜誰もいなくなるリビングでは寝られないとわかり、中2娘の部屋にゲージを移動。昼間は誰かいれば家の中を我が物顔で闊歩、夜はゲージで寝る生活に。もちろん慣れるまでは、いろいろあったけれど、飼育して3ヶ月。こちらも子犬もこの生活にやっと慣れてきました。
仕事で外出するときは、もちろんお留守番。そういうときはぐずってもしょうがないと悟り、ずーっとケージで寝ているようです。お散歩は、保育園の送り迎えに連れて行ってます。世話が大変で仕事のじゃまかとおもいきや、子供たちの相手をしてくれるぶん、ちゃらかもしれません。散歩のおかげで、末っ子がよく歩くようになったり、娘のかんしゃくが納まったり、それを見て私が癒されたり(笑)いいこともたくさんあります。
ただ、飼育にはお金がかかります。そもそも子犬の値段は10万円以上するし、えさやペットシーツはもちろん、専用の水、注射や薬や保険、避妊はどうする?そして毎月のトリミングなどなど、育てるお金もけっこう必要。犬種によってかかる費用も違うので、検討中の方はよく調べておいたほうがいいでしょう。私は近所の動物病院、制覇!ってくらい、いろいろみてまわりました。先生と話をすると、病院の方針がよくわかります。元気なときに、連れて行って調べましょう。
それと、子犬はかわいいけど、産まれてすぐはしつけが大変。ある程度しつけができ、ドライフードをそのまま食べられる生後半年くらいの子犬は、初心者には育てやすいですよ。ただし、買うお店はよーく吟味して。手間隙かけて育てている、ブリーダー直売や、小規模なショップのほうがおすすめです。私は出会えなかったけど、里親を探している、さびしい犬もたくさんいるので、ネットでそういう出会いを探すのもいいと思います。ワーキングマザーで出張で不在がちなら、預け場所も要チェック。私は、買ったお店がペットホテルも経営してるので、愛用しています。育った場所なら、子犬も安心しますからね。
私も最近、「犬飼いたい!」モードなので、グッドタイミングのエントリーでした! 犬種によって、穏やかな性格とかいたずら好きとかあるみたいですが、ポメラニアンは優しい方なのかしら(献身的に・・・というところに、ぐっと来ました)。
それにしても、ワンちゃん、かわいい~。
うわぁ、ほんとワンちゃん可愛い!可愛すぎ!
我が家にも双子をみごもる直前にミニチュア・シュナウザーがやってきました。今年8歳になります。この子が双子を連れてきたのかも知れません。
双子が生まれてしばらくは、やきもちをやいて家具をガリガリかんだりしていましたが、すぐに「いいお兄ちゃん」になり、そのうちに双子の方が大きくなって、おもちゃにされています。
経済的には確かに大変なこともあるし、旅行のたびに預け先を考える必要がでてきますし、病気になるとこれまた大変ですが、飼わなきゃよかったと思ったことは一度もありません。
物言わない生き物って本当に可愛い。物を言わないといっても、いじけた顔をしたり、さびしがったり、嬉しがったり・・・家族全員がワンコの気持ちを表情や動作からおしはかるようになります。これって素敵なことですよね。
今度、お会いできたら、うーんと「犬談義」いたしましょうね。
カトウさん、ポメラニアンは活発なのに足が細いので、骨折に注意ですが、とても人なつこく、かわいい犬種です。かまってチャンなのが、いい点でもあり悪い点でもあり...ひっくるめて今は彼女に夢中です(笑)ポメにしては吼えない子なのも選んだポイントです。
かほるさーん、犬談義しちゃいそうー!
我が家の末っ子は、犬を触るのも最初はこわごわでしたが、今ではべっとりいちゃいちゃです。おいたしてもかわいくて....(笑)