ワーキングマザースタイル【シネマ・こむぎスタイル】第24回 レミーのおいしいレストラン




2007年08月09日

【シネマ・こむぎスタイル】第24回 レミーのおいしいレストラン

Posted by 湯河原こむぎ

レミーのおいしいレストラン オリジナル・サウンドトラック
みなさま、お久しぶりです。湯河原こむぎです。6月下旬に実家の(←ここポイント)母が倒れて入院しました。救急車で運ばれた6/22から、退院する8/4までほぼ毎日病院に通いました(2日欠席)。結果的に、娘にお留守番させる事が多くなりました。学校がある間は、お留守番時間も2時間程度ですが、夏休みに入ると、仕事がある日は仕事+病院で、ほぼ一日中お留守番です。まあ、我が家は(夫の)じじばば同居ですので、その点では心配はないのですが。

つまらない思いをさせてしまうので、お休みの日は出来るだけ一緒にいるようにしました。家にばかりいるのもかわいそうなので(私は、少しの時間でも眠りたいのですが・・・)、よく映画に行きました。遠出せずに、行って・観て・帰って・・・3時間あれば充実した時間が過ごせます。早起きして、朝一番最初の回を観れば、その後の時間も有意義に使えます。

そんなこんなで、この夏の子ども映画、ほぼ観ちゃいました。「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」「西遊記」「シュレック3」「トランスフォーマー」・・・。その中でも一番よかったのが、この「レミーのおいしいレストラン」!

かなり前から予告編で観て「絶対に観たい!」と思っていました。「ディズニー×ピクサー」と来たら、おもしろくないわけがない!ただ・・・「ねずみが料理するってどうなのよ。」・・・と言う不安はありましたが・・・。娘のお友達家族と5人で観に行って来ました。

★ストーリー★
フランスの片田舎に住む、ねずみのレミーは、天才的な味覚と嗅覚を持つねずみ。フランスで一番有名なシェフ・グストーの「誰にでも料理が出来る。」と言う言葉を胸に刻み込み、いつの日か一流のシェフになる事を夢見ていました。
ある日、キッチンでスパイスを探していたレミーは、家主に見つかってしまい、家族や一族、友達もろとも家を追われました。下水道の流れに巻き込まれ、みんなとはぐれたレミーは、おなかを空かして途方にくれていると、目の前にグストーの幽霊?が現れ「過去にとらわれていてはいけないよ。上を目指そう。」と言う。下水から上に上がってみると、そこはパリの街、そしてグストーのレストランのすぐそばだった!

グストーのレストランは、かつて5つ星であったが、意地悪評論家のイーゴの酷評のためにひとつ星を落とし4つ星に、その後、グストーの死によってまたひとつ星を失い現在では3つ星。

そのレストランに、リングイニという若者が「ここで働かせてほしい」と訪ねて来た。彼は雑用係として使われる事になり、掃除の最中に大切なスープの入った鍋を倒してしまう。そのスープを誰にもばれないように、水を足し、適当な味付けをしてごまかそうとするリングイニ。一部始終を見ていたレミーは「そんな事をしたらダメだ!レストランの味を壊してしまう!」とジリジリ。また現れたグストーの幽霊に「レミー、お前になら出来る!」と背中を押され、レミーは、スープの味付けを直した。なんと、そのスープがおいしいと評判になり、リングイニは雑用係からシェフに昇格。

もともと料理などまったく出来ないリングイニと、天才的味覚を持ったねずみのレミーと協力してレストランを立て直す事ができるのか~っっっ!

★みどころ★
とにかく料理がおいしそう!
先日テレビでこの映画の特集をしていました。この映画を作るためにピクサーのスタッフ全員でフランスに行き、フランス料理を食べたそう。しかも、フランス料理教室に参加して、実際に料理を作ってみるという体験をしたとの事でした。ただ、見た目で「フランス料理はこんな感じ~。」と再現するのではなく、実際に、どんな素材が使われていて、どのような手順で作られているか、盛り付けの仕方、ソースの美しいかけ方は?・・・を、自分で体験してから制作にあたるのとでは、まったく違うだろう。フランべする時の炎は本物のようでした。

ねずみがリアル~
。。゛(ノ><)ノ ヒィ・・・レミーはとてもかわいくて、観終わった後は、レミーの携帯ストラップほしい~っ!とか思うんだけど。でも、ねずみ。レミーの毛のふわふわ具合もかわいかった!両手で包んでなでてあげたい!って思いました。・・・でも、ねずみだけど。小さくてピンクの手足としっぽがものすごくねずみっぽくて、ちょっとぞぞぞっっ。

娘がとってもハムスター好きで、ペットショップに行くと必ず「おかあさん、見てみて~!」とハムスターを見せられるんです。ちいさくてかわいいハムスター!「かわいい~!」って思うんだけど、あの手足としっぽは「ねずみそのもの」で、うひょ~っっっ(@_@)って思ってしまう私。「家には猫がいるからハムスターは飼えないよ。」と言ってるんですが。

最初に住んでいる家を追い出されるところとか、レストランに集合するところとか・・・何シーンか、ねずみがどっさり出てくるところがある!思わず「きゃー、ねずみが~っっっ!」と、隣に座っている娘の友達に助けを求めてしまいました。・・・・でも、それは大人の考えなんだよね。子ども達は、ぜんぜん「ねずみ=汚い」とか思わない。

水が本物みたい!
ディズニーの映画って背景も手を抜かない。「ファインディング・ニモ」を観た時にも、その海中の描写にはびっくりしました!レミーが下水道を流されて行く時、水だけは実写か?と思うほどのリアルさでした。レミーが洗い物が入っている流し台の中に落ちるシーンがありますが、その水中の描写も素晴らしいのでぜひ観てください。

リングイニの声が佐藤隆太
料理が下手で、なんだか情けない主人公のリングイニ。動きがアンガールズの山根みたい。情けなくてぎこちない彼にぴったりの、ちょっとヘタっぽい(本業の声優ではない・・という意味)声が「この声、誰だっけなあ~。」とすごく気になっていたら、私の大好きな佐藤隆太さんだった!頼りないけど人がよくて優しいリングイニにぴったりだった!ディズニーの声優オーディションって厳しいと聞いていますが、佐藤さんだったら、雰囲気もリングイニにそっくり!

「クイーン・アリス」の石鍋裕シェフ(ねずみ年なんだって!)も、ちょっとだけ声で参加しています。

出て来る人(ねずみ)がそれぞれ個性的。(こういう事を『キャラ立ち』って言うの?)
レミーはもちろん、同じねずみでも、お兄さんのエミールや、お父さんはまったく性格が違う!どんなものでも食べられればラッキー!と思う一般のねずみとは一線を画しているレミー。
リングイニの情けなさと人の良さ。それから有名シェフでありながら、驕り高ぶらないグストーの寛大な人柄。評論家のイーゴは最初、とっても意地悪に思えたけど、彼の舌は正直だ。イーゴはね、モト冬樹+阿藤海÷2みたいな顔。うふふ。どの人も活き活きと動いていました!



結局私は「ぎょえ~っっ、ねずみが~っっ!」と何度も鳥肌を立てつつも、最後まですっごく夢中で観ていました。パリの街並みもとてもステキで、音楽もものすごくよかったです。ディズニーのテーマパーク、またその中で行われるショー、それから映画の曲にはいつも感動します。とっても新しい感性の曲なのに、ずっと前から知っていたようななつかしい感じがする。クラシックの名曲のように壮大なスケールの曲も。
レミーでは、ラストのエンドロールの曲が特によくて、哀愁をおびたメロディーにうっとり。スイーツがいっぱいのピンク色のシーンは「マリー・アントワネット」みたいでした。

「DVD購入決定!」と、うなずきながら帰って来たこむぎでありました。そして「週末にはラタトゥーユを作ろう!」って思いました。パンフには「親子で作るラタトゥーユ」のレシピが載っていますよ。
作り方はこちらにも。

夏休みも残すところあと半分。ぜひ、お子様と一緒に「レミーのおいしいレストラン」観に行ってくださいね!「人生って、なんでもレシピ通りにやればいいってものではない・・・(∨∨)」なんてちょっと哲学的に思ったり。
・・・でも、ねずみがいっぱい出て来るよ!^_^;

公式ページはこちら。



本編が始まる前に「LIFTED」という短編が上映されます。ピクサー映画では、よくおまけみたいに短編が上映されますが、「短編」と言えども完成度がものすごく高い!この「LIFTED」もすごくおもしろくて、子ども共々みんな大笑い。「つかみはOK!」な感じでした!






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コメント

こむぎさんの評に心がひかれて、無性にみたくなり行ってきました!

ブラボー!!!!!!!!!!

すばらしい映画でした。

最後のタイトルエンドで、ねずみたちの名前がずらーっと出るところでなんだか泣けてしまって。

去年訪れたパリの町並みにも、涙。
絶対にDVD買います!
こむぎさん、紹介してくださってありがとうぉっ

Posted by: らむね at 2007年08月14日 01:46

らむねさん
気に入っていただけてうれしいでーす!映画のレビューを書いていてうれしい事は「見るつもりはなかったけど、レビューを読んで観に行った。」と言っていただけた時。その方と映画の出会いの「きっかけ」になれた事が、本当にうれしいです♪

>ありがとうぉっ

この「うぉっ」ってところに、こむぎ感激っ!

そうそう、パリに行った事がある人は、20%増しで楽しめると思います。私は行った事ないけど、この間のイ・ビョンホンの写真集、「パリイ」にこの風景あった~!って、うれしくなりました♪

実は来週、子ども会でまたこの映画を観に行くんです!今度はもっともっと詳しく観ちゃいますっ!

Posted by: こむぎ at 2007年08月19日 00:00

夏休み最後の平日に、子供とふたりでシネコンで観てきました! 面白かったです!

追いかけっこのシーンなど、子供たちが大声でゲラゲラ笑えるシーンが多かったりと、エンターテインメント性が高いのはもちろんですが、終盤のイーゴの独白など、子供にはわからないような深いメッセージも含まれていて、「子供に付き合って仕方なく・・・」ではない楽しみ方ができて、よかったです。

遅くなりましたが、お母様、ぶじ退院されてよかったです。私も、先日帰省したら親の「老い」に直面して切なくなり、はじめて「介護」のことを真剣に考え始めた今日この頃なのです。。。

Posted by: るか at 2007年09月01日 20:43

るかさん
夏休みの映画、楽しめてよかったです!
Disneyの映画は、誰が観ても楽しめる造りになっていると思います。もちろん、表面の「ねずみがお料理する」ってところだけでも充分楽しいから小さい子も楽しめる。でも、大人にとっても「人生はレシピ通りではない。」という深い意味も感じ取れたりして。そうそう、イーゴの独白よかったですよね!イーゴがラタトゥーユを食べた瞬間の「どぴゅーん!」って描写が、鼻の奥がツーンとするような、なんとも心にダイレクトに来ました。食べて「ああ、おいしい。あの頃を思い出すなあ。」って言葉で表現するよりも、あの「どぴゅーん」ですよね~!

母の事、ありがとうございます。本当にみんな平等に年を取って行きますよね。止められないのがツライところです・・・(・_・、)

Posted by: こむぎ at 2007年09月10日 00:38

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