ワーキングマザースタイル【大学院に入院!】 第2回 ビジネス系か、アカデミック系か




2007年08月15日

【大学院に入院!】 第2回 ビジネス系か、アカデミック系か

Posted by fellow

◆ビジネス系か、アカデミック系か

 葉山るかです。「大学院に入院!」第2回目は、大学院の専攻について、レポートします。

 大学院に進学する場合、学ぶ目的やその後の進路は、大きく分けると2つに分類されます。「高度専門職業人」養成のビジネス系と、「研究者」養成のアカデミック系の2つです。(あえて大雑把に整理しました。厳密な分類は、文末の「参考サイト」等でご確認ください)

 ビジネス系は、仕事をしながらアフター5に通う社会人学生が多く、夜間や土曜の授業がメイン。
 アカデミック系は、学部からそのまま進学した学生が多く、授業は昼間に行われます。社会人にとっては仕事との両立が難しい時間帯なので、いったん休むか辞めて入学する人がほとんどです。
 
 私は、学部から直行の学生が多いアカデミック系の修士課程(博士前期課程)にいるので、一回り以上年の離れた同級生がほとんど。やはりジェネレーション・ギャップは多少ありつつも、みんなで家に遊びに来てくれたり(教員免許を持ってる子が、子供のハートをわしづかみ。やんちゃな娘と汗だくで遊んでくれました)、たまーに恋の悩みを打ち明けてくる子もいたり、と、仲良くしてもらっています。

 ビジネス系は、専攻によって職種もさまざまですが、概して「エネルギッシュな社会人」が多いようです。複数の院で授業を持つ教授が「○○研究科(←アカデミック系)の学生は、覇気がない。休講だとみんなラッキー!と思ってるでしょ? △△研究科(←ビジネス系)は、休講にしたり開始時間が遅れると、大ブーイングなんだよ。意気込みが違う!」とおっしゃっていました。議員として活躍中の女性や、上場企業の女性役員など、会うと刺激になりそうな女性たちも多く、授業が終わった後は、毎週、みんなで飲みに行くんだそう。確かに、学部からストレートで来た子はおとなしい場合が多く、ゼミなのに、毎週先生と私しか発言しない、という授業もあるので、そういう話を聞くとうらやましいなと思いますが・・・。

 子供がいて仕事もしている女性が進学する場合、手持ちの資源(夫や親の協力、経済力)や仕事の状況、子供の年齢なども考慮する必要があるかと思います。私も、当初、仕事を続けながらビジネス系の院に通う形を検討すべく、資料収集を行いました。

 しかし、授業が夜なので学費のほかに託児費用もかかることや、子供の生活リズムや精神面、自分自身の健康、夕方までに仕事を切り上げられるのか?といった不安要素と、当該ジャンルで学位を取ることで得られるメリット・・・。そのほか諸々を総合的に考慮すると、犠牲が大きいわりに自己満足で終わりそうな気がしました(※あくまでも、私自身の経験やプライオリティを反映させたうえでの判断です)。

 アカデミック系の院に進む場合、通常、修士課程2年+博士課程3~5年で、最低5年はかかりますが、ゆっくりと専門性を磨きながらキャリアチェンジを図るほうが、子供との生活も楽しめるし、身体にも無理がかからず、いいかなと思ったのです。

 唯一(?)の弱点は、お金が入ってこないこと!!  イテテッ
 だてに長く働いていたので、あと5年分ぐらいの学費はありますが、学術書は高くて、資料代がけっこうかかります。学会に出席するための交通費も、バカになりません。生活費を夫だけに頼る状況は、心もとないですね・・・。

◆授業の時間帯を事前にチェック!

 知り合いで、2人目のお子さんを産んだのをきっかけに、これ以上仕事を続けるのはムリ!と、マスコミ系の仕事を辞め、ビジネス系の院に入った人がいます。「『昼夜開講制』だから、昼間にある授業を取ろう」と考えていたそうです。

 しかし、実際は「昼」といっても、始まるのは早くて16時台で、終わると夜。講師も現場の第一線の方は、本業が忙しいので、時間割の中でも最も遅い時間帯を受け持つことが多く、毎回、授業の続きは飲み会で・・・ということに。話がいちばん面白くなるところで帰るのはあまりにも辛く、毎週終電まで付き合ったが、かなり負担だった・・・と言っていました(彼女は実家が近く、子供をみてもらえたみたいですが)。  
 
 HPやパンフレットには、ワーキングマザーにとって気になる点が、簡単にしか書かれていない可能性大です。できれば、前の年の授業の時間割を見せてもらうなどして、本当に通えるのか、取りたい授業を取れるのかを、事前に詳細にチェックしましょう。また、通学やお迎えにかかる時間、交通機関の込み具合、ダイヤの間隔などを調べてみることも、おすすめします。

■参考サイト
 ・社会人のための大学・大学院進学ガイド(リクルート大学&大学院net)  
 ・大学院基礎知識(大学院へ行こう!)
 ・大学院入試コース(中央ゼミナール)






●この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

blank_space


コメント

Riekoです。
私も5年前にMBA(ビジネス系)をとりに大学院に通いましたよ。私の通っていた学校では、アカデミック系の生徒もビジネス系の生徒もどちらの授業も受講することができたので、社会人に交じり、若い学生さんも、外国からの留学生もいて楽しかったです。
その時のクラスメートとは今でもつながりがあり、折に触れ助けてもらっています。
特に当時は女性が2人(私を含めて)しかいなかったので、彼女とはとても堅い友情が芽生えました。
アカデミック系にしろ、ビジネス系にしろ、こういうところでの人脈はその後の人生において宝になると思いますよ(^o^)丿
家事や仕事、勉強など、色々なこととの両立は大変だと思いますが、頑張って下さいね。
応援しています♪

Posted by: Rieko at 2007年08月15日 16:33

Riekoさん、MBAホルダーなんですね。

経験にもとづく説得力のあるコメント、ありがとうございます!

>こういうところでの人脈はその後の人生において宝

あぁ・・・いいですね。志を同じくしているので、年齢や国籍が違っても、太い絆ができそう。

私も、年齢はだいぶ下だけど、研究に関しては先輩、という人がたくさんいて、何かと力になってもらってます(今のところ、就職希望者がいれば就活の相談に乗る、ぐらいしか、お返しはできないんですが・・・)。

ところで、じつは、保育園で娘がいちばんの仲良しだった子のお母さんも、MBAを海外で取ったそうなんです(←卒園後に知ったのですが)。
Riekoさんをはじめ、凄いママが多くて、刺激を受けてます! 

またいろいろ教えてください!

Posted by: るか at 2007年08月29日 13:55

blank_space
コメントする




※メールアドレスは非表示になりますが、システム上、入力をお願いいたします。dummy@wmstyle.jp をお使いください。





名前、アドレスを登録しますか?

●他人のプライバシーを侵害する恐れのある書き込み、営業妨害の恐れのある書き込み、その他、このサイトにふさわしくないと運営者が判断する書き込みは、事前の了解なく削除することがあります。





blank_space

●関連記事
ホワイトリカー&柚子の種で化粧水
自転車の乗り方教室☆体験ルポ
【大学院に入院!】第10回 入試対策
【大学院に入院!】第9回 社会人が大学院で学ぶことの意義(その2)
【大学院に入院!】第8回 社会人が大学院で学ぶことの意義(その1)
読み聞かせボランティア
【大学院に入院!】第7回 学会大会でドキドキ
【大学院に入院!】第6回 構想発表会
梅仕事:初めての梅シロップ作りで悪戦苦闘
小学生でも作れる! フルーチェのババロア風デザート
ワーキング父母のPTA参加率を高めるには? 【その1】
大学院に入院!【第5回】保護者会か、ゼミか?
【大学院に入院!】第4回 「科目等履修生」制度で大学院の授業を。
コンパクトな圧力鍋「スーパー活力なべ」
いのちをいただくクリスマス

トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.wmstyle.jp/cgi/mt-tb.cgi/3025

●スパム防止のシステム上、トラックバックはすぐには反映されません。ご了承ください。


blank_space








amnbadge-160a.png

カテゴリー別インデックス
blank_space