住宅ローンがあっても海外旅行!これは「住宅ローンがあっても海外旅行に行きなさい!」と言ってるわけではないんです。
私は、今年の6月に住宅ローンがやっと払い終わりました。今までにも度々書いていますが、バブルの始まりとともに住宅ローンが始まったので、借りてすぐに「金利8%超え」を経験しました。そして、現在、私は住宅ローン関係の仕事をしています。自分の住宅ローンが終わり、他人の住宅ローンをたくさん見る事で、いろいろとわかって来た事があるのです。
上の写真は、私も使っているシャープ 金融電卓。ローンの試算が簡単に出来ます!
念願の家を手に入れると同時に、住宅ローンという果てしない旅が始まります。誰もが「これからは無駄遣いをやめよう。」と心に誓う事でしょう。
土日に入って来る不動産の折込チラシを見ると「頭金0、家賃並みの支払いでOKです!」と言う様な言葉をよく見かけます。もちろん、計算上はそうでしょう。でも、当たり前の事ですが、頭金は多いに越した事はありません。頭金を用意出来ない時は、まだ住宅を買うタイミングではないと思います。
さあ、物件も決まり、住宅ローンを借りる事になりました。
「このくらいならギリギリ払える!」・・・毎月の支払額をギリギリの金額にしてはいけません。住宅ローンは多くの場合35年にもわたる長い旅。家は「買って終わり」ではありません。不動産取得税、固定資産税がかかりますし、長い間には修繕費用も必要になります。ローンの金利が上がる事もあります。去年の初めくらいから徐々に上がって来ています。最初に「ギリギリの金額」に設定してしまうと、金利が上がった時にギブ・アップになってしまいます。
そこで「住宅ローンがあっても海外旅行」です。
・・・海外旅行に実際に行ってもかまいません。もちろん行かなくてもかまいません。私が言いたいのは、「住宅ローンがあっても家族で海外旅行に行けるくらいの余力を残しておかなければならない」・・・と言う事です。「住宅ローンがある間は海外旅行になんて行かないで、その分繰上げ返済に回すよ!」と言う方は、もちろん大正解!「その分」を貯めて繰り上げ返済をすればいいのです。要は「海外旅行に行けるくらいの貯蓄」が出来るくらいの家計を保つ事が大切!と言う事です。
二年・三年前に固定金利(固定二年・三年)にした人達が、今回の金利の切替で青くなっています。借りた時は、新規の金利優遇があると実質年利1%くらいだったものが、今は、(金利優遇があったとしても)2%を超えています。「たった1%じゃん。」と馬鹿にしてはいけません。単純に計算しても、ローン残高が3000万円残っている場合の1%は30万円です。4000万円残高がある人は40万円です。現在の年間ローン返済金額にそれが上乗せになるのです。年間30万円プラスという事は、一ヶ月の支払額が25000円増えると言う事です。40万だったら+33333円。くーっ、やりきれません・・・・(・_・、)そんな時でも今まで海外旅行に行けるだけのお金をためられていて、海外旅行に行っていた人は、海外旅行に行くのをやめれば、その差額が捻出出来るというわけです。まわりくどいですか?
固定金利の中で一番利率が低い二年でも、金利の優遇がないと、現在は3%を超えています。当初期間だけ金利優遇があり、切替を迎えると基準金利になる契約もありますので、自分のローンの金利契約がどうなっているかもう一度確認してみる事も大切です。
最近、住宅ローンについて書かれた本をいろいろ見てみますと「短い固定金利にしてはダメ。変動金利にしてはダメ。長期の固定金利にしておきましょう。」と書かれている事が多い。店頭に来られるお客さまも、そういう雑誌を見て来るので「できれば固定5年か10年にしたい。」とおっしゃるのですが、長いものは金利が高い。しかも、前回は低い金利でやっていた方が多いので、シミュレーションすると、あまりの返済額の増えようにびっくりして、断念される方も多いです。
「変動金利はよくない」と決め付けていられる方が多いのですが、変動金利は、繰上げ返済の手数料が固定金利よりも安く設定されている事が多く、お客さまの中には、変動にしておいてお金がまとまるたびにこまめに一部繰上げをし、少しずつ期間の短縮を行っている賢い方も多いです。変動も固定も、それぞれに良いところ・悪いところがあります。本の記述に惑わされずに「我が家にはどの方法が一番か」よく考えて選びましょう。ちなみに、現在は変動金利が一番低いです。
参考・・三井住友銀行住宅ローン金利一覧
三菱東京UFJ銀行住宅ローン金利一覧
みずほ銀行住宅ローン金利一覧
我が家は、やはり、借りてから4年間くらいは海外旅行には行きませんでした。その後、お給料も少し増えて来たし、一度目の借り換えをして、多少金利も安くなったので、海外旅行によく行っていました(我が家の旅行は「豪遊」ではなく、安い時期を選んで質素に行っていたのですが。)。それなりに貯金もし、繰上げ返済もしました。「仕事を辞めたい」と思った時は、住宅ローンに、ある程度めどがつくまで我慢して勤め、残り期間が4年になったあたりで辞めました。私がフルタイムを辞めてからは、海外旅行に行くのは控えました。そしてどうにか乗り切りました・・・ふぅ・・・。
住宅ローン仲間のみなさん、長い旅、頑張って乗り越えましょう!
住宅ローンを毎月きちんと払っている人は、エライ!
住宅ローンを払って、海外旅行にも行っている人はすごい!
住宅ローンを払って、海外旅行に行って、貯金もしている人はもっとすごい!
住宅ローンを払って、海外旅行に行って、貯金もして、子どもを私立の学校に入れている人はセレブ~!
住宅ローンのために一生懸命働いている人、それが一番素晴らしいよ♪
この記事に書いたことは、湯河原こむぎ個人の考えです。すべての方の住宅ローン、すべての銀行、すべての家庭に当てはまるものではありません。実際に住宅ローンを借りる時、一部繰上げをしたり、金利の切替をなさる時には、取引銀行の融資係によく相談し、手数料・金利・返済額等、ご自分で充分納得された上で行ってください。「こむぎのおかげで損した!」「海外旅行に行ってしまったのでローンを延滞してしまった。」などという苦情は受付けいたしかねます。ご注意ください。^^;
ローン大変でしたー。私が借りたときはバブル期で金利も高かったので、バブル崩壊後、借り換えをして返済年数を減らし、数年前に返し終わりました。ローンがないのはすばらしい。そのローンの金額分が今は長男(高3)の予備校費用となっています。ローンが終わってなかったら息子二人私立には行かせられなかったです。
結局「借金」だもんね。早く返して良かった~。
こむぎさん!ローンの旅、終わったんですね。おめでとうございます!!これって、お祝いですよね~。記事を読んで「ローンのこと、勉強したなぁ」と思い出しました。私は家を買うのだろうか??
こむぎさんの言っていること、全て賛成の本田でした。
我が家は住み替えをしているため、再びローンの旅に出ております…。そうそう、金利のことではいつも頭を悩ませています。なにしろ夫婦ともに、一番弱い部分が「経済」とか「税金」とかのあたりなんですよ…。
で、こむぎさんのおっしゃっていた通り、長期固定はやめました…。うちは年の差姉妹で、教育期間が長いため、教育費の確保についてはいろいろ考えざるを得ず(長女を私立受験させなかった理由の1つもこれです)私の仕事では今のところローンを返せるほど稼げていないので(涙)
海外旅行は、夢のまた夢ですね。
でぼらさん
私達、バブル仲間よね~!確かに私立二人と住宅ローンが重なったらきついですね!ちゃんと計画通りにすすんでるでぼら家はすばらしい!
ひろみさん
勉強したなんてエライ!私はぜんぜん勉強せずに銀行の人の言うままにローンを組んだの。今になっていっぱいいろんな事がわかったから、それをこれから借りる人に伝えたいわあって思ってます。また、いい物件に出会えるといいですね!
おそなえ餅1号さん
いつもありがとうございます。私も住み替えしたいです~。でも、やはりじじばばがいるとなかなかそうは行きません・・・とほほ。
教育資金はできるだけ多く確保しておきたいですからね~。できれば教育ローンは借りずに済ませたいし・・・。でも、もしも万が一、教育ローンが必要になった時は、とりあえず住宅ローンを借りている銀行に相談。住宅ローンをきちんと返している実績があるので金利の優遇があったりします。
やはり、二馬力(フルタイム共働き)でなくなったら、海外旅行にはなかなか行けません~。でも、私も頑張って働きます~!一緒に頑張りましょうね!