ヨセミテ国立公園に行く時には、サンフランシスコから向かうのが一般的です。
サンフランシスコは、こじんまりとして、とてもきれいな街なので、アメリカの人たちの人気観光都市でもあります。
神戸から行くと、坂、大きな橋、港など、風情が似ていて親しみやすい街です。
公共の交通手段が発達していて、車でなくてもたいていのところにも行けてしまうアメリカではとても珍しい都市で、歩いていても比較的安心です。
アメリカに住んでいる人にとっても、魅力的な観光都市なのも納得できます。
子供を連れて、アメリカの都市を観光するのにとても行きやすいと思います。
今回私たちが一日半でみたサンフランシスコをお届けします。
始発地点では、人力でケーブルカーを回転させて、方向転換をします。
8月と言えば日本からの観光客でごったかえしているのかと思いきや、大半がアメリカ人観光客、ほかに欧米からの観光客風の人が多数。
こんなにたくさんの人が歩いている、アメリカの街ははじめて見た、と言うくらいの混雑振りです。
このケーブルカー、切符(市内の公共の乗り物一日乗り放題11ドル)を買うのに20分、ケーブルカーに乗るのにさらに1時間並びました。
ケーブル始発点があるユニオンスクエアから、ケーブルに乗って、有名なロンバート坂で一回ケーブルをおりて、ロンバート坂で写真を撮り(み~んな、同じ行動をとっているので、迷うことはありません。)、さらにケーブルで終点まで向かうと、ピア39などで有名な、フィシャーマンズワーフに到着します。
このあたりも本当に観光客で大賑わい。
沖にはザ ロックなどの映画でも有名な、昔最も脱獄しにくい刑務所とされ、多くの凶悪犯が収容されていたアルカトラズ島がみえます。
ここにはツアーも出ていて、前回夫と来た時には、その場で申し込んですぐに行けたので、そのつもりだったのですが、人気が出たのか(プリズンブレイクのせい?)、あまりに観光のハイシーズンだったせいか、1週間先まで予約がいっぱい、と言われて断念しました。
フィッシャーマンズワーフ一帯は、お土産屋さんやら、レストラン、シーフードの屋台のようなものなどたくさんお店があり、小学生以上位のお子さんなら楽しく歩くことができると思います。
名物のクラムチャウダーは是非一度、これも名物のサワーブレッドの器で食べてみてください。
完食を目指すなら3人でひとつくらいにしておくほうが無難ですが。
一足伸ばす余裕がある場合、アルカトラズ島ともうひとつお勧めは、サウサリートです。
サンフランシスコから、ゴールデンゲートブリッジを渡った向こう岸の小さいおしゃれな港町です。
ここに行く方法は二通り。ゴールデンゲートブリッジを渡る方法と、フェリーで渡る方法。
せっかくなら両方で、ということで、行きはフェリー帰りはバスを使いました。
サンフランシスコ側から、サウサリート行きのバス停を探すよりフェリー乗り場のほうがずっとわかりやすい、と言う理由で、行きがフェリーでした。
ほんの30分足らずのフェリーですが、海からゴールデンゲートブリッジや、サウサリート、サンフランシスコの街を見ることができて、値段も6ドルくらいなので時間がある方はぜひ一足伸ばしてみてください。
帰りのバスはサウサリートはメインロードは一本道なので、バス停はすぐ見つかります。
バスを使えば、車無しでもゴールデンゲートブリッジを渡ることができます。
橋の両側にもバス停があるので、一度バスを降りて歩いて橋を渡ったり、写真をとっったりしてまた次のバス(一時間に一本)に乗ることもできます(このバスは一日パスの対象外)。
サンフランシスコはカリフォルニアの太陽と、海に流れる寒流の影響で、夏は昼間日向では半そでで十分ですが、影に入ると肌寒く、夜は結構冷えます。
暖かくなった空気が海で冷やされて、この時期は有名な霧のサンフランシスコになる日が多く、ゴールデンゲートブリッジも7月8月は、完全に見えるのは週に1~2回なんだそうです。
現地の人に言わせると春と秋しかない気候なので、すごく暑くなったり、極端に寒くなったりはしないようです。
夏に避暑をかねていくにはとてもいいところです。
私たちはユニオンスクエアのヒルトンホテルに泊まりましたが、観光にはとても便利なロケーションですし、ヨセミテをはじめいろいろなツアーがこのホテルから出発になっているらしくて、観光客(と言ってもほとんどがアメリカの人)でいっぱいでした。
このホテルのお勧めは最上階のレストラン&バー。
360度サンフランシスコの夜景が見えるおしゃれなバーです。
はじめ子供を連れてはいるのを躊躇したのですが(入り口の雰囲気が、高級だったので)、入ってみるとレストランのほうには赤ちゃん連れの方もいるし、バーのほうでもカジュアルな格好で来ている人もたくさんいて、さすが、ほとんどが観光客、という感じで肩肘張らずにおしゃれなバーと夜景を楽しめます。
サンフランシスコを舞台にした映画やドラマはたくさんあって、私が見ている横から子供も時々見ているので、テレビで見たことのある風景や街並みを楽しんだようです。
サンフランシスコが舞台のドラマ、映画
これはもう古典フルハウス
子連れじゃなかったら、ここのロケ地に行きたかった、チャームド
これのせいで、アルカトラズ島ツアーが人気になった? ザ ロック