うーん。
このテーマ「うつとどうつきあってる?」は重いです。
キーボードに向かうと、それだけでちょっと涙がでてきます(苦笑)。
私は、アダルトチルドレンです。
子どもとの関係に悩んだとき、今までは気づかないふりをしていた(単にきっかけがなかった、とも言える?)、自分の成育環境にある原因を直視しなくてはいけなくなり、とてもつらい気持ちになりました。
子どもの事は好きです。でも、何か距離を置いてしまうことがあり、どうして私はこんな対応をしてしまうの??と悩んでしまって。
でも、こういう私は私なんだから、と。
うまく言えないのですが、昨年、非公開の個人日記に書いてみる気になった、ソウウツを患って20年の実父に対する私の気持ちを、ほぼそのまま、こちらに掲載してみます。
周囲に、ウツ傾向が見られる方がいらしたら、どうか、長期化する前に適切な治療(カウンセリング・投薬・診療)を受けるよう、接してあげてください!!
ソウウツ父を持つ娘からのお願い、です。
そもそも、限定公開の場所ででも、このことを書こう、と思ったきっかけは、
女性に対する暴力」に関する調査研究
の最新調査結果を元に各メディアがDVに関して報道し、それに触れて、でした。
当時の毎日新聞は「[男女間暴力]3分の1の妻が夫から、しかし離婚は4.7% 」という見出しをつけてましたっけ。
では、非常に長いのですが、お付き合いください。
私の実父は、もう20年以上ウツ病(たまーにソウの時期あり)なので、特に男性の家族に対する暴力には恐怖心があるんですよね。
やっぱり、10歳ぐらいの時に目にした光景とか、姉妹(私は3姉妹の末っ子なのです)で肩寄せて泣いてた夜とか、思い出しちゃうから。
ソウの時ってホント別人で言動が攻撃的なんだもんねー。
一緒に住んでた頃(~22歳まで。ちょうど10年前になるのね~)はウツな時期がほとんどで、モノを壊したり、暴言を吐いてる場面に1年の中でもわずかな日数出くわす、ぐらいだったけど、3年ほど前にきた「ソウ」はまさに過去最大の波で、暴力を伴うDVだったようで、実母は苦しんでいたのでした。
でも、離れて暮らす娘達にはだまってたんだよー!1年近く!もっと早く言ってくれたらよかったのに…。心配かけちゃいけないと思うんだよね…。わかるんだけど…
そして、こりゃイカンと、強制入院となり(受け入れてくれる病院を確保できたのでラッキーな方かな)、約2年経つ今も入院しているので、今のところ母に実害が及ぶことはないけど、この先どうなるのかは、わからないし、ふとした時によぎる私の不安の種であって。病気が病気だけに、ずっと入院できるかというと、難しいと思うからねぇ…。
娘たちが大きくなったら、「もう1人のおじーちゃん」のこと、何て説明すればいいのかなー、と最近思うようになりました。難しいよね…。
こちらで、昨年同居の義母が亡くなっているので「家にいない=死んでる?」「入院=もうすぐ死んじゃうの?」とか、やっぱ、保育園児だとそんな感じだもんねー。
かといって、病気自体を説明するのがとても難しいし…。
実家の父の場合は、典型的に高圧的な明治生まれの長男・長女夫婦(どちらも8人兄妹で、みな近くに住んでいるという…。)の元に長男として生まれ、育てられて、萎縮しまくりだった環境自体が、病気の最大の原因だから、父もかわいそうな人だ、と思いますよ。
私自身がその高圧的な祖父母と一緒に暮らしてたから、あれはツライと思うし、その点は理解できる。
でも、だからといって母親に対する暴力だけは、やっぱり許せるものじゃないですしねぇ。
そんな私が父から学んだ事は「若い頃に年相応に遊んでない人と結婚しちゃうと、ある日突然爆発する可能性が高い」という事だったりするし!(笑)
で、父の病気のことは、母の私自身への教育方針(?)にも影響があって。
高校~大学の学生時代に健康的な夜遊び(クラブ通い。ヤバい事には一切手を出さず、ひたすらマジメに踊ってました。部活的感覚!?)を繰り返していても放免されてたのも、母が、そんな父をみながら「子どもを押さえつけて育てると、将来子どものためにならない。ここは目をつぶって…」という気持ちで接してくれてたからこそ、なのだよね。
(ま、3人目だから、というのも大きいんですが。姉達にはいつも「私らは門限とか苦労したのに、アンタはずるい!」と、後でさんざん言われてましたからねぇ。あ!高校生の時は日付が変わるまでに帰宅する、っていう門限、ちゃんと守ってましたよ!)
幸い、私のダンナは悪い事しない範囲で年相応に過ごしてきている(学生時代にインドにいったり、カナダでヘリスキーして、首のとこ切れて死にかけたり、とか…どっちかっていうと、無謀系?(笑))し、多分そーいう話を付き合いはじめに聞けなかったら安心して結婚したいとは思えなかっただろうなー。
そして、何より女性に手を挙げる人ではないので、こちらの家庭では、そういう心配はこの先もないと思うけど。
(ただし、言い方が基本的にキツイから、たまに本気でムカツク事はあるけどー!)
ま、そーいうのもあって、今は地方の中の地方、といわれる北陸の一都市のさらに郊外で、夜遊びもせず、旅行にもいかない日々だけど「まぁ、いっか」と思える自分がいるのだと思いますからねー。
ふぅ。長かったー。
ここまで読んでいただいた方、お疲れさまでした!(^_^;)
---
お昼ご飯食べた後につけたし。
やっぱり、暗いっすね~。自分で読み返してもちと暗い話だなぁ。
たぶん読んで「えぇ?」ってビックリされた人もいるのではないかと思うのですが、聞けばみんないろいろ辛かった出来事とか、あるものですしねー。
さすがに同じ状況で一人っ子だったらかなり辛かったカモ。とは思いますけど。
はい。ここまでが昨年書いた日記より。
長いですね~
すいませんね~(笑)