埼玉と千葉では、既に中学受験が始まりましたね。東京・神奈川の受験生も、「1月受験」と称したお試し受験をされた方も多いことでしょう。
受験シーズンに突入し、5年生の我が娘にも変化が見られました。冬期講習あたりからでしょうか、塾がピリピリとした受験モードになったらしく、ここにきてやっと「受験する」ということが具体的にどういうことなのかを把握した様子(笑)
「1年後は○○も必死で過去問やってるんだよね」なんて発言に、こっちがびっくりです(笑)受験モードの伝染(?)、これもグループ授業のメリットの一つですね。
今年の2月1日は日曜日ですし、この際、せっかくなので、受験会場に連れていって、遠くからでも眺めさせようかな、とも思っています。
受験生の皆さんには、とにかく体調を整え、持っている力を発揮して悔いのない受験をしてほしいな、と、心から願います。
さて、現5年生も、塾では来月からは新6年生。本当にあと1年(汗)・・
新しい単元の学習は夏休み前までで、夏休み以降はそれまでの復習と演習に入っていきます。
保護者会で室長先生の話を聞いてなるほど、と感じたのは、基礎・基本はもちろん最重要だけど、これからは効率よく点数をとるための工夫も必要になってくる、ということ。
夏休み以降の復習・弱点補強・演習の時期には、志望校の出題傾向に沿って勉強するのが効率的、ということです。
例えば、過去の出題傾向から察するに、世界地理なんて出ない学校なのに、貴重な夏休みを世界地理の細かいところまで一生懸命覚えるのは無駄、です。
その時間を使って、確実に出る時事問題を鍛えておいた方が断然点数に結びつきます。
つまり、夏休み前までに出題傾向を知るには、「夏休み前までに志望校を絞っておく」必要があるということなんですね・・。
そして、志望校の出題傾向を知るには、やはり過去問を見るのが確実です。
一応の我が家の第一志望は、今のままでは99%無理・・という学校なのですが、今からあきらめるのもどうかと思い、思い切って過去問を買ってみました。
中学校の過去問なんてどうやって手に入れるのだろう・・と思ったら、大学の赤本と同じように、きちんと本になって販売されているのですね。
ネットで注文し、届いてからバラバラッと見ましたが、うーーん、買ってよかった!
各教科の出題傾向、出題分野分析表、対策などが詳しく載っています。
今から子供に「出題傾向に沿って勉強しなさい」と言っても無理な話ですが、親が把握していると、「○○中は、平面図形の問題がいっぱい出るから得意にしておいた方がいいよ」とか「細かい文法の問題はほとんど出ないから、軽くでいいよ」のような声がけができるのです。
社会は資料の読解や作図が多いので、頻出資料はコピーしてトイレに貼ってやろうかしら・・とか、理科は実験・観察の問題が多いので、受験用の実験塾を一部利用するのも効率よさそう・・などと先の計画もたてられます。
このようなことを、夏休み前から知っておくのと、過去問を本格的に解き始める10月以降に知るのとでは、実際の勉強効率も違うはずだし、気持ちの面での焦りも随分違ってくるような気がします。
塾で、個々の生徒の志望校の出題傾向を把握して、早い時期からそれに合った指導をしてくれれば助かるのですが、大ざっぱな志望校別クラスはあるにしても、個別指導で特別にお願いしているのではない限り、そこまでは期待できないのかなぁと思うので、親がやるしかないですよね・・。
「夏休み前には志望校を絞り、過去問から具体的な出題傾向をつかんでおく(親が)」
新6年生になるにあたって、このことを頭に入れておこうと思います。
さて、ここからは我が家の話ですが・・
今のままの偏差値では、思い描いている志望校は絶対に無理・・という我が家にとっては、この1年が勝負。
「今まで好きなこと・やりたいこと、めいっぱいやってきたんだから、これから1年くらい、気合い入れてガリッと勉強しなさいよっ」
というのが、私の本音。
それを分かっているのかどうかは不明ですが、娘は、1月いっぱいで水泳を辞めることになりました。
コーチが皆の前で「週3回練習に来られないのは認められない」とはっきり宣言したそうで、年末から塾で練習を休みがちだった娘は、その場でスッパリと水泳を終了する決意をしたそうです。
口では「絶対辞めない」って言いながらも、本人なりに辞める時期を考えていたのでしょうね。晴れ晴れした顔をしていたので、ほっとしました。
いざ辞めるとなると寂しい気持ちもありますが、本人が納得するまで続けられたので、娘には、あえて「卒業」と言っています。
水泳を卒業したので、新6年生からは4教科すべてグループ授業にすることにしました。でも、算数の個別授業も1コマ残しています。とても相性のよい先生なので、今後の保険として(涙)
これからは週に4日通塾しますが、平日の放課後に何もない日が2日もできるので、その時間の使い方がどうなることやら・・。
しかしまぁ、過去問を買って見たはいいのですが、どの教科も、正しい基礎基本を身に付けていることを前提として、思考力を問う応用問題や記述問題が中心であることに、クラクラきました・・
1年後の娘がこんな問題を解けるレベルに達するんだろうか・・いやはや、いまどきの小学生は大変ですね(汗)
受験のためとはいえ、こういう勉強(訓練?)をしている生徒としていない生徒が、学校では同じ教室にいるのですものね。「6年生は荒れるよ〜」というコワイ噂も、ちょっとは分かるような気がします。
さて、習い事を終了したので、次回からは【習い事と中学受験の両立を目指す】というタイトルも変更させていただきます。結局、ごく普通に、習い事を整理した感じですね(汗)
現在進行形なもので、どうかご了承くださいませ(笑)
【働きながらお受験を目指す】 第1回 中学受験、する?しない?
【働きながらお受験を目指す】 第2回 中学受験の目的は?
【働きながらお受験を目指す】 第3回 親の役目
【働きながらお受験を目指す】 第4回 中学受験の塾選び
【働きながらお受験を目指す】 第5回 受験勉強、ひと休み?
【習い事と中学受験の両立を目指す】 第6回 「やらされる勉強」から脱出!?
【習い事と中学受験の両立を目指す!番外編】もうすぐ夏期講習の巻
【習い事と中学受験の両立を目指す】 第7回 「個別指導」と「グループ授業」
ありがとうございます。うちも悩ましい。ほんと悩ましいです。
水泳をやめられたお嬢さん。すぱっとしていて潔くてすばらしいですね。そういう強い気持ち、きっとこれから生きますよ。
6年生は荒れるよって、わかります。ほんと。荒れますよね。普通。
娘が6年生、1月受験を終え、第一志望受験まであと9日。
うちの娘の場合、塾にも友達がいて楽しくやっているようですが、学校では最高学年としていろいろ忙しく充実している様子。「受験だけ」にならずに、学校生活とバランスをうまくとると、かえってストレス解消になっていいみたいですよ。
卒業式の合奏の練習とか卒業文集委員になったり、そちらに気持ちが行きがちで親としてはちょっとハラハラしますが。
公立中高一貫校も増えてきて、公立小学校の先生も中学受験を認めてくれるようになってきました。受験日は欠席にしないなどの配慮もありますし。子供達も、「受験、頑張ってね」と言ってくれたり、5年生の時とは比べ物にならないほど、成長しますよ。
らむねさん、悩ましいですね・・あと1年、「受験だけ」にならず、でもガッツリがんばってほしいものです。
ガルーラさん、あと少しですね!
お嬢様にとっても、ガルーラさんにとっても、悔いの残らない受験になりますよう、陰ながら祈っております!
お嬢様の小学校生活もしっかり楽しまれている様子、とても励みになります〜
そうですよね、この時期特に女の子は、目覚ましく成長しますもんね。うちの娘も、2学期だけでかなり大人になったなぁと思ったら、身長も5センチも伸びていてびっくりしました。心身共に伸びる時期なのかも・・
噂に振り回されず、あまり心配しないでゆったり見守れるハハになりたいです・・
あと少し!どうか体調にお気をつけて!!
娘さんの決断、潔いですね!
とても、読んでいて頼もしく感じました。
ところで、中学受験。
私の住んでいる県は人口も少なくて「地方の中の地方」と呼ばれるほどなので、そもそも私立中学自体がないに等しい状況なので、ちょっとうらやましくも感じたり……(笑)
ゆうこさん、私もたまに、中学受験という選択肢がないところに住んでいたら・・なんて思うことはあります(汗)私はそうでしたし・・。
今日は最後のスイミングだったのですが、終わってから一緒にお風呂に入り、「どんな気持ち?」と聞くと、素直に「寂しい」と。ちょっと涙ぐんで、「もっとやりたかった」と・・。
「娘は潔く決断したんだ」と思いたいのは親の方で、娘は娘なりに、自分にもろもろ言い聞かせて辞めたんだな、と、なんだか切なくなりました・・