ワーキングマザースタイル就活に必要な「人間力」を育てるには その3




2009年04月06日

就活に必要な「人間力」を育てるには その3

Posted by fellow

3月末にひとつ志望度の高い会社から内定(正確には内々定)が出ました!娘も私も苦戦を覚悟していたので、正直のところかなりホッとしました。
12月から6〜7回の試験やら面接やらの選考を通ってようやくこぎつけた感じです。
ほんの少し気持ちに余裕が出たので、娘にこれまでの就活の体験談を聞きながら少しまとめてみようかと思います。
その1の記事に今の就活で通るおおよその選考のフローを書きました。
今日はそれをもうちょっと詳しく書いてみようと思います。
娘や一緒に就活をしている友人からのアドバイスもちょっといれてみますね。
※業界や企業の規模や体質によって違いがあると思いますので、あくまでご参考までに。


おおよそ時系列でいうとこんな流れになります。

大学3年次の夏休み前後〜

【インターンシップ】1日〜2,3週間(数回行くところもあり)、その会社を訪問し説明を受けたり、テーマを出されディスカッションを行ったりチームで作業を行ったりする。大学側から斡旋される場合も多い。就活に有利になる(工程の一部を飛ばすなど)場合もある。3年生の夏休みごろから行うところもある。
娘の場合は翌年1月の選考中にインターンが組まれていて、3-4回で行ってグループワークで発表などを行った。
参考:http://www.super-gakuwari.com/

アドバイス:自分はあまり行かなかったけれど、できるだけいろいろなところのインターンに行っておいたほうがよいと思う。

大学3年次の秋〜

【合同会社説明会】ビックサイトなど大きな会場で行う、いろいろな企業がブースを出すタイプの説明会。10月や11月ごろから本格的に開催される。就活のはじめに、まだ受けたい企業を絞れないようなときに広く情報を持つのに役立つ。毎月行っているところもある。娘の場合は11月に2回ほど行った。
参考:http://navi.shukatsu.jp/10/event/

アドバイス:年明けからでなく年内(それも早め)に行き、おおよその感じをつかんだほうがよい。ものすごい人数の学生がいるので、就活の厳しさを知る意味でもまずは行ってみるのが良いと思う。

【就活ナビ Web登録】
現在の就活のほとんどは、Webサイトを利用して進められる。
以下のようなサイトに登録するところからスタートする。
就活ナビの情報を見てまずは説明会に行ってみたい企業をブックマークし、説明会の予約を行う。就活中のスケジュール管理もここでできる。
娘の場合はリクナビで最初に登録していたので、主にそこを使っていたようだが他にも特色を出しているところがいろいろあるので比較してみるとよい。代表的なものをいくつか。。。

リクナビ
リクルートが行っている草分け的就活サイト、大手企業の情報が多い。

マイナビ
エントリシート添削講座などのオプションが多い。

広告就職ナビ
独自の説明会などがあり広告業界に強い。

ブンナビ
いろいろなランキングやポイント制などがある。会社情報が細かく、エントリーから説明会までの登録まで待ちが少ない。

enジャパン就活情報
使いやすいと評判がよい。中小企業もたくさん登録している。

アドバイス:最初に一通り登録しておくと良い。そのナビにしか載っていない情報もある。

みんなの就活活動日記(通称みん就)
就活している学生たちが書き込む巨大掲示板。学生たちの多くはここでの情報をよりどころにしている。
会社ごとにスレッドがたっているので、同時期に受けたひとたちの状況がわかる。
主な使用目的は、まず選考から落ちたかどうかの判断(会社から落ちたと連絡がない場合が多いので、ここで他の人に合格が出て自分に出ていなければ落ちたと相対的に判断するらしい)、各選考でどんなことを聞かれたか、またどんなことを答えたかなどの情報を得る。娘の場合もここである程度情報を掴んで戦略をたてていくことが多かったようだ。


大学3年次の12月〜大学4年次の6月くらいまで
※業界によってはもっと早くからはじまるところもある。

【会社説明会】
選考の条件として説明会に行くことが含まれている場合が多い。説明会と同時にグループディスカッションなどを合わせて行い選考を兼ねる場合もある。

アドバイス:ただの説明会だと思って気をゆるめず、最初の選考だと思って臨んだほうがよい。遅刻は厳禁。馴れないと場所を探すのに手間取ったりするので余裕を持っていくこと。
説明会からはじまる選考は数回時期をずらして行う場合があるが、早めの選考に乗ったほうがよい。(あとのほうになるほど内定枠が少なくなる)

【エントリーシート提出】
就職希望者に提出させる人物を知るための書類。通常の履歴項目のほかに、自己PR、志望動機など会社独自の質問について記入する。Webで提出する場合と紙媒体の場合があり、Webのほうが比較的作業的には軽い場合が多い。履歴書とは別に出す場合が多い。ここでまず最初の足きりが行われるので書き方のアドバイスを受けたり、他の人に見てもらい客観的なアドバイスをもらったほうがよい。

※足きりとは多くの志望者をまず少数に絞り込むために行われるもので、ここで落とされると面接等で自己アピールするまでにいたらずにその会社への就活が終了する。
参考:http://www.riresan.com/syo/ento/

アドバイス:
・具体例をひとつだけあげるように書く(あれこれ書かない)
・結論−具体例−説明−結論という形で書く

【グループディスカッション/グループワーク】5〜6人で行われ、テーマがあたえられてそれをディスカッションする。その場に居合わせたメンバーの行動や発言を見て判断される。
ディスカッションのみでなくグループで課題をまとめて発表する場合もある。
その過程での発言や態度を見られ、足きりのために行われる場合が多い。
参考:http://allabout.co.jp/career/collegegradcareer/closeup/CU20070415A/index.htm

アドバイス:最初に発言するとその後の発言がスムーズになる。積極的によい意見が言えリーダーシップを取ることがのぞましいが、自己中心的になるとかえって印象が悪い。まわりの状況をよく見て的確な意見や采配ができることがよい評価につながる。
何も発言しない、人の意見を否定ばかりする、話を関連のない方向にそらすなどはNG。

【筆記試験/SPI】
業種によって内容や重要視される度合いが異なる。
SPIは適性検査と国語、算数の能力検査を合わせたもの。
論理的思考を試される問題が多い。高校一年程度の学力を要する。
足きりのために行われることが多い。
最近ではWebテストの形式をとるところが多い。

アドバイス:
この問題集がお勧め。
直前でもOK! [パソコン版SPI2] これが本当のテストセンターだ! 2010年度版
本命の会社の前に、筆記試験は数社受けて練習しておくとよい。

【グループ面接】
2〜3人同時に面接を受ける。ひとりずつ質問をされ、順番に答えていく。自己紹介、学生時代がんばったこと、志望動機などを聞かれる。相対的に受け答えをみられるので、面接官と同席するメンバーの状況を判断し、その場で臨機応変に自己アピールできることが望ましい。

アドバイス:ひとの話をよく聞くこと、質問されたことに簡潔に答えること、しっかり相手の目を見て話すこと。話が長いのはNG。

【個人面接 数回】
本選考。各30分くらいが多いが場合によって1時間くらいのときもある。
面接が進むにつれて以下のような順で質問の比重が変わってくる。

これまで頑張ってきたことや学生時代の活動

志望動機

会社にどんなことを具体的にやりたいか(自分がどのように会社に貢献できるか)
前回のエントリーで書いたような質問も予想しておいたほうがよい。

終盤の役員面接では、本当にその企業に合っているかという確認が主になる。
参考:http://www.mensetu.net/

アドバイス:
自分自身の過去の体験により何を学び、どういった問題を乗り越えたかをわかりやすく話せるようにしておく。だらだらとやってきたことをまとまりなく述べるのはNG。また会社についてリサーチする際には、そこの会社が行っているサービスを実際使ってみることがお勧め。さらに同種のサービスの競合分析を行っておくとよい。リサーチし比較分析して行く事で自信をもって面接に望めるので時間をかけて準備したほうがいい。


【内々定】
最終選考が終わり合格している場合は連絡がある。面談があり、入社意思の確認を細かく聞かれる場合もある。
正式な内定は10月1日なので、そこまでは内々定といわれる。


【内定】
10月1日に正式に内定が決まる。内定は、労働法上の法律効果が発生するもので、不当に解除するとペナルティがある。




このようにとても長い時間とエネルギーをかけて内定にいたるので、昨今の「内定取り消し」などはやはりとてもかわいそうなことだと思います。そうせざるを得ない企業側も辛いのでしょうが、できるだけそういうことが今後増えないように祈ります。
次回は選考を進めるにあたって、どういう人間像が求められていると感じだか、実際の娘の体験談を書いていきたいと思います。


就活に必要な「人間力」を育てるには その1今どきの就活

就活に必要な「人間力」を育てるには その2言葉のコミュニケーションの必要性

就活に必要な「人間力」を育てるには その3就活ワークフロー

就活に必要な「人間力」を育てるには その4就活インタビュー

就活に必要な「人間力」を育てるには その5まとめ






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コメント

すごい!すばらしい資料ですね。

とにかくお嬢様の内定おめでとうございます。
われわれ世代の再就職や転職にも参考になる記事、ありがとうございます。

Posted by: らむね at 2009年04月07日 11:42

らむねさん

ありがとうございます。読者のみなさまのお子様の就活はもう少し先と思いますが、もう数年後という方も含まれているかもしれないので、少しでもお役にたてればと思っています。
実際親のほうの再就職問題もあり、こちらは新卒よりも厳しい条件になると思いますが、でも根本的に求められる人材に共通するものや、採用にいたる努力の仕方はあるのではないかと思っています。

Posted by: ゆり at 2009年04月08日 00:37

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