今までたくさんのワーキングマザーのお受験体験記をいただいて感謝しております。
まだまだ、2008年に受験した方、2009年のほやほやの方、たくさんの体験をお待ちしております。
こちらからどうぞよろしくお願いいたします。
今までのアーカイブ
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今回は、小学校受験です。
●データ編
・お子さんが受験した年
2008年
・受験した学校数
1校
・幼稚園・小学校・中学校・高校・大学?
小学校
・本命
都内国立
・4月から通う学校。本命かどうかも。
地元の公立校です
・お母さんの働き方
パートタイム
・ご自分の受験経験
中学から私立
●意識編
・受験を意識しだしたのはいつごろ
受験年の秋(遅い!)
・自分の受験体験と子供の受験への考え方、どうシンクロしていますか?
自分自身は「受験する」と自分で考えて決めて中学を受験しました。基本的に、子どもがやる気がなければやる必要はない、と思っています。地元の公立の環境にもよりますけれど・・・。今回の受験は、記念受験に限りなく近いです。
・旦那さんとはどう話し合いましたか?
国立で面接もないし、夫の負担もほとんどないので、話し合うほどのことはありませんでした。
・旦那さんのサポート体制はいかがでしたか?
模試(一日だけですが)の送り迎え、抽選、試験日の付き添いをしてくれました。
●準備編
・受験準備の様子を具体的に教えてください。【塾・教材】
一次抽選に通ってから筆記まで一ヶ月ほどあったので、抽選日に駅でちらしをいくつかもらい、その中から選んだ幼児教室の講習を3日間、直前模試を一回受けました。
過去問は抽選の前に買い、抽選の後に買い足しました。一ヶ月間、ほとんど毎日、過去問をやらせました。
・受験準備の様子を具体的に教えてください。【生活面】
体調管理が第一(いつもより生活に負荷がかかるので、寝る時間はできるだけ普段通りに)。本人のモチベーション維持が第二(最初のうちは楽しくやっていたが、だんだん飽きてきたので、「○○校に遊びにいきたくても、くじで外れちゃった子もいるから、せっかく通ったからがんばろうね」「試験が終わったら、アイスをダブルで食べよう!」といったような感じで)。
・働いていることでの苦労と、どうそれを乗り越えたかを教えてください。
試験以外に、抽選や発表、書類受け取りなどで何度も決まった時間に学校に足を運ばな
ければならないのが大変でした。私が行けない時は、夫に協力してもらいました。
●直前・当日
・どのように調整しましたか?仕事との調整などはいかがでしたか?
夫に行ってもらいました。
・当日に心がけたことは?
朝ご飯に子どもが大好きなフレンチトーストを作り、ハッピーな気分にさせて送り出しました。
・面接のときに働いていることについてどう説明しましたか
面接はありませんでした。
●感想
・乗り切っての反省点
記念受験なので、「反省」というのもちょっと違うかもしれませんが、「記念」とはいえ、やっているうちにヒートアップしてきてしまう部分がどうしてもあるので、どうせ記念なら、もっと気楽にやればよかったと思いました。とはいえ、ある程度できるようになっていないと、「何やってんだか、全然わかんなかったよ〜」で試験が終わってしまうのもかわいそうだし、その兼ね合いが難しいのですが・・・。
・ここが成功もしくは失敗のポイント
本気で受験するなら、せめて夏ぐらいから準備した方がいいんだろうな、と思います。過去問を早めに入手して、ちょっと遊び感覚でやらせてみて、自分でみてあげられるか、幼児教室に通わせるならどれくらいの頻度にするか、など見極めることをおすすめします。とはいえ、国立は抽選が何回もあるので、準備は十分にしたものの抽選は通らなかった・・・ということもあり得るのが悩みどころです。
・これから受験をするワーキングマザーにアドバイスを
「お受験」の世界をかいま見ての感想は、お子さんのタイプが受験向きかどうかもあると思うのですが、親が向いているか、というのも、けっこうなポイントかなあと。たとえば、自分より子どもを優先させられる、お受験スーツを着こなせる、子どもの受験準備に労をいとわない、そういう点では私自身はどれも失格でした。
もうひとつ、子どもの受験って、私のようなお気楽組でも、自分のこと以上に心が揺れるのですね。受験期間中も仕事はしていましたが、正直、物理的にという面もありますが、精神的にきつかったです。仕事で大きなプロジェクトを抱えているような時は、うまく息抜きしてバランスをとってくださいね!
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結果は残念でしたが、でも何かに挑戦したということできっとすばらしい体験になったのではないでしょうか。今頃、入学式ですね。心からのおめでとうという言葉をお送りいたします。