神宮外苑サイクリングセンターの自転車の乗り方教室に参加しました。
娘が自転車に乗れず・・・(というと、エッ?と驚かれる年齢です)。
これまで、成長に合わせて2回自転車も買い替え、何度もトライしてきましたが、毎回「もうイヤ!」「乗れなくてもいい!」と投げ出す娘・・・。
後ろを押さえて中腰でサポートし続けるのも腰にくるし、「こういう風にしたら、1時間で乗れたよ」という知り合いのアドバイスを試しても、運動能力には個人差があり・・・。
最近は「練習しているのを友達に見られるのは恥ずかしいからイヤだ! 乗れなくてもいい」と言い始め、ほとほと困ってました。
しかし、学校で「自転車の(安全な)乗り方教室」が開催されることになり、一気に崖っぷちに追い込まれ、駆け込んだのが
【参加方法】
日祝日のみ開催で、午前の部(9時半〜12時)と午後の部(13時〜15時半)があり、各回、子供の定員は30名ずつ。朝8時から、事務所(写真)で整理券が配布されています。KEIRINの協賛により、参加費は無料です。
自転車は、身長に合わせて貸し出してくれます。ヘルメットは持参しましたが、借りることもできます(100円)。
【練習の様子】
年齢別に2つのクラスに分かれて、練習スタート!
最初に、全員を集めて乗り方の説明が行われます。
そのあと、各自が楕円形のコースをぐるぐる回りながら、自分のペースで練習します。
親は周りの歩道から見守ることができます。水分補給してあげたり、写真を撮ったり、声援を送ったり。
最初は、ペダルを外した自転車で、バランスを保つ練習です。
両足で1・2・3!と前から後ろに向けて地面を3回蹴り、3のタイミングで足を離したままできるだけ長く前に進むようにします。
★1時間経過。
早い子はもうコツをつかんで、ペダルなしですいすい走っていますが、1秒ともたずに、すぐに足をついてしまう我が娘。
「もっとスピード出して! まっすぐ前を見て!」
先生が、拡声器で気合いを入れてくれました。
上手になってくると、ペダルをつけて練習しても良いという許可が出ます。
年長から小学校低学年の子が多く、うちの娘は参加者17人中でベスト5に入る年長者ですが、上達の早さは年齢と比例せず。
★1時間半経過。
ひとりひとりの状況にあわせて、アドバイスしてくれます。
17人中、3人にペダルがつきました。やばいぞ、やばいぞ。
上達の度合いはさまざまで、参加が2回目以降という子も、ちらほらいるようです。
うちの子はスピードを出すと怖いと言い、ノロノロ転がしています。
ペダルがつけられるのはいつのことやら。
★2時間経過。
「見て見てー! 早い早い!」とぶっ飛ばす子も出現。内心焦ります。
我が娘は…
「擦り剥いた手が痛い」
「のどが渇いた」
「ぶつけた足が痛い」
「今度は股間をぶつけた」
「ジュース飲んだから横っ腹が痛い」
「もうやだよー。あと何分?」
「パパ、うるさい! ママもいろいろ言わないで!」
1周ごとに(親の近くを通るごとに)、体の不調を訴え、親の助言に反抗するばかりで、一向に上達せず。
「あと何分? じゃなくて、できるようになるまでやるんだよー!」と叱咤激励するものの・・・。
残り時間が30分を切ると、「絶対に乗れるようになって帰りたい!」という親の焦りもピークを迎えて、殺気立ってきます。お父さんが熱心に、走り回って応援しているケースが意外と多い印象。
さて、そうこうしているうちに、2時間半が経過し、乗れないままタイムアップ。
結局、3回参加し、計7時間半の特訓を受けることになりました。
3回目は、さすがに最初から順調。「あの子みたいにやってみて!」と他の子供へのお手本になっていることに気づいた娘は、得意げ。ほめられると伸びるタイプなので、いっそう真剣に取り組んでいました。
3回目のレッスン開始後1時間経った頃、そろそろ、ペダルありでもイケるんじゃない?という雰囲気になりました。
そして、ペダルをつけた自転車にまたがってみたら・・・
乗・れ・ま・し・た〜! 感動です。
先生方には、たいへんお世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!
これまで自転車の練習というと、ムスーッとして文句ばっかり言っていたのがウソのように、「楽しいから、あと100周する!」と、笑顔で乗りこなしています。
親の近くを通るたびに、ウインクをしてきたり。まったくもう・・・。
途中、一度ハデに転びましたが、まわりの子が頑張っているから、泣いて脱落したりせずに続けられるのも、ありがたいところ。
混んでいなければ、午前の部で乗れるようにならなかった場合、午後の部にも参加できるようです。ただし、午後の分の整理券も朝8時から配布しているので、お早めにご相談を。
練習場からは六大学野球の歓声が聞こえていて、盛り上がっていました。早く乗れるようになったら見に行きたかったなー・・・
皇居の周りと同じように、走ったり、ウォーキングやサイクリングする人あり。気持ちいい場所です。
がっつり近くで応援する気なら、アスファルトに座れる服装でいくか、レジャーシートや折り畳み椅子を持参すると良いかも。
子供だけを参加させて終わった頃に迎えに来る人もいましたが、子供に飲み物、汗ふきタオル、絆創膏を渡しておくと安心かも。マメをつくったりすりむいたりします。
ここしばらくは、二人乗りもできない年齢(=6歳以上は道交法違反)なので、出かける際にも何かと不便でしたが、今後は行動半径が広がりそうで、娘と一緒に自転車で出かけるのが楽しみです。
るかさん、お疲れさま〜。うちも自転車乗れなくて、必死で練習させました。
・・・というのも、娘の小学校では、3年生の時に「自転車の乗り方教室」と言うのが行われ、警察の人が教えに来るのです。この「乗り方」と言うのは「補助輪なしで乗るやり方」とかではなくて、「一般の道路で危なくないように走り方のマナーを教える」というもの。自転車にはすでに乗れる・・・という事が前提で行われます。
当時の学年委員さんから「さくらちゃん、自転車乗れる?もし、乗れなかったら補助輪つきの自転車を自分で用意してもらえるかなー。」と言われ、娘もその屈辱に一念発起!
まずは、幼稚園の時から持っていた小さい自転車の補助輪をはずし、るかさんの娘さんと同じようにペダルをはずして脚で地面を蹴るところから始めました。
小さい自転車が乗れるようになったところで、おばあちゃんに体に合った自転車を買ってもらい、地獄の特訓をしました。夫と私、妹と妹のだんな。みんなで夢中になって教えました!
だから、るか家の苦労が本当に手にとるようにわかりました!娘さん、乗れるようになってよかったね!
そして、我が家も無事「乗り方教室」までに乗れるようになりました。・・・・が、今でも「自転車でどこかに行く」という事はさせていません。自転車はおばあちゃんちに置きっ放しだし、このおっぺけ娘を一人で自転車で遊びに行かせる勇気もなくて・・・過保護でごめんな。
こむぎさんのおうちでも、一家総出で応援したんですねー(^v^)。
お疲れ様でした☆(o・ω・o)ゝ
すんなり乗れなかったのはウチだけじゃなかったことに、失礼ながら、ちょっとホッとしました。
うちも、こむぎさんのお嬢さんとまったく同じ状況(3年生で「自転車にはすでに乗れる」ことが前提の「安全な」乗り方教室が、近日中に開催!)で、切羽詰ってました。
乗れない姿をみんなに見られるとなると、子供なりにプライドが傷つくようで「学校を休みたい」とか言ってました。
一般道を走らせるのは、親としても勇気が要りますよね。
本人もまだ怖いようです(そもそも、極度の怖がりだから自転車に乗れなかったと思うし)。
でも、自信にはつながったようで「もう自転車に乗ってる子を見ても、平気(劣等感を感じない)」的なことを言っていたので、ひとまず良かったなあと思いました。