栽培技術がめきめきと上がり、輸送の技術もスピードもアップして、一年中手に入る野菜を増やしました。野菜の旬を忘れさせるほどだけれど。でもでも。旬の時期にとれた野菜には、そうでない場合と比べて栄養がたくさん。たとえば冬が旬のホウレンソウには100g中にビタミンCが60mg含まれていますが夏には20mgと三分の一に減少。旬には収穫量が多いので値段もリーズナブルになります。
この連載では野菜ソムリエになりたてのワーキングマザーが野菜を食べる量を増やそう!ということをターゲットにして旬の野菜を紹介していきます。
めざす野菜の摂取量は一日350g。
350といってもイメージがわきにくいですが、野菜小鉢がだいたい70g。これを5個食べるイメージです。
「野菜は調理するのに時間がかかるから。」「(すぐ傷むので)買い置きができないから。」
野菜離れがすすむ一番の理由です。
この二つをクリアできるよう助けてくれる方法は...
〇短レシピ
時間がかかるのは手際が悪いから、ではありません。笑
調理時間が長いものは短縮、もしくは回避。
△罎濃纏、蒸し仕事
野菜をまずはゆでる。蒸す。違う種類の野菜もまとめて『ゆで仕事』『蒸し仕事』。下ごしらえを済ませておくメリットは、できあがりまでの道のりが半分に減ることそして多種類の野菜をまとめて仕事すれば時間短縮。効率アップ。
G磴っ屬、作り置き
収穫した数分後、数十分後から、栄養を土から取れなくなった野菜は自己栄養を消費しはじめます。この消費が味の劣化、腐敗を呼びます。できるだけ早く食べたほうがよいけれど、劣化が遅くなる保存法を知り、作り置きができる野菜メニューを活用しましょう!
ぅ潺奪ス&マッチ
調理法を分散するとよいことは、栄養素(リターン)を効率よく吸収できることと野菜料理の幅が広がる、表情に変化がでること。このミックス&マッチに関しては
次回連載で詳しくお話いたします!
この4つを軸にして、連載ワーキングマザーの【旬の野菜ノート】をスタートしたいと思います。
子供2人を持つWMです。帰宅後急いで食事を作っている身には野菜料理はちょっとハードルが高い。結果、野菜の摂取量が少なくなります。
加えて、娘は野菜嫌い。一所懸命作っても残されることを思うと作るモチベーションが下がります。
簡単にできておいしい野菜の食べ方、期待しています。
このシリーズ、とっても楽しみにしています!
ガルーラさん、コメントありがとうございます。
時間が手間がかかる、というのはおっしゃる通り、避けたくなる一番の理由ですよね。やる気はあっても物理的な時間が許さないとレパートリーが狭まりますよね。時間が短いレシピを短縮できる方法を展開していきたいと思っています。
野菜嫌いは、つらいですね。モチベーション下がるお気持ち、分かります。ヨーコオノいわく、嫌いなものは好きになれる可能性が大きいのだそうです。無関心なものを好きになる、というよりは。何かちょっとしたきっかけだったり、調理法だったり、好きになるスイッチが入るといいですね。
楽しみにしていただけるというお言葉をいただき、ありがたく思うのと同時に、がんばろうと励みになりました。感謝です〜。
素敵!!
ほんっとに料理が苦手な私ですが、「子供に野菜を・・・」という使命感だけで、毎日の様に必ず野菜スープを飲ませて?食べさせて?います。
でも、もう何年も同じ物なのでさすがに飽きまくり。。
焼くか煮るしか出来ない私でも参考になる『旬の野菜ノート』を期待しています!(ハードル高いでしょう〜♪)
小梅さん、コメントありがとうございます。
野菜スープ、いいですよね♪ほんわり温かい気持ちになれるのが大好きです。
焼くのと煮るのができれば、いいのでは?笑 生もクリアでしょ?私も揚げ物登場回数少ないですよ。炒めるのだけ、がんばってください!