野菜ソムリエなりたてのワーキングマザーが連載する旬の野菜ノート第二回目は時間と労力が少なくしかも最大限の効果を得るための4つのポイント:
〇短レシピ - 持続可能な野菜料理の原点
△罎濃纏、蒸し仕事 - まとめ仕事で効率化
G磴っ屬、作り置き - 保存方法、保存食
ぅ潺奪ス&マッチ - 展開方法
のうち、四番目ミックス&マッチについてお話します。そもそもミックス&マッチ(=混ぜて組み合わせる)とは、どういうことかというと。野菜と調理方法を、混ぜて組み合わせるという意味です。
たとえば今日冷蔵庫にある野菜はニンジン、キャベツ、玉ねぎが3種類だとします。
調理方法は生、ゆでる・煮る、蒸す、焼く・炒める(揚げる)と6つ。
これを組み合わせるのです。ニンジンは蒸して食べるとすれば、キャベツは千切りで生。玉ねぎはお味噌汁で煮てたべる。次の日はキャベツとニンジンを野菜炒め。玉ねぎは生でサラダに。あくる日は玉ねぎのオニオンリングで揚げて、キャベツのお味噌汁に、ニンジンドレッシング。
ミックス&マッチ(調理法を分散)にすると、良いことが二つあります。
栄養素(リターン)を効率よく吸収できること。(リスクも分散できます!)
そして、同じ野菜でも表情が変わること。(飽きずに食べられる!)
生食は熱を加えると失われるビタミンCやBの補給にベスト。野菜のもつ酵素の摂取もおなじく生食が効果的。ゆでたり煮たりすると、水溶性ビタミンは損失しますがかさが減るので量を食べられる。蒸すという調理法は水溶性ビタミンの損失をゆでるよりは少なく抑え、生食で食べるよりもかさが減り量を食べられるという、中間的な存在。焼く場合には水分がなくなりうまみが凝縮、甘みを感じます。炒める場合、油との組み合わせで脂溶性ビタミンのAとEの吸収が効果的になります。
目標は、350g/日。サステイナブル(持続可能)な野菜料理は必須。
そんなに形式ばらなくて、ざっくりとでいいのです。(細かくやると続きません!)
一日のうちに複数の野菜を生/ゆでる煮る/蒸す/焼く炒めるを上手にミックス&マッチ、
一週間のうちに同じ野菜でも分散した調理法で混ぜて組み合わせ!していきましょう。