ワーキングマザースタイル20代女性に強まる“専業主婦願望”と、未婚男性の“結婚するなら働く女性” 、どう読み解く?




2009年06月27日

20代女性に強まる“専業主婦願望”と、未婚男性の“結婚するなら働く女性” 、どう読み解く?

Posted by 村山らむね

最近すごく気になるトピックが2つありました。

“専業主婦願望”どう思う?

20代女性に強まる「専業主婦願望」 理由は「働きたくない」「ラクしたい」

そして、

“結婚するなら働く女性” 未婚男性のホンネ

高学歴の女性たちが専業主婦に憧れるという傾向と、未婚男性がパートナーに働く女性を望む傾向という2つの流れを、みなさんはどうそれを読み解きますか?

ワーキングマザースタイルのスタッフメーリングリストでもかなり活発な議論になりました。それぞれ長いですが、引用します。

まずは、ワーキングマザースタイルのスタッフの中でも、超一流国立それも理系出身の3人の意見から。

●高学歴女性もいろいろでいいんじゃない?
Aさんより

私は高学歴の女性が専業主婦になって、そのキャリアを子育てに向けることがあってもよいのでは、と思っています。私の夫は「お前は国立大学を出たのだから、社会に還元するべきだ」と言いますが、社会に出て仕事をすることだけが、社会還元でしょうか。子育てに専念し、地域社会に貢献することも立派な社会還元だと思います。子供は「社会の宝」じゃないですか。

もちろんワーキングマザーも否定しません。色々な価値観で、色々なライフスタイルがあっていいと思うのです。これからは働き方も多様化してきますよね。私自身は専業主婦の母に育てられた影響か、大学進学を目指しながら、一方、専業主婦になることを夢みていました

今のこんな状況は全く想像できませんでしたよ。高学歴の女子大生たちも、願望はいろいろでも、結果的には、いろいろな人生を歩んでいくんでしょうね。

●壁を感じたのかも
Bさんより

まずは高学歴女性の専業主婦志向のほうですが、なんとなく分かる気もします。 私の世代はちょうど、バブルだったり、女の子の高学歴率が上がり始めた頃で、まだ未知なる物への夢と希望があったので、私の周りの大学の同級生たちも、皆かなりのところに就職も簡単に決まり、働き始めたと思います。

でも、やっぱり社会に出ると、明らかに女性が働いて結婚もして子育てもするのは大変。大学生までは、男の子たちよりむしろ優秀で、彼らに何一つ劣っていないはずなのに、男の子たちは当たり前のように結婚して子供もいて出世もして。で、その男の子たちの妻たちは専業主婦で、あくせくしてる自分たちから見ると、とっても優雅に楽しく暮らしてるように見える。これじゃあ割に合わない、という感じなんだと思います。特に、高学歴女子が身近で見聞きする男性陣は、やっぱり高学歴で、世の中の平均よりはかなりの高収入の人たちである可能性が高いので、特にそのように感じるんじゃないかな、と思います。

で今の子達は、ちょうど、私たちかもう少し上の世代くらいの人たちが親なので、親も女の子の高学歴を望むのは、必ずしもバリバリ働いて欲しい、ということには限らず、むしろそういうソサエティに属して、それなりの伴侶を見つけて欲しい、という思いもあるのかもしれません。

オットの職場でも特に中高一貫の私立から来る女医さんは、とっても素直で親の言う事をちゃんと聞いて、育ってきていて、あまりキャリア志向がないみたいです。結婚してあっさりやめてしまう人も多いみたいですね。

男の子が、共働きを望む、という記事に関しては、額面どおりだけ見れば喜ばしいこと、と思いますが、本当に家のこと、子供のことなど妻と同等に取り組む覚悟があって言ってるのかな、と疑問にも思います。経済的な責任が自分ひとりの肩にかかることを回避したいだけだったとしたら、最初からそんな逃げ腰でいいのか?と不安にも思えます。でも、共働きが当たり前になってきたら、社会も変わってくるだろうし、もしかしたら動機は、”逃げ”だったかもしれないけれど、そこからいい方向に向かってくれればいいなと思います。

●わたしのことかも、、、と思った
Cさんより

実は、「え、私のこと?」って思ってYahooのニュースを読んでました(笑) 結婚後、完全な「専業主婦」になったわけじゃないけど、今も昔も、ほぼ、専業主婦に近い形でSOHOしています。

結婚前は男女差のない職種だったので、企業でバリバリ働くことの大変さも経験してますし、出産後の子育て専業主婦時代には、幸せだけど物足りないなぁ・・という状態も経験してます。「全く仕事をしないのもあらゆる意味でイヤだけど、フルタイムで男性並に激務をこなすのもイヤ」それが本音でした。

なので、今の子たちには、「専業主婦がいい!」と決めてかからなくても、今やいろいろな働き方があるので、まずはもっと視野を広げて模索して何事も経験してほしいなと思います。

経済的負担を一人で背負いたくない、という男性の意見も、今に始まったことじゃないように思います。そういうことを普通に声に出しやすくなってきた、というのもあるのかなと思います。

すべてが男女対等である必要もないし、個人の志向もあると思うので、まずはいろいろ経験した上で、自分に合った伴侶を見つけることが一番ですよね。男性も女性も、生活を楽しめる、自然な形のワークライフバランスがとれるようになっていけばいいなと思います。

ここからは自分のことになりますが、私は、就職するときも、バリバリ仕事で自己実現を!というキャリア志向では全くなかったので、自分がおかしいのかなぁ・・なんて考えた時期もありましたが、職人の娘として育ったせいか、「手に職を」の思いだけはあり、華やかな商社や損保あたりに就職する同級生たちを横目に、文系なのに技術職を選びました。やはり親の影響は大きいのでしょうね。娘たちがハハである私のことをどう思ってるのかなぁと、ちょっと気になってきました。

長女なんて、「フリーターがいい!」なんて言ってましたから(笑)そんなにハハが自由に見えるのか!!(笑)

結局、今も経済的には、夫が100%生活をまかなってくれているわけなので、形的にも自分の気持ち的にも、専業主婦なんです。でも、好きな仕事をして多少の収入はあり、自分の趣味も存分にやり、子供の世話をする時間もあり、と、自分では充分満足なんです。仕事をしようがしまいが、どんな趣味を持とうが、全然好きにさせてもらえているので、 その点では夫には大感謝なんですが、夫にもしものことがあったら、今度は私が働くぞーとは思ってます。できれば娘たちにも、あまり苦労をするような相手とは結婚してほしくないですが、でも自分でまかなう力はつけてほしい、そのためには今どういう教育を受けさせるべきか?なんですよね。

しかしまぁ、改めて周りを見渡して驚いたことに、私の知っている普通に結婚している高学歴女性のほとんどは、ほぼ専業主婦です・・。 彼女たちが働かなくても経済的には困らない、ということが、当然ですが、共通しています。ほぼ皆さん、子供の教育には熱心です。お受験仲間です。自分の今のポジションに満足しているので、子供にも同じ道を・・ということなのかもしれませんね。その中でも私は一応仕事を持っていて、バレーボールなんてやっていて、「よくやるねー」的なまなざしをむけられることも多く、受験に関してもさめている方だとは自分では思うのですけど、まぁ、一緒ですね(汗)

この高学歴女性の専業主婦願望は、決して最近のことではなく、昔からあったことという意見には大きくうなづきます。またCさんの経済的には夫が頼りに出来て、かつ自分にしかできないSOHOとしての仕事もあるというのは、もしかしたら“専業主婦願望の高学歴女性”のひとつの理想の姿かもしれません。

ほかの方々の意見も見てみましょう。

●周りの高学歴ほど、専業主婦を積極的に選んでいるかも
Dさんより

この記事、気になっていました。2つの記事から合わせて思ったことは、働く上での大変さはニュース等でさんざん伝わっていて、ニュースにならない事は当たり前だけど知らないんだなということでしょうか。実際には家事って何をやってもあまり評価されないしラクなものでは全然ないし、でも学生さんや若者だからわからなくても当然というか。

東大卒の女性の知り合いが、大学時代から何人もいますが、意外とおっとりしている人が多く、私たちの世代の時でも、「総合職でバリバリ働きたくはないけど、就職先が総合職しかない。」と嘆くの専業主婦願望の子はけっこういたように思います。ただ、就職してからバリキャリに変身して大活躍している人も多く(もともと頭いいですから。)、まずは働いてみて!と言いたいですね。

有名大学の医学部出身でかつ2カ国での医師免許を持つ女医さんで現在専業主婦の友人がいます。今は全く働いていません。周囲からの「どうして働かないの?」という声はものすごいらしいですが、「私は家で子どものそばで編み物をしている方が好き、これは私の決めた道。」と言います。お子さんをすごく丁寧に教育的な事も配慮して育ててらして、その様子を見ると、学歴等が全く無駄になってるとは思いません。

高学歴であっても仕事が出来るとは限らない、というのはよく知られてると思いますが、高学歴であってもバリキャリ志向とは限らない、とも思います。個人の好みの問題でもあると思うので、あまり「高学歴だから」と特別視されたくないんじゃないかな、と思います。

“結婚するなら働く女性” 未婚男性のホンネ。これは、手放しに喜んでいい現象だと思います。最近は、ホント家事育児をよく手伝うダンナさん増えましたよね。増えることで変わる事もあるかな、と思います。対等で、いいな、と思いました。

同様な意見が、Eさんより

私は大卒ですが、高学歴とはいえない一般大衆大学卒なので・・(笑)。周りの高学歴の友達の事を思うと中学からずっと有名私学で育った高学歴な友達ほどどっぷり専業主婦のように思います。

どちらかというと、私のように地方⇒東京の大学といったように雑草育ちの友人のほうが、今も仕事を持っていたり、夫婦で同等に働いている友人が多く育った生活環境からも自分で何かして歩かなければ・・という意識が強いのかもしれません。

得てして、高学歴の女の人は、高学歴の男性と結婚しているケースも多いので、育った環境の背景や自分たちが歩いてきた勉強をする努力をするにあたっての環境整備・・・、そして高学歴のご主人であり高収入であることも多く生活にも困らないことから、自分の子供にも同じような環境を望んで与えられる環境であるというサイクルが出来ているように思います

また、未婚男性については、子供を通じても思いますが男女同等を訴えてきた母親世代が子育てをして大きくなった男の子たちが大きくなったこともあって、強くて稼ぐママを持つ男の子たちは、1本柱の男性社会の家庭ではなく、2人三脚の家庭のスタイルをすんなり受け入れられる環境もあるのでは?とも思います。不景気でこんな世の中ですし、1人で踏ん張ることはきついから一緒に頑張ろう〜的な考えの男の子が多いのかもしれませんね。

一番身近な女性であるお母さんの影響に着目している意見も複数ありました。
●母の影響はとても大きい
Fさんより

専業主婦願望、すごく感じますよね。

新聞記者を経て女性雑誌の記者をしている一番親しい友人も、「今の20代は全くキャリア志向が無いから、キャリア特集なんてやっても売れない。だからどうしても『趣味を充実させる』とか『仕事はそこそこ』みたいな特集しか組めず、編集部はみんな、昔ながらのバリキャリなので忸怩たる思い」と言ってました。

でも多分、今に始まった事じゃないんだと思います。先日国立大学出身の友達に会った時、(中学から一貫の進学校)「今は中学受験は普通だけど、20年前は私立進学はある程度の上流階級だったから、私も含め友達のお母さんはみんな専業主婦。だから、『良い大学へ行け』のイメージは分かっても、母親像は専業主婦しか知らないから、子供を生んだら自分も当然、子供の教育に力を注ぐものだと思っている。自分も、結婚したらすぐにも仕事を辞めたい」と常に言っています w)そのため、新卒時から一般職採用です。

教育にしっかり手間ひまかけた専業主婦(高学歴の場合、そういう母親の比率が高い?)に育てられると、自分も当然そうなる、と思うんだな、と。もちろん、それが反面教師になる事もあるでしょうけど。

似た様な事を今お受験世界でも思っていて、女の子のママは、東洋英和やお茶大付属、白百合などの進学校への希望がほとんどで(女子大付属でも外の難関大学を目指す家庭が多い)付属はせいぜい早稲田まで。女の子で小学校受験するなら、青山や立教とかが人気なのかと思ったら、「大学がそこ止まりじゃ困る。もっと上を目指してもらわなくちゃ!!」と。でも、そうおっしゃるお母様方は100%専業主婦。進学校へ行って良い大学を目指せ!!と育てられても、身近なサンプルが専業主婦のママだったら、仕事観ってどうなるんだろう??と思っていました。

私がたまたま今気づいただけで、既にそういう構図は何十年もあるから、「女子が専業主婦願望」ではなく「『高学歴女子が』専業主婦願望」になるのかも?

私大出身の知り合いが今年から大学院に行ってるのですが、彼女の家は完全共働きなので、迷い無く仕事をする人生を選んでいますが、周囲の高学歴の友達は、出産と同時に辞める方が多いそうです。不景気だから、とか、素敵な女性の先輩が居ないから、とか色々言われるけれど、家庭環境(母親のあり方)も大きいんじゃないかと思います。

同様の意見が
Gさんより

私の意見としては「育った環境」が大きいのかな?と思います。今、世襲論議が醸し出されていますが、自分が育った環境はなんだかんだ言っても居心地がよく、そして「他をよく知らない」。

 崋分の一番近い環境や人に憧れてその道を自分も作ろう!と進んでいく」のはとっても普通だと思うのです。
(話はそれますが、芸能人の子供が芸能人に、政治家の子供が政治家を志すのは「普通」だと思うのです。成功するか否かは別として。)

だから、私も親の影響は『大』だと思います。そして高学歴女子は高学歴旦那様の場合が高いでしょうからその旦那様は平均的にお給料が良いので
◆崟豢伴臧悗任い蕕譴=お金を稼がなくても大丈夫な環境」ってことが言えるのでしょうね。

すると
「高学歴旦那=高収入の旦那様=忙しく、あまり家庭にいられない旦那様」

だとすれば、高学歴奥様は子供の世話をしなくてはならない。高学歴奥様の母親に主婦が多いのだとすれば、それが今の若い世代にとっての育った環境になるわけで。すると,箸覆蝓高学歴女子となれれば△砲覆蝓△弔泙雖になってふたを開ければ専業主婦ってことになるんでしょうか。

こうみると、専業主婦って「セレブ」のイメージなのかも知れませんね。だから若い方は憧れるのかな?って思います。

でも、自分に合わない環境が一番つらいのだから、「専業主婦がいいのっ!!」と決め付けずにいろいろ手を出して欲しいなぁと思いました。いろいろ欲張るのも面白い人生だし。

またHさんからも

それにしても、母というか、周囲の女性の影響力というのは、大きいのですね。子どもが「将来なりたいもの」というので、知ってる職業しか言えないのに似てるのかも。

「高学歴だったらバリキャリでなくちゃおかしい」「男が共働きをのぞむなんて情けない」という前提が記事に見え隠れするのもおもしろいですね。記事を書いているのがどの辺の年齢なのかはわかりませんが、世代間の意識の違いというものが、確実にあるような。

ネガティブにもポジティブにも受け止められる話だと思います。「専業主婦願望」については、まったく「専業主婦」になりたいというよりは「あんなに苦労してまで働くのはいや」ということなのかなあという気もしますし、そうであるならば、「ゆるい働き方」ができるなら、彼女たちは「専業主婦」でなくてもいいんじゃないでしょうか。

男性の方もたぶん、「忙しくて、全然自分や家庭をかえりみない、仕事人間の妻」という共働きを望んでいるわけではないような気がします。こちらも「自分が全部、家計を背負うなんて、そんなしんどいのはいや」ということなのでは。

両方共、これまでの「仕事人間」たちを見て、「ああいう、仕事仕事なのは自分はいや」だと思っている、そこは共通しているのだと思います。個人的には、まったくの専業主婦、とてもリスキーだと思いますが・・・。

親の影響は大きいですよね。また、Hさんが最後にあげていた、これからの時代、専業主婦がリスキーだという意見は、私も強く共感します。

●お疲れなのかも?
Iさんの意見は、同情がありつつも男女の傾向をポジティブに受け止めています。

専業主婦願望については、今時の20代女子はお疲れなのかぁ、という印象を持ちました、笑。

専業主婦が本当にラクかどうかについてはそれぞれが置かれた境遇により意見が分かれると思うので省略しますが、20代女子の描くラクな道が将来的に家族にとっても自分にとっても意味のあるものだと思えるのであれば何の問題ないと思います。

どんな道を選んでも、自身の境遇の優劣について納得できる判断を下せるのは自分自身だけなのだろうから。ただ、専業主婦願望を持つ女子のお相手となりえる未婚男性が共働きを望んでいる訳で・・・そこが面白いですよね。こちらの方は表面的には喜ばしい事のように思えるけれど、当人の思惑通りに動ける環境が築かれていなければ実現は難しい訳で。今まで以上に既婚女性が働きやすい職場を作るのと同時に、既婚男性が家庭を顧みる事を許される職場が作られるような社会が築かれていくと良いですね。(他人事のようですが)

どちらの話題も家庭に入る事に対してマイナスイメージを持っていないという点では今時っぽいのかな、と、好意的に取りました。

高学歴女性が高学歴大学の椅子を占領すればするほど、高学歴女性がもとめる高学歴・高収入男性が少なくなるというのも皮肉なところです。

●仕事、楽しいのに。
ちょっと世代の若いJさんと、Kさんの意見

まずはJさん

私は、ちょっと厳しめの視点から・・・。

専業主婦願望のある若い女の子たちは、セレブな専業主婦をイメージしているのではないでしょうか?
どんな生活をしたいかという希望は個人の自由ですが、現実的に考えると主婦が働かなくて済む世の中ではなくなってくると思います。

今後少子高齢化で、少ない労働人口で高齢者を支えなくてはいけなくなりますよね。経済は、今後それほど成長が見込めず、夫の収入だけで家族を養える家庭も減るでしょう。税制上の配偶者扶養控除や、年金の免除(第3号被保険者)などの制度で専業主婦を保護するような力も社会になくなっていくでしょう。

となると、夫がよっぽどたくさん稼がないと、専業主婦生活は難しいのでは?働く妻をのぞむ男子は、そういう理由かなと思います。

・・・と暗い側面から始めましたが、私自身ワーキングマザーをしていて、なかなか大きな声では言えませんが、実はなんて幸せなんだろう と思っています。

「仕事をする楽しさ」と「子育ての楽しさ」の両方を味わえて、「仕事だけ」「家庭だけ」の人よりも、幅のある欲張りな人生を送れていると思います。その分大変なこともあるけど、人間的に成長できるし、夫との対等な関係のためにも経済的な自立は必要だと思います。

・・・といわれても魅力を感じない、あんまり欲張りじゃない若者が増えているのかもしれないですね。若者の海外旅行離れも話題になっていますし。
WMの大変さばかりが伝わって、「喜び」の部分が伝わっていないのも原因なのかもしれません。

そしてKさん。

よい面でみると、女性も男性も共に「家族」や「家庭生活」を大事にしたい!っていう潮流が強くなってきたのかなと。会社に長い間身も心も尽くしたとしても、経済が悪化した時どういう目にあったかはみんなさんざんみているので。「子育てのために自分が犠牲になるのは仕方ない」という人が増えたというニュースが今月上旬に出て いましたが、それも世代を問わず家族重視の流れが強くなってきた一つのあらわれかもしれませんね。 ↓ http://mainichi.jp/life/edu/child/news/20090607ddm013100016000c.html

「家族」は生活の根っこの場所なので、そこを大事にしたい人が増えるのはいいことに感じ ますし、「俺が食わせてやる(ので文句を言うな)」といった勘違い男が世の中から減っていくのは個人的にうれしいです。

知り合いのお嬢さんも「専業主婦希望」です。理由を聞いてみると「ママみたいに過ごしたいから」家でお客さんをもてなしたり、クッキーを焼いたりするのが向いている、と。それを聞いて、「ああ、今の姿しか見てないからなんだな」と思いました。その方の親御さんは50代。金銭的にも時間的にもゆとりが出て来る頃なんですよね。で、その姿を見て、「いいなあ」と。「すてきな奥さん」とかに出てくる節約しまくりの専業主婦になりたいわけじゃないんじゃないかという気がしました。大学生の場合、実際に仕事についていないから、より一層、仕事についてかまえたり、ネガティブにとらえる点もあるのかもしれません。

ワーキングマザースタイルでも、もしかしたら仕事の楽しさとか、そういった記事も発信していったらいいのかな、と思ったりもしました。仕事しててこそ感じる何かポジティブな情報が書けたらいいな。

ぜひぜひ、お願いしますm(__)m

なんだか疲弊したワーキングマザー情報ばかりが世でフィーチャーされることによって、無駄におびえされているような気がしますよね。仕事に誇りをもっているお二人の意見は、やっぱりうれしいですね。

そして、Lさん

私の義理の母は、私に働いてほしくない様子。言葉の端々に、その気持ちを載せてきます。三つ子の魂百まで伝説に全幅の信頼をよせ、自分は子供のためにすべてを犠牲にしてきたので、それがデファクトスタンダードになっているのかな、と。 専業主婦って大変です。仕事していたほうが楽。と私がぽつりといった言葉にも、すばやく反応して『だから今の母親は働きたがるのよね』と。苦笑 高度成長期の専業主婦。その時代を生きた人には、女性が共働きを望むことが罪悪のようにも思える。今度は男女共同参画。共働きが増える今、今度は専業主婦があこがれに。

働いたことのない女性にアンケートということを考えると、個人的には、さみしいというか。働く楽しさを知らずに、働かないスタイルを望むのは悲しいですね。でも。その気持ちを今の人に伝えても、あなたたち(世代)にはわからないわよ!といわれてしまうのかな。確実に自分とは違う時代になってるのだと、感じました。

働ける環境が整うと、あえて働かなくてすむ環境を求める。そういうことかもしれませんね。

最後に、すでにこの高学歴女性と同じ世代の娘をもつMさんから

●背伸びをしなくなった若い世代

そろそろ娘たちがそういう世代に入っているので、現実問題としていろいろ考えることがあります。娘のうちの一人は専業主婦願望がありますね。

その背景には、こんな動向がひとつにはあると思います。

「『無理して理想を貫くより、身の丈に合った生活でいいじゃん』といった意識が時代の気分になりつつあるんでしょうね。特攻服などの古典的なスタイルではなく、早熟・早婚、地元志向といった要件を現代のヤンキー像だと私は捉えているのですが、それらの志向、つまり無理をしない生き方が、不況や格差社会が広がる不安定な日本の現状をうけて、共感を生み、再認識されるようになったのだと思います」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=866749&media_id=29

上記は『ヤンキー進化論 不良文化はなぜ強い』の著者・難波功士さんのインタビューの言葉ですので、高学歴に限ったことでもないと思いますが、今の若い子は男の子も女の子もわりとそういう考え方をします。

私が専門学校で男子生徒30人ほどに、将来の夢を聞いたところ「とにかく普通に生活できるくらいのお金を稼げればいい」という言葉を数多く聞きました。家庭を持てること自体が憧れの対象になっているような感じさえありました。ある男性プロデューサーの方が「部下に尊敬される部分があるとしたら、それはキャリアではなく、家庭があり子育てをしているという部分だ」とどこかのコラムに書いていたことがありました。それほどまでに、家庭を持つ=甲斐性を持つ ということを男子が負担に感じる世の中なのかもしれません。

“結婚するなら働く女性”と言う男性が、口だけでなく本当に家事や育児の分担ができればいいんですが、そこはまだ楽観できませんね。家事や子育てを2分できる時間を持てるほど、世の中の企業がワークライフバランスを考えているとも思えませんので、実際は厳しいんじゃないかと。
ただ娘のこれまでの彼氏や男友達を見る限りは、働いてキャリアをアップさせることよりも「楽しい家庭」でマイホームパパをやりたい願望が実際強そうではあります。その分女性にも働いて収入を支えて欲しいと思っているようです。

「あまりバリバリがんばりたくない」という気持が今の若い男女両方にあると思います。専業主婦願望が強い高学歴の女性のニーズを満足に満たせる男性はとても数少なくなると思うので、やはり現実的なところでは共働きで、ワークライフバランスを考えやすい業態で、お互いできることをやっていくということになるのだと思います。もし専業主婦にどうしてもなりたいのなら、男性の収入だけで文句を言わず生活を支え、このご時勢、男性がコケたときのリスクも背負う覚悟が女性の側にも必要ですね。

うまくまとめていただきました。

私見を言えば、高学歴の女性の作られ方にも問題があるかもしれません。本当に勉強がしたくて、もしくは立身出世したくて大学に入るというわけではなく、いい家庭で、いい学校に入るのが当然という流れで、ふと気がつけば高学歴を手にしていたということでしょう。もちろんたいへんな努力はしてきたと思いますが。

高学歴を勝ち取ったご褒美として、「自分の能力を発揮できる職場」以上に、「自分が専業主婦もしくは、おこずかい程度の仕事をするだけでもかまわない環境を用意してくれる、高学歴・高収入の夫との出会い・結婚と、出産・教育による再生産」のほうが魅力的と思う人が多いのは、昔からそれほど変わっていないかもしれません。問題は、それを実現してくれる男性が明らかに少なくなっていることと、男性自体にその気概がなくなってきて、かつ社会もその余裕を失ってきているために、女性の専業主婦願望よりは、男性の共働き願望のほうが、現実的でしょう。

ネット上には、専業主婦になるくらいなら高学歴を得るのは、高学歴の男性をその分、減らしてしまうことになるので、やめたほうがいいという意見もあるようです。ただ、人生は長いし、学歴や勉強したことや学生時代で培われた人脈は決して無駄になりません。能力があるならば少しでも上を目指すべきかと思います。

結論として、娘には、高学歴と、自立して生きていけるだけの仕事と、家族を養っていける夫と、つまりすべてを望みます(笑)。この結論が一番現実的ではない、それはよくわかっているのですけど。




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コメント

出遅れてしまってすみません。コメントします。

まず、若い世代の専業主婦志向は(ここでは特殊な事例が出てきますが)、実数として激的に増えているとはいえないことと、この調査の対象者の男性の年収が全国平均よりもかなり低いことなどを考えると、この2つのデータをそのまま受け止めるのは、過剰反応かも? という懸念もあります。

とはいえ、このような意識が本当に広がっているのだとしたら、経済状況の厳しさや格差の拡大に対する不安が「割に合わない結婚なんてイヤ」という思いを生んでいるのかも、と思います。

男性側は「こんな世知辛い世の中で、妻子の生活を男だけが当然のように背負わされるなんて、ズルくね?」、女性側は「どうせ家事・育児は女の仕事ってことになるんでしょ。それに上乗せして、パートに出なきゃ生活できないっていうのも、バリバリ男並みに馬車馬のように働かされるのも、優雅じゃないわ〜」的な・・・。信頼できるパートナーを得ることへの自信のなさ、ともいえるかもしれません。

日本で強固な「男は仕事、女は家事・育児(+仕事)」という性別を基準とする分担方式では立ち行かなくなってきて、男女の意識に変化が起きつつあるのは確かですよね。

個人的には、性別に限らないワークシェアリング(仕事、家事・育児の両面で)が進めば、「男は働いて家族を養ってこそナンボ」とか「子供が小さいうちに母が働くのは良くない」といった圧力も弱まって、男性や、働きたいと思う女性にとって、生きやすい世の中になるのでは? と思いますが、いかがでしょう。

Posted by: N(私もスタッフです) at 2009年06月27日 12:11

とても面白く読ませていただきました。思うところがあるので、TBさせていただきますね。

Posted by: ちゃい at 2009年06月29日 22:53

ちゃいさんの記事、すごく面白く読ませていただきました。
いい記事ですね!

Posted by: mihocchi at 2009年07月02日 22:50

->「子供が小さいうちに母が働くのは良くない」といった圧力って、女性の体調や精神を気遣う理由が大きいよね。だけど、子供が預ける環境があれば、直ぐ復帰してる人多いよ。だから、圧力って言う程のものはそれほど多くないでしょう。

->男は働いて家族を養ってこそナンボ
→この考えが今の一番の問題でしょう。少子化の原因でもあり、男性の自殺者が多い原因。
投稿している女性の文章の中に普通に出てきます。(男性差別だと思わないのかな?)
失業し家族を養えなくなり自殺する男・・・。交通事故で死ぬ人より何倍も多いこの現実。世界1位の自殺大国。(国は本気で原因究明→対策しないの?)
しかも失業率も高く正社員になれない世の中から見放された若い男性は、最初から女性の結婚対象外だとか・・・
社会進出し経済的に余裕のある女性なら、男性(夫)と家族を自分が働いて支える・・・考えを持つようにしないとね。
そうそう。男性の収入が全国平均より低いとありますが、今の若い男性の平均収入は低いです!だから、結婚する年齢を考える場合、これがまっとうなデータだと思って間違いないでしょう。男は安定した職場で働いて稼いで女性をささえるもの・・・それができない男はダメンズと呼ばれる、男性差別的な世の風潮のなかで、悲痛な願いが込められてると考えないと。

Posted by: ダメ美 at 2009年10月03日 09:06

男性の共働き願望は日本に限らず他の先進国でも徐々に高まってきているようですが、共働きの意味がそれぞれの国であきらかに違うみたいです。
日本の男性が言っている共働きとは子供ができるまでは自分と一緒に家計を助けてほしい。でも子供が産まれたら子育てが終わるまで家庭に入って家事と子育てに専念してほしい。で一段落したらまた働いて家計を助けてほしい、というものだというデータが出ています。
これって読み取り方しだいだと思うんですが、つまり子供ができるまでは経済的な負担を減らしてほしい、子供が産まれたら子育て&家事の負担をかけないでほしい、んで子育て終わったらまた経済的な負担減らしてほしい。だってそのほうがトータルで考えたら得ジャンっていうふうにもとれるんですよ笑
かならずしも妻と平等に負担を分けるというものではないと思います。だって上のような役割分担じゃ仮に妻が働いてる間家事育児に夫が参加したとしても結果的に負う負担は平等じゃありませんから笑
妻が外で働く労力に対する利益はお金として保存できて妻が稼がないときでも夫の負担を減らしてくれます。だから共働きの場合本来お互い負うべき負担というのを結果的に考えると妻のほうが損してるんです。

Posted by: ハニーくま at 2009年10月09日 17:16

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タイトル: 専業主婦願望
ブログ名: やっぱり働くペンギン
日付: 2009.06.29
内容: WM styleに面白い記事があったので。 「20代女性に強まる“専業主婦願望”
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