ワーキングマザースタイル【海外大自然旅行】第10回 アルザスワイン街道とドイツ シュヴァルツバルト(黒い森)Vol.1




2009年10月23日

【海外大自然旅行】第10回 アルザスワイン街道とドイツ シュヴァルツバルト(黒い森)Vol.1

Posted by 武田りこ

【アルザスワイン街道でワインを勉強する】

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オットの仕事で秋にストラスブールに行くことになりそう、と話が出てから、リサーチを重ねこの時期この辺りに行くのなら、アルザスワイン街道に是非行こうと、計画を立てました。

事前のリサーチ、レンタカーで自分たちでのブドウ畑やワイン街道の村めぐり、現地ツアーでのワイン酒蔵めぐりなどで、ちょっとワインのお勉強をしたのでご紹介しようと思います。

【地理と歴史】
そもそもアルザス?ストラスブール?それどこ?そこからスタートした私。
フランスのアルザス州はフランス最東端、ドイツとの国境に位置します。
ライン川を国境にドイツと接していて、南北に細長い州です。
州都がストラスブールStrasbourg、アルザス州の中では北のほうに位置します。
70キロほど南にはコルマールというこれもきれいな街があり、ストラスブール〜コルマールColmarのあたりは見所も多く、アルザスワイン街道として有名です。
このあたりは歴史の中で、フランスになったりドイツになったりしたところなので、フランスとはいえドイツ風の木組みの建物など、ドイツの影響を色濃く受けています。
Strasbourgはドイツ読みではストラスブルグ、まさにドイツの町の名前です。

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リクヴィールRiquewihrというコルマールから車で15分ほどの村。ワイン関係のお店がいっぱいです。


ドイツと関係が深いのでアルザス地方は、ワインと並んでビールも有名でとってもおいしいのです。
ワインのほうも、ぶどうの種類やボトルの形などもドイツっぽいです。

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ボトルの形がなで肩でフランスのワインというよりはドイツワインのようです。

【ぶどうの種類】
フランスの中では珍しくこの地方は白ワインが有名です。
アルザスワインの特徴としてはラベルに葡萄の品種が記されますが、記すことの出来る品種が決まっています。

それが
リースリングRiesling
ケヴェルツトラミネールGewurztraminer
ピノ グリPinor Gris
ミュスカMuscat
ピノ ブランPinor Blanc
シルヴァネールSylvaner

の白6種類と
ピノ ノアールPinor Noir
の赤一種類です。

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この地方のピノノアールは、赤といってもこんな感じのが多かったです。


その中でも、リースリング、ケヴェルツトラミネール、ピノ グリ、ミュスカは指定4種になっているそう。
リースリングはドイツワインのイメージですし(私のイメージ、ドイツワイン=甘め)ミュスカも甘いワインのイメージでした。

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ちょうど収穫の時期で葡萄がたわわに実っていました。

【飲む、買う】
旅行の日程の都合上、まずはレンタカーでこのあたりを自力で回りました。
ブドウ畑の中に点在する村々を回り、さらにそこから少し山に入ったところの造り酒屋に到達しました。

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ここでは車で来たこともあり試飲はせずに、ここで作っているリースリングとピノノアール、ピノブランを買いました。(最初のワインの写真はここで買ったものです)

フランスでは日本よりは飲酒運転に対して寛大なようですが、さすがに到着してまもなく、時差ぼけ中の上に知らない外国の道なので、ここはやめておいたほうが賢明かと。
私たちはいつも交代で運転するので、二人とも飲みませんでした。

購入したのはどれも7〜8ユーロのデイリーワインです。
家に帰ってからリースリングを飲みましたが、とてもフルーティーで甘い香りがするのですが、飲んだら辛口ですっきりしています。
この地方のリースリングの特徴で、辛口のリースリングです。


★パーカー氏3つ星生産者が造る、素直な美味しさの優秀白ワイン!この夏イチオシ!!アルザス ...
ここのワインを日本で買えないか探してみましたが見つかりませんでしたが、おそらくこれ↑が近い感じだと思います。

後日、今度は思いっきり飲むために、コルマール発の酒蔵めぐりツアーに参加しました。
午前に2箇所、午後に2箇所回るツアーですが、午前の部だけ参加しました。

最初はベルグハイムBergheimという村の中心を出てすぐにあるマーセルダイスMarcel Deiss。
ここはアルザスではめずらしく、ぶどう種の混ざったワインも作っています。

畑の土ごとに葡萄の根幹になる味が違うという考えの下に、畑ごと(土ごと)にワインを造っているので、その畑に単一の葡萄が植えられている場合は単一の葡萄のワインになるし、複数植わっていれば複数の葡萄の入ったワインになる、のだそうです。
ラベルにも畑の名前(=土の名前)が表示されています。

ここでは7種類プラス1の試飲をしました。
単一のリースリング、ミュスカ、ケヴェルツトラミネール、何種類か入ったものなど。
ここのケヴェルツトラミネールはほかのところのより甘さが強い気がしました。
私やオットは普段だったら選ばない感じの味でしたが、このツアーで一緒になった女性2名の方にはとても好評でした。

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ここで試飲したワインでいくつか日本で買えるものを見つけました。

【ワイン 白】リースリング [2006] マルセル・ダイス 750ml
最初の一口は甘い感じがするけれど、飲んでみるとすっきり、でアルザスのリースリングらしいワイン。


現代アルザスワインの頂点を極めるジャン・ミッシェル・ダイス2004年 マンブールグラン・クリ...
普段我が家では縁のない、いいお値段のするワイン(グラン クリュ、特級)。スパイシーでドライ、確かに他のワインとは違っていましたし、とってもおいしかったですが、一本5ユーロのワインでもとってもおいしかったりするので、我が家にはもったいないかも。

こちらでは実際にワインを作っている方が説明してくれたり、ここのワイナリーの当主のジャン・ミッシェル・ダイス氏が挨拶に出てきてくれたりしました。

予定の7種類のあとに、ツアーで一緒になた女性が貴腐ワインを購入希望され、試飲をお願いしたので、おこぼれに預かりました。
このとき飲んだのは正確には貴腐ではなくて完熟なんだそうですが、本当にトロッとして、あま〜いワインでした。
アルザスではクリスマスなんかに、食事のあと散歩して帰ってきて、デザートと一緒に飲むんだ、と説明されました。
それはそれは口の中が甘くなるでしょうね。
でもアルザスも冬はとても寒いらしいので、合うんだろうなと想像できます。

次に向かったのは、リクヴィール。
ここはアルザスワイン街道の村々の中でも訪れる人の多い村でとてもにぎわっています。
この村は城壁をくぐって入りますが、入ってすぐのところにあるdopff&Irionという酒蔵がつぎの目的地。
ここではリースリングのスパークリングから始まって、すっきりから甘口へと合計7種類の試飲をしました。
アルザスの指定4種を中心の試飲です。
こちらのワイナリーのワインはマーセルダイスのものより全体に軽やかな感じでしょうか。
ここのケヴェルツトラミネールは香りは甘いけれど、飲み口は全然甘くなくて、のん兵衛の我が家向きでした。
こちら↓で扱っているようです。

ドップ イーオン アルザス ゲヴルツトラミネール '06Vin D'Alsace Gewurztraminer [2006]

ミュスカもアルザスのミュスカは、香りはまさにマスカットですが、ミュスカで時々あるようなぶどうジュースのような甘さが後に残るというようなことが無かったので、とても気に入りました。

試飲は有料で今回の場合はツアーに含まれています。
この酒蔵めぐりツアー、自分たちで一度レンタカーで回った後では、最初ずんぶん割高(半日で一人87ユーロプラスドライバーにチップ8ユーロ)に思いました。
でも、このあたりはフランス語しか通じない(いえ、ドイツ語も通じるかもしれません。)ので、ワインの説明なども自分たちで行ったらさっぱりなので仕方ないですね。
ワインの試飲はグラスに結構気前よく注いでくれて、もちろん本当に味を確かめたい人は前においてある壷に、飲みのこしを捨てるのですが、全部飲み干してしまう私たちは、やっぱり車でテイスティングをしに行くのは無理でした。

滞在中の食事の時もアルザスビールにアルザスワインをせっせと飲んで、今まで知らなかったアルザスワインの魅力を知りました。
とても香りの豊かなワインが多いように思います。

液体物の機内持ち込み禁止や預ける荷物の重量制限の厳しいこのごろですので持って帰るには、限界がありますが、探してみると、日本でも結構買えることが分かったので、アルザスワインも我が家のワインのラインナップに仲間入りしそうです。

実際持ち運びの苦労や、飛行機の重量制限オーバーの加算金などを思えば、日本で売っているお値段は結構お値打ちにも思います。


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旅のインフォメーション

ストラスブールへは関空からの場合
オランダ航空でアムステルダム乗り継ぎや
エールフランスでパリ乗り継ぎといった方法がありますが、
私のお勧めは
ルフトハンザです。
ルフトハンザの場合フランクフルトからはルフトハンザのバスでストラスブールに行けます。
ルフトハンザの機体と同じデザインのバスで、コードナンバーもついていますが、マイルは加算されないそうです。
この場合ストラスブールの空港ではなく、市内ど真ん中の中央駅の前にバスが着くので、とても便利です。
レンタカーのオフィスもここにありますし、駅前にホテルもたくさんあります。

フランクフルトから2時間半で到着します。
今回台風の影響で、出発が4時間遅れましたが、バスは一日何便か出ていますし、フランクフルトで荷物を受け取るので、乗り継ぎ便が換わってしまうことによって荷物だけ間に合わなくなってしまうという事態も起こりません。
予定のバスには間に合わなかったのですが、すぐに次のバスに振り替えてもらえて、フランクフルトに到着して待ち時間なく、乗り継げました。
すごく楽なので、行く予定のある方は、ルフトハンザも検討してみてはいかがでしょうか。

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子供と満喫、海外大自然旅行で始めたシリーズですが、子供たちもだんだん大きくなってくると学校の都合などでなかなか一緒に行ける機会が減ってきます。
せっかくチャンスがあれば、子供たちが無理なら二人で行ってしまおう、という作戦に変更しています。
今小さいお子さんをお持ちの方々、一緒に行けるのは案外限られた期間なので、満喫してくださいね。
そして、もう何年かすれば、大人の旅行を楽しめる日がやってくるはず。






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コメント

りこさん、ステキな旅ですねー。旦那さんとごお二人だったんですか?
ヨーロッパ!、ワイン!大人の旅行、いいですね。
木組のおうちもカラフルでかわいいです!美味しいワインが飲みたくなりました。
先日「サイドウェイズ」という映画を見ました。アメリカのナパバレーで、ワイナリーをめぐる話で、やっぱりワインが飲みたくてたまらなくなりました。

私も子供とヨーロッパ行きたいです。子供と一緒に行けるうちに、りこさんの記事を参考にさせていただいて、いっぱい旅行に行きたい〜とひそかに思っています!

Posted by: 古織田奈葉 at 2009年10月30日 17:05

奈葉さんコメントありがとうございます。
子供は実家にお願いして、オットと二人で行ってきました。
「サイド ウェイズ」、見たいな〜と思っている映画です。
私はワイン、難しいことはわからないけど、ちょっと産地に行ったことがあったり、映画で見たりすると親しみがわいてその地域のワインを飲んでみたくなったりします。
娘さんと一緒にヨーロッパ旅行もいいですね〜。
是非是非行って、私にもいろいろ教えてくださいね。

Posted by: りこ at 2009年11月11日 12:01

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