ワーキングマザースタイル【シネマ・こむぎスタイル】第53回 風が強く吹いている




2009年11月03日

【シネマ・こむぎスタイル】第53回 風が強く吹いている

Posted by 湯河原こむぎ

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2007年3月に、小説「風が強く吹いている」の記事を書いた時「この小説が映画化されないかな〜と心から願っています。」と書いた私。その私の願いがかなって、映画化されました!本当に「待ちに待ってた」私です。11/1の映画の日に家族三人で観て来ましたよ。

あらすじは上のリンクから、小説「風が強く吹いている」の記事をご覧くださいね。

風が強く吹いている スペシャルエディション [DVD]

DVDが2010年4月9日に発売されます。私はスペシャルエディションを予約!

キャストは

ハイジ:小出恵介・25(ROOKIES・御子柴役)
カケル:林遣都・18
王子:中村優一・22
ニコチャン:川村陽介・26(ROOKIES・桧山役)
ムサ:ダンテ・カーヴァー・32(ソフトバンク、ホワイト家のお兄さん)
神童:橋本淳・22(ちりとてちんの弟役)
ユキ:森廉・22(マイ★ボス、マイ★ヒーロー・安原君)
キング:内野謙太・24
ジョータ:斉藤慶太・23
ジョージ:斉藤祥太・23
葉菜子:水沢エレナ(ドラマ「恋空」の子)
監督:津川雅彦
六道大・藤岡:渡辺大・25(渡辺謙さんの息子)
東京体育大・榊:五十嵐隼士・23(ROOKIES・湯舟役)

走(カケル)役の林遣都君。

最初、私は、このキャストが不満でした。走(カケル)役が林遣都君という事が納得行かなかったんです。彼の事をよく知りもしないくせに、整いすぎた顔だちと、ほそほその体なのが「違う〜っ、絶対に走じゃない!」と思っていました。

でも、この映画を観たら、走役は、もう林遣都君以外に考えられない!ってくらいのはまり役でした。細い体ながら、引き締まった筋肉がつき、まったく無駄がない!身軽に走る姿は、本当の陸上選手以上に美しかったです。走る時も、体がまったくぶれなくて目を見張る美しさでした。整った顔立ちも、「気が強くまっすぐで、高校時代、純粋さゆえに事件を起こし、退部した走そのもの」を感じさせました。林遣都君、あなたは素晴らしい!

それからハイジ役の小出恵介君。

小出君ってすごいですよね。イケメンではあるけれど、素材としては、意外と普通っぽいじゃないですか(えらそうにすみません)。でも、作品によって息を吹き込まれる素晴らしい俳優さんだと思いました。

この映画のハイジ役、ほーんと素晴らしかったです。台詞のひとつひとつが愛にあふれていました。「言葉にして伝える事の大切さ」をあらためて実感しました。「1区を走るのは君しかいない。」・・・一緒に走る仲間の事を心から信じて、真っ直ぐ目を見つめて言葉をかける。

・・・・それは、子育てや夫婦関係にも同じ事が言えますよね。

「どうして勉強しないのっ!」と言うよりは「あなたには、絶対出来るよ。」と。
わかっていてもなかなか言えない。なかなか出来ない。

ハイジの言葉を聞くたびに涙が出ました。君は素晴らしい。

そしてそのキャスティングにも。負けん気の強い走にはキリッとしてちょっと冷たいイメージの顔立ちの林遣都君。人を包み込むようなあたたかい愛にあふれたハイジには、いつもにこにこ笑顔が似合う小出恵介君。

小説の中でも、一人一人が、まるで自分の目の前にいるように生き生きと描かれていましたが、映画もまた、一人一人の個性があふれていました。友達と「この小説を映画化するとしたらキャストは・・・」って考えていた時に、なかなか20歳前後の俳優さんが思い浮かばなかったんですよ。小栗旬君ももう26歳、松山ケンイチ君も24歳。この映画に出て来る若い俳優さんは、みんな素晴らしかったです。こんなに有望な若手がいっぱいいるなんて、これからとっても楽しみ!と思いました。

わたし的に大注目なのは、
★「マイ★ボス、マイ★ヒーロー」で長瀬と共演していた森廉君(ユキ役)。・・・お父さんが医者でどうしても東大の医学部に行かなくてはいけない!というガリ勉の安原君の役で出ていました。この映画でも大学在学中だというのに司法試験に既に合格しているという優等生の役でした。「マイ★ボス、マイ★ヒーロー」の時と変わらないキャラクターですが、ステキに大人になったなあと思いました。

★「ちりとてちん」で貫地谷しほりの弟役だった橋本淳君(神童役)。・・・スクリーンを観ていて「どこかで見た、この丸顔の癒し系・・・」と考えて、「ちりとてちん」だーっっ!と思い出しました。彼も、ハイジみたいに、いつも笑顔でとても優しい雰囲気。みんなを和ませていました。この映画の中で、お母さんから電話がかかって来るシーンがあります。そのお母さんの声が和久井映見さん。ちりとてちんでも親子役でした。

★ROOKIESで湯舟役だった五十嵐隼士君(東京体育大・榊)役。・・・ROOKIESの時は、前髪をピンで留めたり、カチューシャをしていて「こまったニャ〜」とか言ってた五十嵐君。そのイメージから「背が低くて女の子っぽい」と思っていたのですが、この映画ではすごく男っぽい役!背も高くて筋肉たっぷりでがっしりした体つきでびっくりしました!役によってこんなに変えられるなんてすごい〜!と思いました。



はっ(・o・)、イケメンについて語るコーナーではなかった!

若手俳優さんが、有名・無名にかかわらず、みなさんとっても素晴らしかったのです。その点も(大いに)含めながら、この映画、本当におすすめです!全編にわたって笑いもいっぱいで、133分の時間、全く飽きずにスクリーンに集中出来ました。

箱根駅伝が大好き!という方はもちろん、箱根駅伝を今まで見た事がないという方も、楽しめると思います。箱根駅伝が大好きな人には、毎年お正月に見る「あのアングル」がそこかしこに出てきますので、o(^ー^)oワクワク感が募ると思います。

箱根駅伝のコアなファンの方は「素人が10人で箱根駅伝に出られるわけないじゃん!」と思うでしょうが(そりゃ、そうです。私だって、本当の所はそう思います。)、でも!でも!この作品には「素人10人でも、本気でやれば出来るんだ〜っ!」と思わせる「力」があります。実際、半年間かけて本格的なトレーニングをして撮影に臨んだそうです。双子の祥太・慶太君が「半年で500キロは走った!」と言っていました。

ぜひぜひ、皆様もご覧になってくださいね。・・・実は、私「沈まぬ太陽」のレビューを先に書いていましたが、どうしてもこちらを先に書きたくて順番を変えました。

「風が強く吹いている」公式サイト



風が強く吹いている
映画も素晴らしいのですが、原作がこれまたすばらしい!映画が気に入ったら、原作もぜひ読んでみてください。2時間では表現しきれなかった、10人の気持ちが細かに書かれています。

私は、友達に借りて読んだ後、あまりに気に入って、自分でも買いました。もう3回くらい読みました。この表紙がとってもいいのです。何区を誰が走るのか描いてありますよ。
風が強く吹いている (新潮文庫 み 34-8)
毎年、一緒に箱根駅伝を見ていた親戚のおじさんが入院した時に「この本とってもいいから読んで〜。」と、届けました。おじさんが亡くなってしまったので、そのまま本も帰らぬ人(?)となってしまいました。また読みたいな〜と思っていたら、文庫本が出ていました。また読み返したいと思います。






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コメント

こむぎさん!

私、こむぎさんがこの映画の記事を書くこと、待っていました!映画が見たくて、見たくて。だから、こむぎさんがどういうのか楽しみで。記事を読んだら、も〜のすごく行きたくなりました。ありがとうございます。ガンガン感動して来るぞ!

Posted by: hiromi at 2009年11月04日 00:11

hiromiさん、コメントありがとうございます。
きっと、hiromiさんのお家も駅伝のコースの近くですよね!?

あえて、本編の内容についての感想は書きませんでしたが、きっときっと楽しんでいただけると思います!

映画、ご覧になったら感想を聞かせてくださいね!

Posted by: こむぎ at 2009年11月06日 01:00

いやー、よかったですね。
箱根駅伝ファンも満足する作りでした。

小出君よかったですよね。あの笑顔〜
林君の走りは、美でしたね。

そうか、ユキ役の森君は、「マイ★ボス、マイ★ヒーロー」に出てましたっけ?覚えていない。
まったく原作どおりだったのが、彼でした。私的に。

Posted by: らむね at 2009年11月06日 02:01

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