ワーキングマザースタイル【旬の野菜ノート】 6)だいこん




2009年11月24日

【旬の野菜ノート】 6)だいこん

Posted by 大葉柚子

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Keyword : 消化王ダイコンおろし

昔から、食べ物の食べ合わせでよしとされるものには科学的にもきちんと説明ができる理由があるとよく聞きます。先人はおいしいから組み合わせてみたけれど、それがおいしい=体が必要としている、という理にかなった科学的な組み合わせだったのか、試行錯誤の上、できあがった組み合わせなのか。いろいろな逸話が掘り起こせばありそうですよね。

で、その組み合わせの話を結論から。笑

ダイコン君はよくオロシに姿を変えてサンマの姿焼や焼き魚の隣にちょこんと座っていたり、てんぷらの天つゆに入れられていたり、しますよね? それはダイコンが消化を助けるジアスターゼ、魚の焼け焦げを分解するオキシターゼやタンパク質分解のプロアテーゼ、脂肪の消化を助けるリパーゼが含まれているからなのです。なので、我が家は旦那さんがお昼御飯に揚げ物を食べる時には必ず、ダイコンおろしを食べるように指導中です。笑 どうやら食べ過ぎにも、消化を助けるという意味で役立つようです。ただ、注意すべきなのは食べ方。このジアスターゼやオキシターゼの酵素類は熱に弱いのでおろしか、サラダで食べることが必須です。かといって大根は生食に限るのかというとそういうことでもなく、生食は体を冷やすので、体を温めるには加熱調理がオススメ。

ダイコンの葉っぱは立派な緑黄色野菜ビタミンA,B2,C、カルシウム、鉄、食物繊維が豊富です。新鮮なものが手に入った時には捨てずに活用。私はみじん切りにしてゴマ油でいためて鰹節と醤油をこがしてふりかけにしたり、御みそ汁の具にしたりします。ちなみににはビタミンCが豊富。時間がある休日には短冊切りにして半日干して、酢醤油やレモン醤油に漬け込んでます。ダイコンの皮のキンピラは私は好きだけれど家族に不評。泣

(生食) だいこんサラダ
生姜ドレッシング:酢・醤油・みりん(各30CC)
サラダ油大1、砂糖大1、生姜ひとかけ、たまねぎ四分の一
全ての材料をバーミックスかフードプロセッサーで攪拌。ない場合にはすりおろして攪拌。
ダイコン千切りにかけてたべる。わかめを添えても美味。

(煮る) だいこんサンラータン
だいこん、余り野菜を中華スープで煮込む。千切りか短冊切りがおすすめ。
春雨や卵をおとして入れてもおいしい。ほんの少し砂糖と醤油を加え、塩で整え
若干薄味に仕立てる。盛り付ける最後に酢とラーユを垂らして混ぜて飲む。






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