ワーキングマザースタイル【シネマ・こむぎスタイル】第56回 のだめカンタービレ 最終楽章 前編




2009年12月15日

【シネマ・こむぎスタイル】第56回 のだめカンタービレ 最終楽章 前編

Posted by 湯河原こむぎ

「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」の試写会にご招待いただき、行って来ました。


2006年のテレビドラマ、2008年のスペシャルドラマともに大笑いして見ていました。ドラマの続編だからテレビで見ればいいやって思っている人も多いのでは?


いやいやこれは、ぜひ劇場に足を運んでご覧ください。オーケストラの演奏が素晴らしいです。

あらすじは・・・

プラティニ国際音楽コンクールでの優勝後、千秋(玉木宏)はルー・マルレ・オーケストラの常任指揮者に。早速オケの偵察に行く千秋だったが、まったくやる気の感じられない団員たちの態度を目の当たりにし、がく然としてしまう。一方、のだめ(上野樹里)はコンセルヴァトワール(音楽学校)の進級試験を控え、練習に励む毎日を送っていたが……。<シネマトゥディ>

とにかく千秋先輩(玉木宏さん)の指揮がすごいです。どうやって練習してるのかな・・・なんてものすごく気になりました。本当の指揮者にしか見えない!


上野樹里ちゃんも「トルコ行進曲」とか、本当に弾いてるよね?映画ではプロが弾いている音があてられているのでしょうが、指はちゃんと弾いてるよね?


それから、ドラマから「のだめ」をドラマからご覧の方々にはおなじみだと思いますが、「のだめ」には、たくさんの外国人俳優が出て来ますが「お話をわかりやすくするために、できるだけ日本語でお送りします。」という事がアナウンスされ、めっちゃ外人なのに日本語でしゃべっている・・・というエヅラになっています。そう、映画で言えば「日本語吹き替え版」みたいに。


もちろん、中には「日本語が話せる外人」もいますが、「根っからの外人」の人もいます。「相手は外国語でしゃべって」、「こちらは日本語で答える」というようなシーンも、どうやって撮影したんだろう?・・・と、不思議に思いました。違う言語で台詞のかけあいをする、それが、仕上がりでは、外国人の台詞が日本語に吹き替えられている。気がつかなけば「ただ、それだけのこと」ですが、気持ちのキャッチボールをしながら演技出来ないので、自分自身のテンションをkeepするのがむずかしそうじゃないですか?


そんな事も素晴らしいな〜と思いました。


千秋が、常任指揮者を務める事となった「ルー・マルレ・オーケストラ」。これがひどいんですよ〜。でもね、ひとりひとりにいろいろな事情や努力がある、人間味あふれる団員なんです。こまかいストーリーは、ぜひ映画でご覧下さい。


「マルレ」の演奏する「魔法使いの弟子」の曲にのって、のだめとRuiが街を歩くシーンがワクワクでした!


千秋先輩の指揮で演奏するオーケストラのシーンでは、本当に涙が出ました。音楽で泣く事ってありますか?私は涙もろいので、よく泣きますね。アンジェラ・アキの歌。ジェニファー・ハドソンの歌。



映画のシーンを見て、ピカッと思いだした事がありました。

短大の時、学内のホールでクラシックのコンサートが催されました。「カール・ベームという偉大なる指揮者が来ます。彼はもう高齢なので、これが最後の日本公演になると思います。」と学長が説明しましたが、当時の私は、その人がどんなに有名な人かも知らず「へえ、そうなんだー。クラシックのコンサートなんて眠くなっちゃうだろうな〜」と思っていました。私を含む、大半の学生がそう思っていたと思います。


ステージに登場した人は、そう、確かに老人でした。しかし、演奏が始まると「そのパワーはどこから来るの?」というくらい力強い指揮でした。眠くなるどころか、息を飲んでステージにくぎ付けになり、演奏が終わった時には、みんな涙を流していました。学長がいつも言っていた「若い時から本物に触れる事の大切さ」とはこういう事なのだ!と思いました。


調べてみると、その公演がDVDになっているのを知り、びっくり!ぜひ欲しいな!と思いました。



ぜひぜひ、ご家族で映画館に足を運んでご覧ください。オーケストラの素晴らしさにきっと感動出来るはず。公開されたら家族で観に行こうと決めています。

私がとってもいいと思ったのは、演奏の最中に、曲についての千秋先輩の短い説明が入るところ。「ここでは、こういう状況を表しているのだ」という事がわかって聴くと、より、曲の説得力が増します。クラシックファンの方にとっては「説明いらねー」って感じかもしれませんが、素人の私には素直にありがたかったです。子どもにもわかりやすいと思います。

大爆笑シーンも満載、「ぎゃぼー」も健在ですが、明るくてぶっ飛んでいるだけではない、「のだめ」の気持ちがすごく伝わって、ラストではきゅんとせつなくなりました。これは「最終楽章 前編」、来年4/17に「後編」が公開されます。その日が本当に待ち遠しいです。



のだめカンタービレ 最終楽章 前編&後編
「のだめカンタービレ 最終楽章 前編&後編」
Amazonのページで試聴できます。これ絶対にほしいですっ!


こむぎの「ここ観てポイント」
始まってすぐ、のだめがお花屋さんで花を選んで、小さなブーケを作ってもらうシーンがあります。そのブーケを持って、電車に乗っているシーンでは、ガーベラが入ったブーケなのに、コンサートホールに入った時に持っているブーケはまったく違う花になっています〜。どうでもいい事ですが、これから観る方は要チェック!






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コメント

のだめ、娘も私も大好きで、コミックスも全巻揃えました。

「めざましテレビ」で映画でのだめの吹き替えをしているのは中国人の天才ピアニストのラン・ランさん、と言っていましたね。非常に個性的な演奏スタイル、のだめにぴったりですが、速いので、合わせるのが大変だったそうですね。
千秋先輩の指揮も、指導したプロが「これ以上ないぐらいに完璧」と評したほどだとか。

映画が楽しみです!

ただいまテレビドラマも再放送してますね!
当時4年生だった娘はのだめのおかげで音楽に興味を持ち、中学でオーケストラに入りました。
のだめに出てくる曲はクラシック初心者には聴きやすくていいですね。

Posted by: ガルーラ at 2009年12月16日 13:06

こむぎさん、待ってました!うわーん、見たかったです。でもこむさんの文章をみて、ますます見たくなりました。娘の中学受験の合格のご褒美(もしくは  以下略)で、見に行きますね!

ガルーラさんも書いていらっしゃるように、ランランさんなんですね。ピアノ。私も今日のめざましで見てびっくりしました。あの北京オリンピックのピアニスト。上野さんも手をつけるために相当練習したようです。

私は本編も好きなんだけど、何より、ヨーロッパのスペシャル版のドラマが大好きだったのです。青春の壁、異国の壁。それに立ち向かうのだめが大好きでした。ぜひぜひぜひぜひ、合格のご褒美に(もしくは以下略)行きたいです!!!

素敵なレビュー、ありがとうございました。

Posted by: らむね at 2009年12月16日 17:22

ガルーラさん、らむねさん、ありがとうございます!

私も今日の「めざまし」見ましたよ〜!ランランさんでしたね〜!あの、のだめがピアノを弾くと、パールピンクの真珠の粒がたくさんたくさんあふれて来て、ぽろろんぽろろんとはじけて踊るシーン、すっごくすっごくステキでした!

オーケストラはロンドンフィルって言ってましたね〜。

ガルーラさん
私、のだめを観た日にたまたま用事があって、カール・ベームを一緒に観た友達の家に行ったんです。で「のだめの試写会に行ったんだ〜」って言ったら「え゛ーーーーーっっっ!!」という異様な驚きようだったので「どうしたの?」と聞くと「私、のだめ大好きなんだけどー!私も観たかった〜!コミック全部持ってるよ!」と興奮気味に言い、全巻貸してくれました!

で「短大の時見た、カール・ベーム覚えてる?みんなで泣いたじゃない?ああいう感じだったよ、千秋先輩の指揮。」って言ったら「覚えてるよー、あの時のパンフ、今でも持ってる。」と感慨深げでした。

娘さん、オーケストラなんですね〜。すごい!のだめみたいに頑張ってほしいな。

らむねさん
ヨーロッパスペシャルで、千秋に負けたジャンっていう外人覚えてます?

あの俳優さん、今、妻夫木君の「ガスパッチョ」のCMに、「一番」って胸に書いてあるTシャツを着て出てるの〜。今度、チェックしてみて〜っっ!

Posted by: こむぎ at 2009年12月16日 18:05

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