ワーキングマザースタイル【シネマ・こむぎスタイル】第60回 インビクタス/負けざる者たち




2010年03月01日

【シネマ・こむぎスタイル】第60回 インビクタス/負けざる者たち

Posted by 湯河原こむぎ

インビクタス/負けざる者たち (クリント・イーストウッド 監督) [DVD]
「シネマ・こむぎスタイル」も60回目を迎えました。なんとなく「50回」とか「60回」とか区切りのいい時には、それにふさわしい映画を選びたいなって思います。60回目の今回も素晴らしい映画です。

去年観た映画の中の第一位は「グラン・トリノ」でした。そして、私が今までに観た映画の中でも「グラン・トリノ」は一番だと思います。

そのクリント・イーストウッド監督の最新作「インビクタス/負けざる者たち」を観ました。


あらすじは
1994年、マンデラ(モーガン・フリーマン)はついに南アフリカ共和国初の黒人大統領となる。いまだにアパルトヘイトによる人種差別や経済格差の残る国をまとめるため、彼はラグビーチームの再建を図る。1995年に自国で開催するラグビー・ワールド・カップに向け、マンデラとチームキャプテンのピナール(マット・デイモン)は、一致団結して前進する。<シネマトゥデイ>

1995年のラグビーワールドカップで初出場の南アのチームが、強敵オールブラックスを破り優勝したという事実を知る人は多くても(ラグビーにまったく興味のない私はもちろん知らなかった・・・)、その裏側にこんな出来事があったことはほとんど知られていないんだそうです。

マンデラ自身が「モーガン・フリーマンに演じてもらいたい」と願い、彼もマンデラを演じる事を熱望し実現に至った・・・とパンフに記されています。

日本という島国で、単一民族の中で暮らしている自分は「アパルトヘイト」と言われても、今ひとつ、いや、全然ピンと来ない。当事者にとってどれだけ大変な事であったか想像することも出来ない。だけど、この映画を観ると今までよりも少しそれが見えて来る。無知な私にとっては奥行きが深すぎて、すべてを理解する事は不可能だと思ったこの映画。でも、今まで知らずに来て、知らないまま死んでしまうところだったけど、気づかせてくれてありがとう!と思いました!身近にある幸せに気づかない事も多い今日このごろ。

ラグビーのルールもまったくわからない私。ボクスの選手たちが子ども達に「ラグビーのルール知ってるか?パスは横と後にしか出せない。」って教えてた時、私も「へー、そうなんだー!」と初めて知ったという具合・・・。でも、そんな私でも試合シーンでは「止めて止めて〜っ!行け行け〜!」と心の中で熱狂していました。私の4つくらい左側の席で「よし!やったー!」と拍手しているおばさんがいました〜ヾ(*゜▽゜*)ノ

物語は淡々と進んで「泣かせよう!」という演出は全くといっていいほどない。でも、心に響くところがたくさんある。いろんなシーンに号泣ポイントが隠されていました。ぜひ、実際に観てほしいですね〜!号泣ポイントを話し合いましょう。

私ね、スタジアムに飛行機が急接近して来たところ!ドキドキしました〜!びっくりしました〜!そして感動しました〜っっ!これも本当にあった話なのかな?

それから!オールブラックスが試合前に披露するハカのシーン。

All BlacksのHaka→YOUTUBEでどうぞ

Wikipediaの記述によると「ハカ(Haka)は、マオリの民族舞踊。本来はマオリの戦士が戦いの前に踊るものであり、手を叩き足を踏み鳴らして叫び、自らの力を誇示し、相手を威嚇する。」と書かれています。

これかっこいいですよね〜!以前、グロンサンのCMでもやってたことあった!(高田順次が・・・?)

このハカのシーン。私はただ単に「オールブラックス、かっこいい〜っっ!スプリング・ボクスの選手達はどうしていいかわからないみたいに圧倒されてる〜。」って思って観ていましたが、パンフを見ると「オールブラックスは、歴史的に先住民族のマオリ族を含む混合チーム。まだ民族の融和が進んでいなかった南アフリカの白人にとっては、そういう意味でも負けたくないという気持ちが強かったのかもしれません。」と書かれています。平和が当たり前と思って、ほわほわと生きている私達には考えも及ばないいろいろな苦悩が底辺にあるのだ・・・という事を気づかされました。

ところで、このハカのシーンで、何度聞いても「頑張って頑張ってゴール!」って聞こえるところがあるんだけど、実は「カ マテ!カ マテ!カ オラ!」って言ってるんだって事がわかった〜っ!ちょっと聞いてみてください!

27年間監獄に入っていたマンデラが励まされた「インビクタス」という詩。この詩はアパルトヘイトに苦しんだ人でなくても、とても心に沁みます。平穏に暮らしている日常、毎日している仕事の日々。誰の心にもじわっと来る詩だと思います。特に最後の4行。つらい事があっても、こむぎも頑張るよっ!マンデラ〜っっ!

表面的には「シンプルでわかりやすい映画」ではあるけれども、その奥行きは日本人にははかり知れないものがあり、全部理解する事は不可能に思えます。でもでも、それでも観てほしい。みなさまも、映画館でぜひ。




それと・・・この映画を観終わって・・・思った事。

★マット・デイモンの胸と背中の筋肉を触りたい〜っ!服を着ているとあまりわからないんだけど(いや、着ててもすごいかな)、脱ぐと(さらに)すごいんです!びっくり!どんだけ〜っ!



2009年に観たイーストウッド監督の映画。
チェンジリング
グラン・トリノ
この人、すごすぎます。
今後、どんな映画でびっくりさせてくれるのだろう。ドキドキです。






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コメント

60回目、おめでとうございます!
本当にすばらしいですね。

いつもそれほど興味のない映画でも、こむぎさんがとりあげると、無性にみたくなってしまう、こむぎマジック。これからもいろいろ紹介してください。

Posted by: らむね at 2010年03月04日 03:32

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