山崎直子さんの宇宙飛行を心からお祝いします山崎直子さんが宇宙に飛んだ。お嬢様は今、7歳だという。そうか、あれからもう7年以上たったんだって、思う。
私がこのワーキングマザースタイルを立ち上げたのは2004年。「あの騒動」は確かに私に暗い怒りの火を発火させてくれた。そしてそのエネルギーはこのサイトを立ち上げる大きな力になったのだ。
山崎さんは今回、ママさん宇宙飛行士として、宇宙と家庭の双方からの光を得て、輝く女性として華やかなスポットライトを一身に浴びている。
私はそれをみて、本当に本当に、うれしいのだ。そして、相手は誰かわからないんだけど、「ざまあみさらせ」と、汚い言葉を大声で言いたくなるのだ。「ざまあみろ」と。その相手が誰なのか、まったくわからないのだけど。
女性が社会進出をして、重要なプロジェクトをまかされる。時期を同じくして、恋愛をし、結婚もする。 共働きで遅くまで残業をし、結婚前と変わらず、もしくはそれ以上に仕事に打ち込んでいるので、「そのこと」を周囲はまったく意識しない。
で、ある日、「妊娠しました」と、近い上司にだけそっという。もちろん、「おめでとう」と言ってもらえるものだと思っていうのだ。なのに上司の目に浮かぶ、明らかにネガティブな困惑の色。
結婚しているから、いつかはと自分では思っている。
なのに、こんな重要な仕事を任せているのに妊娠するなんて無責任だ、と上司の目が言っている。
私自身は、妊娠した当時は使えないヤツだったし、それほど大きな風当たりを感じたことはない。もしかしたら上司たちは“ほっ”とさえしたかもしれない。そんな私だって「アオヤマさんってそういう人だとは思いませんでした」と、ずいぶん言われた。つまり「産む」ような人だとは思わなかったということだ。「仕事をばりばりする」と、「妊娠する」という言葉の間に入るのは、&ではなく≠なのが、日本の一般的な会社だったのかもしれないし、今もまだそうかもしれない。
朝のワイドショーで、女優ができちゃった結婚や、妊娠するたびに、お祝いの言葉を言うコメンテーターだけでなく、まゆをひそめるコメンテーターがいなくはない。舞台や長いドラマを降板した女優さんも、私たちが知っているよりもずっと多いだろう。
妊娠することが無責任と言われる。迷惑をかけてすみません。それは、宇宙飛行士のような国家プロジェクトでなくても、すべてのワーキングマザーが多かれ少なかれ、経験することだ。
でも、本当に小さいことだ。
だって、ほら、山崎さんの笑顔を見てください。あのとき、いろいろ言った人たちは、自分がいろいろ言ったことを忘れて、山崎さんとその家族が映るテレビを見ながら、賞賛していることだろう。無責任といった人たちは、無責任にそういい、言ったことを無責任に忘れるのだ。
周囲の理解もすばらしいと思う。また山崎さんにチャンスを与えてくれた宇宙開発事業団。グッジョブである。生命と宇宙のすばらしさ。それが、山崎さんの宇宙飛行なのだ。
いくつかある選択肢の中で、夢を一時保留し、産むを選んだ山崎さん。
別の選択肢を選ばざるを得なかった女性も私たちの世代でも、きっとたくさんいるだろう。
周囲の環境は徐々にしか変わらないから。
実際問題、経営者の立場から見れば、働いている女性が妊娠するのは、迷惑なのだ。人のやりくりなど面倒くさいことも多い。短期的に迷惑だが、長期的に見れば大きな果実を、会社にも社会にももたらすことを、少しずつでも一人一人が理解しようとしている、今、揺籃期なんだろう。
でも、私の娘や山崎さんのお嬢さんの世代には、どうか夢も産むも普通に両立できるようになっていてほしい。それは、宇宙開発と同じくらいとても大切なことだと思う。ゆっくりと、でも、着実に。
妊娠は、多少迷惑はかけるが無責任なことではない。
仕事をやりたい気持ちと、産みたいという気持ちが、こんがらがってほどけなくなるのではなく、きれいな螺旋をえがくような、そんな風になるといいし、もうなり始めていることを、心から祝いたい。おめでとう!山崎さん。本当にうれしいです。あなたがあのとき守ったものが、本当に大きく花開いたことに、感謝します。誰に言ったらいいのかわからないけれど、「ありがとう」と。
らむねさんの記事に感動しました!
「妊娠は、多少迷惑はかけるが無責任なことではない。」本当にそうです。私は子育ている主婦と仕事をすることが多いですが、独身のフリーの女性とどっちが確実に仕事をこなすかといえば、むしろ少ない時間をやりくりしている子育て主婦のほうが責任感が強い場合が多いと思っています。
まだまだ時間がかかるかもしれないけれど、ワーキングマザーがハッピーになれる世の中を私も心から応援したいと思ってます。
私も「ざまあみろ」という気持ち、とてもよく分かります。
そして、おめでたいことに、素直におめでとうといってあげたい。
職業人であるのと同時に、個人の生活だってあるのだから。
「おめでたいことなのに素直に喜んでもらえない」というジレンマに悩まされる女性が、少しでも少なくなってほしいと思います。TBしますね。
山崎さん、いろいろな偏見と戦いながら、本当にがんばって今の業績を獲得されたのだと思います。本当にすばらしいことだと思います。自分も仕事をもつ妊婦なので、身につまされます。私自身は、ささやかですが、ウン年後には、妊娠したって子供がいたって、やる人はやる!だから長い目でみよう、という考え方を増やすのに、一役買えればいいなあと思います。
一方で、山崎さんの旦那様が自分の夢を犠牲にしていることも、私には見過ごせません。夫婦2人で、産む・育てる・仕事をする(夢を追う)、を両立できる社会になってほしい。
私も上司に妊娠を告げた時、開口一番に「唐土にその『リスク』があるとは、想定してなかったなぁ〜」と言われました。
『リスク』って・・・と正直思いましたよ。
確かに、私も上司としては、今、部下から「妊娠しました」と告げられたら、手放しで喜ぶことはできません。今、進行中のプロジェクトのことが頭をよぎるのはやむを得ません。でも、長い目で見ると、一時期の休暇など、大したことではないのです。
妊娠に限らず、男性だって突然病気で倒れることもあるのですから、いかに組織でカバーするかを考えることがマネージャーとして大事なことだと思っています。
女性側の意識改革も大切ですよね。一時のプレッシャーに負けないよう、本当に大切なことは何かを考えていかなければなりません。
山崎さんの快挙、その裏には、私たちが想像できないぐらい、大変なこともたくさんあったと思います。今回、私もいろいろなことで感動しています。
山崎直子さんが宇宙に飛ぶまでのこと、本当にたくさんの大変なことがあったと思います。本人の努力も周囲の方の様々な配慮も素晴らしい快挙だと思います。うれしいです!!と同時に今まで男性の宇宙飛行士が飛んだ時にこれほどまで配偶者や子育て、介護のことが話題になることもなかったことも感じています。
パートナーの山崎大地さんがブログに「私が自分の仕事や夢をあきらめたわけではない。同時に夢を実現できない状況に、一時譲歩したに過ぎなかったのだ」と書いています。
http://www.sorae.jp/0251/3760.html
家族のこと、いろいろな状況で仕事を中断したとしてもまたチャレンジできる世界になって欲しいと願っていますし、大地さんのこれからの活躍も直子さん同様楽しみです!