ダイアログ・イン・ザ・ダークは、まっくらやみのエンターテイメントです。完全に光を遮断した空間の中で、様々なシーンを体験します。視覚障害者がアテンドしてくれて、何人かのグループで入って行きます。
このイベントを知ったきっかけは愛はみえる~全盲夫婦の“たからもの”~
という全盲夫婦の本がとても良かったので、会社の先輩にお貸ししたところ、このイベントに行ってみない?とお誘いを受けました。
というわけで、会社の同僚と3人で行きました。
8名までの少人数のグループで体験します。まずは、薄暗い部屋で白杖(白状)をを借りて、歩き方や動きのレクチャーを受けます。手でまわりを探るときは、手のひらを向けずに手の甲を向けて探るそうです。(人の目をついてしまわないように。)
体験する内容は、公園や階段などなど色々なシチュエーション。あまり書くとネタバレしてしまうのですが、一番印象的だったのは、「くらやみバー」でした。
くらやみの中手探りでみんなでバーに入っていって、注文をしました。
私がオーダーしたのはビール。これもまたくらやみのエキスパートのバーテンさんが、ビールをグラスに注いでくれました。この音がものすごく良かったです。代金も手探りで支払います。
まっくらやみを怖がっている人も多かったですが、私は意外と大丈夫で、動き回っていました。多分、安全な場所だとわかっていたからかもしれません。これが公道だったりしたら、怖くて進めないと思います。アテンドの方はさすがに慣れていて、サッサと進んでいました。
目からの情報を遮断するというのも、気持ちのいい体験でした。音や触覚にとても敏感になれます。あと、人の目が気にならないという心地よさもありますね。
視覚障害者はこんなに大変なんだというネガティブなイベントではなく、自分の感覚を新発見できるような、ポジティブな体験でした。
企業の研修に利用しているケースもあるそうです。協力しあって、絆が深くなるとか。
ご家族で体験するのもよさそうですね。同僚は今度小学校の娘さん2人と来たいと言っていました。
こんにちは。
ダイアログ・イン・ザ・ダークに行かれたんですね。
私も2006年に初参加し、かなりの衝撃を受けました。
主催の金井さんとお話する機会があり、このプロジェクトが大きくなっていけばいいなぁと思ったことを懐かしく思い出しました。
今度は子供を連れていきたい、と思っていますがまだ暗闇は怖いかなぁって検討中です。
ゆめさんも、いらしたんですね。
ダイアログ・イン・ザ・ダークは、時期によって、しかけが変わるそうですね。
ゆめさんの時には何がありましたか?
是非お子さんと行ったときには、感想を聞かせてくださいね。
小6の娘と行ってきました!!
私自身が暗いのが怖いので娘と一緒なら心強いし、いいとこ見せなくちゃとがんばれるかなと思って誘ったのでした。
暗闇の世界の魅力はゆめさんや奈葉さんが書いている通り!!そして、行く前は想像もしていなかった良さはすごく良いコミュニケーションができることでした。
「ダイアローグ・イン・ザ・ダーク」というタイトルの意味が行って初めてわかりました。
思春期の入口に立つ娘と、久しぶりにすごく心が近づいた感じで、とてもうれしい時間でした。