で、そのやさい教室の内容は、どうだったかというと...
結果からいえば、大収穫。何が良かったのかというと、野菜の大局的な見方、接する姿勢を学ぶことができました。
内田流やさいの法則という8カ条をいただきました。この8カ条はこれから7/15に出版される「築地御厨の野菜仕事」という本に載っているそうなので、詳しくは省きますが一番勉強になった2カ条だけご紹介。
1)丸い野菜を選ぼう バランスよく育ったものは丸い。大根もトマトも上から見た形がまるければ、バランスが良い証拠。
2)軸が小さめで真ん中にあるものを選ぼう 茎の付け根=胚軸やヘタは養分の通り道。真ん中にあってよく締り、型ががっしり張っているものは栄養が偏らずバランスがいい。
内田さんが推し進め、応援している自然農法は有名なところだと奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録の木村さんをはじめ、自然の野菜は腐らないの河名さんほか。
内田さんたち自然農法を支持する方たちは、「キレイ」にするには、農薬を大量にかけ、「たくさん」「甘く」作るには肥料をいっぱいいれる一般的な野菜の栽培方法に疑問を呈します。内田さんは野菜塾でも、熱く語っていました。俺の言うこともうのみにするな。でも、国のいうことも鵜呑みにしちゃいけない。知って、自分で考えて、自分と家族を守るんだ、と。
参加させていただいた「やさい塾」に来ていたメンバーは、八百屋さんもいれば飲食業の人も。内田さんは御嫌いな野菜ソムリエも私を含め2名。一般の方もたくさん。アナウンサーの方も自分の勉強にと来ていました。ちなみに8/29テレビ東京で放映予定の『ソロモン流』にも内田さんがスポットライトを浴びるらしく、撮影クルーもいらっしゃいました。
なぜ無料でやさい教室をやるか。それは一般の人たちに野菜の今を知ってもらい、自分たちで考えるようになってほしいから。それは野菜ソムリエのようにお金を払ってみんなに教えることじゃない。俺が知ってることはみんな無料で教えてやるよ!という江戸っ子な内田さんの、未来へのメッセージなのだと。受け取りました。
食べることというのは、生きること。楽しみでもあります。
考えすぎると楽しくなくなってしまうけれど。
でも、大事なことだから。なるべく、良いものを。
なるべく、たくさん。なるべく、おいしく。
選んで食べていきたいと思います。
野菜の選び方参考になりましたー!
これからは野菜売り場で上から丸みを確認します!
人参は前に無化学農薬でやっている「おかげさま農場」の畑に行った時に「先が丸いのが食べ頃だよ」と教わったので、いつも先っぽを見つめています。
「知って、自分で考えて」という言葉、心にしみました。食べ物もいろいろなこともその姿勢でがんばっていきたいです!
wadarieさん、コメント感謝です。
ニンジン、先がまるいのがいいんですね〜。メモメモ。 あとは軸が細いのが柔らかいですよん。収穫してから数日おいてから食べる方がよいそうです〜。
ほんと、食べ物だけでなくすべてにおいていえることですよね。