2010の夏は、家族でフランスに行ってきました。3歳と9歳の息子を妹夫婦に預けて一泊だけワインの聖地ボルドーに夫婦で泊りに。貴重な2日を満喫しようと、シャトービジットと呼ばれるワイナリーや製造過程、セラーの見学や試飲をさせてもらえる訪問を3シャトー予約して、さらにその1つのシャトーで食事+宿泊。かなーり濃厚かつ、美食な1泊2日を過ごしてきました。
見渡す限りのブドウ畑。そびえ立つシャトー。アメリカのナパと日本の勝沼、いくつかのワイナリーを訪ねたことはあるけれど、全然規模が違う。私たちが訪問したシャトーは、Lanessan、Lynch Bage、Lagrange。3つは地理的には近いながらも、別の区域に所属し、ランクもばらばら、価格もまちまち。故意的に分けました。ワインは好きだけれど詳しくもない私たちには分けた方がわかりやすいかと。笑
ボルドー最初のシャトービジットは、Lanessanラネッサン。ボルドー格付け外ながら、格付け見直しがあれば確実に格内といわれて久しいシャトーです。
英語とフランス語で選べるガイドを英語で頼むと、その時間には私たちだけが英語組。逆にフランス人のシャトービジットが多いことにびっくり。10数人いました。
ワインの畑を見てからシャトーの外観だけみせていただき、歴史を中心に説明していただきました。そのあとは製造過程の説明。立ち並ぶタンク。次は去年2009のワインが詰められたフレンチオークの樽がずらりと並ぶひんやりと寒い部屋。
ワインを作るブドウは気候によってかなり出来が左右されます。ボルドーの気候としてブドウ作り的によかった年を当たり年といいますが、2005年が有名なところ。2009年は2005年を超すといわれています。Lanessanも2009は相当よいできだと笑顔たっぷり。
いよいよお待ちかねの試飲。3つの年を試しました。1999年、2004年、2006年。
2005年が当たり年でその前後を試飲、2000年もなかなかの年だったのでその一年前を試飲ということになります。2004と2006は、美味しいのかどうか判断できないほどまだ若い渋み。1999年がちょうど飲みごろで抜群に美味しい。3本、60ユーロで購入です。
次回はLynch Bage、ランシュバージュの訪問記です。
おぉー、柚子さん。
ボルドーにいらしてたんですね。
私もポルドーシャトー巡りはしたのですが、ワインが高すぎて買えませんでした。
飲み頃のものを買うのは、正解だと思います。
2009年はいい年なんですね。楽しみです。
みほっち嬢 コメントありがとうです。
ボルドーのシャトー、高いものはクラクラするほど高いですよね〜。猫に小判なので私も高いものは買えません。
そうそう、飲みごろのでないと、はたして5年後これがおいしくなるのかどうなのか、予測のつかない私...。
いいですねー!!
2005年確かに当たり年なんですよね。
我が家では娘達の生まれ年のワインを買って後々あけようと楽しみにしているのですが、2005年はあまりの高さにほんのちょっぴりしか買えませんでした(;;)。
wadarieさん コメントありがとうございます。
2005年って本当に高いですものね〜。でも美味しい年に生まれた子供ってなんだか人間もナイスビンテージになりそうで、いいですね。