ワーキングマザースタイル【シネマ・こむぎスタイル】第64回 借りぐらしのアリエッティ




2010年09月09日

【シネマ・こむぎスタイル】第64回 借りぐらしのアリエッティ

Posted by 湯河原こむぎ

借りぐらしのアリエッティ サウンドトラック
何か月前からかな。シネコンに行くと、大きなこのポスターが貼ってあって、このツタの葉のグリーンと女の子の服の赤の対比がとってもとってもきれいで、絶対に観たいなって思ってた。

あらすじ・古い家の台所の下に住み、暮らしに必要なものはすべて床の上の人間から借りてくる借りぐらしの小人たち。そんな小人一家の14歳、アリエッティは、好奇心と伸びやかな感性を持つ少女。だが、人間に見られないよう、目立たないよう、つつましさと用心深さを求められる毎日を送っていた。(シネマトゥデイ)

床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫)
6月に娘が入院した時に「何か読む本を」・・・と思って本屋さんで手にしたこの本を買いました。アリエッティの原作だって書いてあったので。私はまだ読んでいないんだけど、最初の数ページだけ読んでみました。

安全ピンっていっぱいあるのに、使おうと思うとひとつも見つからないって事があるでしょ?(←ねーよっ!)それは家に住んでる小人が持って行っちゃうからなんだよ・・・みたいな事が最初に書いてありました。

でね、表紙に小人のお部屋が書いてあるんだけど、それがとってもかわいいのです。

終業式の日、娘に「午後からアリエッティ観に行かない?」って言ったら「午後から塾だよ」と、断られました。でも、この映画、絶対に観逃したくなかったので、友達と観て来ました。

映画を観てる時、何度もアリエッティの大きさってどのくらいかな?なんて思って「角砂糖を両手を広げて持つくらいだから、あのだんご虫って角砂糖と同じ大きさじゃね?」とか「切手がちょうど顔くらいの大きさだからー。」とか・・・何度も何度も暗闇の中、親指と人差し指で「このくらい」ってやったり、両手を広げて物をのっける真似してみた、怪しい私でした。

観終わってから、友達が「あの家とアリエッティの家のどこがどういう風に繋がっているかの見取り図見たくない?」と言いました。私もそう思った〜!私、パンフ買ったので見てみたら、アリエッティのおうちの見取り図はかなり詳しく載ってたけど(見開き4ページ)、人間の家との関係図は載っていなかった。残念っ。

私、人間以外の生き物の「お部屋」が出て来るお話って昔から大好き。小人はもちろん、魔法使いとか、きつねとか、コブタとか、くまのプーさんとか。もちろん人間のお部屋も大好きだけど。ハウルの部屋も大好き。ってか、ハウルはあの「動く城」っていうコンセプト自体が大好きだ〜。どの部屋もいちいちかわいい。←ハウルのストーリーはそんなに好きではないんだけど。

声を、志田未来・神木隆之介・大竹しのぶ・竹下景子・三浦友和・樹木希林・藤原竜也という豪華な俳優陣がやっていました。声優じゃない人が声を演じるのってビミョーな時があるんだけど、私は、志田未来ちゃんがけっこう上手でびっくりでした。「はい」って言う一言だけでも、すごくアリエッティの気持ちのニュアンスが伝わって来ました。樹木希林さんは、もうハルさんにしか見えなくなって来た!

女の子はきっとこの映画が好きだと思う。娘とと一緒にもう一度観ようと思いました。アリエッティと同じ14歳だし。



友達と観に行った時「絶対、このシーン、娘が好きなはず!」っていうところがいくつもありました。娘は小さい時から、映画やテレビを観ていて、おもしろいところや、「かわいい〜」ってところや、びっくりするところがあると、まん丸な目をして私の方を見る。「今の観た!?」って感じで。

アリエッティには「目がまん丸ポイント」がいっぱいあるんです。そして私がそうだったように、映画の最中、暗闇の中で、娘も何度も「このくらい?」って手でアリエッティの大きさを確認していました。ハルさんのシーンではすっごく笑ってた〜!

pen020076.jpg

映画を観ると「アリエッティってどのくらいの大きさかな」って絶対に気になるよ。

娘が「ツタの葉っぱと同じくらいだったよね。みーちゃんちの塀にツタがあるから見に行こう。」と言ったので、ツタの葉の大きさを確認しに行きましたよ。


このお話って、小さな小さな人達の、小さな小さなお話。ジブリって言うと「ナウシカ」とか「もののけ姫」とか「千と千尋の神隠し」とか・・・けっこう「壮大なスケール」ってイメージを持って、そしてそれを求める人が多いかもしれない。そういう人にとっては、納得行かないお話かも。

でも、題材によって「必要なスケール感」も違って来ると思うんです。私は、こういうの大好きです。好き嫌いが分かれる作品かもしれません。

だけど、女の子はきっと大好きだと思う。小さい子もこういうお話大好きだと思います。今頃のレビューでほんと申し訳ありませんが、ぜひぜひお子さんと観てみてください。あ、フランス人セシル・コルベルさんの歌う曲も、この映画の世界にマッチしていてとても素晴らしかったです。



映画を観た後、テレビで何度か、この映画制作のドキュメント番組を見ました。映画を作るのが初めての新人監督さんの作品でした。その苦労がとてもよく描かれていて、ますますこの作品が好きになりました。






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コメント

こむぎさーん、私もつい先日、家族で観にいきました。
私もアリエッティ家族のおうちにいちいち感動。なんでもお金で買える時代の私たちにとって、すべて手作りというのが、懐かしいような新鮮なような・・・。
電気にしても、ガスにしても、「借り」ているんですよね。すごい生活力。
ストーリーは胸キュンでした。双子も「胸がキューンとなった」と言ってました。
壮大な作品じゃないけど、とても素敵な作品でした。

Posted by: かほる at 2010年09月09日 12:31

わたしも前評判があまり良くないことをきいていたので、どんなもんかとおもってみたのですが、意外と楽しめましたし、何より、年中次女が泣いていたのには驚きでした。わかるんだーとおもって。
今朝のNHKの情報番組で、この映画のおかげで「ドールハウス人気」だそうで、手作りドールハウスなどの特集もありました。かわいかったです。
拙記事、TBさせてもらいます。

Posted by: ちゃい at 2010年09月09日 23:32

かほるさん
双子ちゃん、胸が「キューン」となったのですね〜。ブラデビューもしちゃうし、おばちゃん、びっくりだわ〜。(親戚のおばちゃんになったキモチ。)双子ちゃんたちの「心に残る映画」になるでしょうね。

ちゃいさん
コメント、TB、ありがとうございます。
私「年中次女が泣いていた」というのが「次女ちゃんが、最初から最後まで泣いていた」と間違えました。幼稚園・年中さんの次女ちゃんが泣いていた・・・という意味でしたね。ごめんなさい^^;

翔君とお別れのシーンでぐっと来ちゃったのですね。小さくても「女の子の気持ち」がわかるのですね。

女の子はドールハウス大好きですよね。ドールハウス作家の友達がいるのですが(http://y-kingyo.petit.cc/banana/)「ぜひ、アリエッティを観るように!」とおすすめメールを送っておきました。

Posted by: こむぎ at 2010年09月13日 23:23

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タイトル: アリエッティ、みました
ブログ名: やっぱり働くペンギン
日付: 2010.09.09
内容: ネタバレ注意です! 映画はポニョ以来じつに2年ぶり。子どもの無料券をいただいたの
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