2010夏に訪れたボルドー。二つ目に訪問したシャトービジットはランシュバージュ。格付け5級です。(1から5まであり、1が上。)ランシュバージュは自らのレストランも持ち、シャトーに宿泊もできます。私たちはランシュバージュのレストランがミシュランの星付きだと知り、シャトーに宿泊+食事のフルセットを御願しました。
まずは、シャトービジットから。基本的にワインづくりの説明と施設の説明なので大枠は一緒。ただ、ランシュバージュは規模が大きい。お金をかけている。テイスティングで1980年代のワインも頂いた。特別よってウィンクしてもらいながら。で、そのお味は.....
数種類のチーズが混ざったかんじ。正直私には、偉大さがもはやわからない。猫に小判とはこのこと。とほほ。笑
今は中国のワインブームがものすごい勢いで、価値もまだわからない経験の浅い中国のバイヤーが根こそぎ買っていく、と。そのため必要以上に値段がつりあがっていて、他のお客様に申し訳ない、とおっしゃっていました。年代にもよるけれど、100ユーロを切るものはなし。セカンドラベルのものでも50ユーロはくだらないお値段。か、かえない.....。
さてさて、非常に楽しみにしていたディナーはというと。ワイン畑を見渡すテラスでシャンパンを頂いて。至極の時間を過ごしていると、今日の料理を選べと。前菜、魚、肉、デザート。次に卒業アルバムより厚い本を渡される。ワインリストだという。ものすごーーーーい量のワインを保有してるのね...。目がまるくなります。
テーブルにつくと、まずはアミューズ。遊び心のあるちょっとした前菜。そのあとにサプライズ(=びっくりさせる)のアペタイザーです、と2皿目。頼んだ前菜の前に。それで頼んだ前菜3皿目が来る。次はサプライズの魚。4皿目。本来の魚が5皿目。続くはサプライズの肉6皿目。本来の肉が7皿目。ここまで来ると絶対くると思ったサプライズのデザートが8皿目。期待にこたえるくらいじゃ許されないミシュラン星付きレストランの意地をみた二つ目デザートサプライズ9皿目。2つのデザートのあと本来のデザートが10皿目。ここで旦那さんは泣きそうになりながらギブアップ。一口も食べられない。笑 そしてコーヒーがきて、最後のサプライズはチョコ。好きなだけ取っていいって言われても、嬉しくないのはなぜ....。 そう、食べ物がいかに美味しいかの感想をお伝えできなくてすみません。あまりの量に圧倒されて。美味しかったことより、皿数のほうの記憶が強くて。笑 いい思い出です。
御泊りした御部屋はさほど広くないものの、とっても素敵な部屋でした。次の日の朝食もいただいたのですが、すばらしく美味しい生ハムとチーズ。聞けばシャトーの裏にあるお肉屋さんで買えるとのこと。帰りに寄って買って帰りました。チーズの名前はtomme de brebisとsaint nectaire。tomme de brebisは黒サクランボのコンフィチュールと食べると絶品です。伊勢丹にも来ていたPierre Oteizaさんの缶詰(鴨の煮込み他)もここで買えます。
帰り道に、もうひとつ、シャトービジット。サントリーが買い取り経営しているラグランジュを次はご紹介します〜。
ランシュバージュ!!私のだーい好きなワインです!!
もう目がハートになりながら読ませていただきました。
美味しそう、楽しそうで、ぜひ私もいつか泊まってみたいなあ。
その日を夢見て、フランス語の勉強がんばります!
wadarieさん、コメントありがとうございます。
ランシュバージュ、好きなんですね。なんだか似合いそうですもの、わかる気がします〜。
食べ物もさすがの★を思わせる遊び心のたくさんある料理ばかりで。もちろん、ワインに似合うことが大前提の。
フランス語できたら、数倍楽しくなりますよね〜。私もがんばろーっと。