ワーキングマザースタイル子どもが重い病気にかかった時・その1・「始まり」




2011年04月29日

子どもが重い病気にかかった時・その1・「始まり」

Posted by 湯河原こむぎ

みなさま、お久しぶりでございます。私、わけあって約半年間、ワーキングマザースタイルより姿を消しておりました。

実は娘が大病を患いまして、我が家にとって「晴天の霹靂」、そして「未曾有の事態」。かつてない怒涛の半年を送っていました。のほほんと地味に楽しく日々を送っている我が家にこんな事が起こるとは考えてもみませんでした。

その時に考えたいろいろな事を、自分的にもまとめておきたいと思いました。そして、あまり多くはないと思いますが、同じように病気の子どもを看病しているママのために「我が家の場合」が少しでも何かの参考になれば・・・と思い、シリーズで記事を書こうと思いました。

発症時、娘は14歳。中三だったので、ほんとうにたくさん考えなければならない事がありました。病院のこと、治療のこと、学校のこと、受験のこと、進学のこと、自分の仕事のこと、お金のこと、保険のこと、それから一番大切な娘の気持ち。それから夫婦のことも。

そんな事をこれから少しずつ書いて行きたいと思います。



病気の始まりは、ここからでした。

ワーキングマザースタイルにも記事を書きましたが、6月に何日も熱が下がらない時がありました。子どもの頃からこんな事はなかったので、親の勘で「何かおかしい!娘の体に何かが起こっている!」と思いました。何軒か受診した病院では、どこでも「水分をたくさん摂って、もらった解熱剤をきちんと飲んで、ゆっくり寝ていれば大丈夫。」と言われましたが、最終的に受診した県立のA病院(総合病院)でレントゲンと血液検査をしてください!とお願いしました。

結果、即入院となりました。肝臓の数値が異常に高くて「伝染性単核症の疑い」という事でした。

前回の記事はここで終わっています。

実は、この後、詳しい検査結果が出て「伝染性単核症」ではなかった・・・との事でした。そして、退院後の6/22に行った血液検査でもう1つ異常な数値が発見されました。この数値は、入院中には調べなかった数値で「筋肉が壊れている時に高くなる」数値というもの。先生は「見過ごす事の出来ない数値なので継続して調べて行きましょう。」と言いました。この時、肝臓の数値はすっかり正常値に戻っていました。

この時、娘にはまったく何の症状もなく、親から見ていてもおかしいところはまったくありませんでした。期末テストの直前に入院、前日までお休みしていたのに、テストはよく出来て(あ、「娘的には」・・・という事です。)、中三一学期の成績表は、今までで一番よい出来でした。(これも「娘基準」です。)

私も娘も「先生は、ああ言っているけど、別に大丈夫に違いない」と思っていました。だってこんなに元気なんだもん。でも、ネットで調べると、その数値が高い時に考えられる病気は、どれもぞっとする聞きなれた名前の命にかかわる病気ばかりでした。

毎日「こんなに元気なんだから病気のわけがない!」「でも、重い病気だったらどうしよう・・・」と二つの思いにゆらゆらと揺れながら過ごしていました。

その数値は、正常だと30〜160。6/22の数値は1912でした。

1週間後の6/29には2426!でも、特になんの症状もありません。先生は頭をかかえて「うーん、どうしよう。次は2ヶ月後に見てみましょう。」と言いました。8/24に予約を取りました。



毎日私は不安に思っていたけれど、娘はいたって元気で午前中は部活(美術部ですが・・・)、午後は塾の夏期講習、夜はたくさん出される宿題をきちんとこなしていました。私はこの猛暑と娘の体が心配で、仕事が休みの日には車で送り迎えしていました。

「本当に二ヵ月後でいいんだろうか?」と不安だったので、予約はしていないけれど7/27に病院に行ってみました。先生は「具合はどう?特に症状がなければ予約の日でよかったのに。」と言っていましたが、血液検査をしてみると、その数値がなんと!6971になっていました!おーまいがっ!

この数値がここまで高くなると壊れた筋肉が流れて腎臓に詰まったり、尿に血が混ざったりする事がある・・・というので尿検査もしたけれど尿はきれいでした。

またまた先生は頭をかかえて「治療方針を考えておくから。次は8/10で。でも、何か症状があったらすぐに来てね」と言いました。



その日はすぐにやって来ました。

8/1・・・「なんか最近、手が上げにくい感じなんだよね。」

血の気の引く思いでした。すぐに病院に行きました。「じゃ、握力をちょっと見てみようか」と測ってみると、なんと右が10で左が5もないくらいでした。私は「まじめにやってる?」と思わず聞きました。小児科から整形外科にすぐにコンサルしてくれて、筋力を見てもらう事にしました。

整形外科では「うーん、少し筋力が落ちているみたいだけど特に今すぐ「どう」というほどでもないように思えるけどねえ。握力は5くらいあれば日常生活に不具合はあまり起こらないんだよね。でも筋電図を見たほうがいいかも。」との事でした。

このA病院には筋電図の設備がなく、少し離れたB大学病院で筋電図やMRIをしてもらうべく紹介状をもらいました。

予約は8/10。8/8〜8/15の一週間だけ塾の夏期講習がお休みなので、その間に受診・検査をして、治療をしてもらえば大丈夫。その頃はまだそんな気持ちでいた私達でした。

その2・「病名がわかるまで」に続く







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