ワーキングマザースタイル神戸っ子が観た『阪急電車』




2011年05月02日

神戸っ子が観た『阪急電車』

Posted by 武田りこ

未曾有の災害に直接、間接に被害にあわれた方々には心からお見舞い申し上げます。
まだまだこれからも大変な道のりだと思いますが、今回は被害のなかった関西から、今からまずできることは、息の長い寄付と、日本の経済を支えること、ではないかと考えています。

そんなこともあり、普段映画は家でDVDを借りてきて主に洋画、という武田夫婦には珍しく、神戸の観光地のひとつであるハーバーランドに『阪急電車』を見に行ってきました。

阪急電車といえば、関西ではちょっと特別感のある路線です。
北は山、南は海に挟まれた阪神間では狭い南北の間に、神戸ー大阪間を3本の電車が走っています。
南から阪神、JRそして一番北が阪急です。

早くて便利なJR、庶民的で地元密着の阪神電車、それらに比べると、なんとなく上品で各駅の個性があり乗客の美人率が高い(あくまで私見です)と言われる阪急電車。
自分の家が阪急電車の路線だというだけでなんとなく、胸を張るような気持ちになるようなそんなイメージがあります。

オットも近畿の他県から大学進学で神戸に来たときに迷わず阪急沿線に下宿を探したようです(目的はやっぱり、、、以下省略)。

この映画はそんな阪急電車の中でも、今津線という西宮北口から宝塚を結ぶ短い路線のそれぞれの駅を往復する間の物語です。

最初は、なんとなく心にもやもやを抱え、もっともっとつらい人はいくらでもいるんだろうけど、そんな人たちに比べれば、ほんとちっぽけなことかもしれないけど、でもやるせない、そんな気持ちを抱えた主人公たち。
そんな人たちが阪急電車で見知らぬもの同士、かかわったり、単に見かけただけだったりする中で、案外人生っていいよね、って言う気持ちになっていく、そんな映画でした。
ちょうど、今の日本に必要とされている感覚なんじゃないでしょうか

ぜひ詳しくは映画をご覧になっていただきたいので、筋とはあまり関係のない神戸っ子の視点から勝手に注目したところをあげたいと思います。

○TASAKI×阪急電車
このCM結構たくさん流れていていますが、神戸は真珠の街です。
映画の中で中谷美紀さんの白いドレスでひときわ美しいのが、真珠のネックレス。
ピアスとあいまって、彼女のアップがスクリーンに映し出されるたびに、すっと伸びた背筋、アップにした髪に真珠のネックレスとピアスがとても映えています。
私は花嫁なんかよりずっと美しい、それが凝縮されています。

○関西弁
出演者に兵庫県出身者が多数おられます。
さすがに、ものすごく自然な、というより、地ですね、これは、という関西弁が多数。
関西人探しも面白いかもしれませんね。
私個人としては、戸田恵梨香さんと相武紗季さんの場面、せりふは多くありませんが注目でした。
どちらもそれぞれ神戸出身、宝塚出身ということで、本当に、そこにいそうな感じがしたからです。

○ロケ地
ロケ地、なんてわざわざ言わなくても、すぐにわかる有名なスポットがいっぱい。
たまたま今回この映画を見たハーバーランドも、映画館のすぐ外が、戸田恵梨香さん演じるミサのデートの場面に使われていました。
こちらにロケ地マップがあるので、映画を見て、神戸、西宮、宝塚に遊びにこられるならぜひご参考に。


私たちは今回本を先に読んで映画を見ました。

阪急電車 (幻冬舎文庫)

それぞれの主人公に抱いているイメージがぴったりだったり、少し違ったり、ぴったりすぎて違和感があったり、そんなことをオットとあれこれ話すのも、楽しみの一つでした。
例えば、主人公の中谷美紀さんに関しては、私は映画を見るまでは、”ちょっと、どうかな”と思っていたのですが、先ほど書いた真珠の美しさを着こなしているドレス姿の中谷さんは、もう、完璧。
本の中でとても美しい人というイメージを植え付けられたオットは、「二コール キッドマンが適任?」なんていうくらい、難しい人選だったと思いますが、見事に演じたと思います。


最後は余談ですが、オットの友人に阪急電車を愛してやまない男がいます。
立派なお仕事お持ちですが、小さいころからなりたかった職業は1番阪急電車の運転手、2番阪急電車の車掌、3番阪急電車の以下省略。
それくらい、阪神間の人たちの暮らしに深く根付いている阪急電車、そしてその沿線のひとたちの物語は、くすっという笑いあり、ぽろっと涙ありで、終わった後ちょっと心があたたくなります。

連休後半、いかがでしょうか?

阪急電車特設サイト






●この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

blank_space


コメント

この作品、本は読みました。
とてもよかったです。
阪急電車は大学で京都にいた頃から馴染みがあります。
今では、時々西宮ガーデンズに行く時に乗ってます。
阪急電車ってなんだかレトロな感じがします。

Posted by: ちゅうりっぷ at 2011年05月02日 12:19

私もこの本読みました。
映画化されるなんて何も知らずに、手に取った本でした。
結婚するまで関西で阪急電車にお世話になっていた私としては、この本のタイトルは見過ごせませんでした。

それぞれ独立したストーリーなのに、どこかでつながっている、どこにでもある日常や、感情を丁寧に書いた本だと思いました。
映画、みたいなって思いました。

阪急電車、やっぱ好き♪

Posted by: ゆめ at 2011年05月02日 20:45

私も今この本読んでます。
今週、映画も観に行く予定です。
関東に住んでいる私にとってまったくなじみのない路線ですが、こういうお話って大好きです。

「自分には起こらないけど、友達には起こっているような」感じの身近なお話。

きって近隣や沿線の人にはたまらないんだろうな〜。「塚口」って聞いたら「うわっ、ビミョー」って私も言いたいな〜。

Posted by: こむぎ at 2011年05月03日 08:53

実は29〜1日、急に思いついて新大阪に二泊していた私。(奈良、京都、姫路と回り、大阪城が見れたのは帰宅数時間前でしたが・・・)
あちこちに素敵なポスターが貼ってあり、なんだかあれだけでほっこりしました。

そうしたら一昨日、通勤電車で若い男性サラリーマンが読んでいてますます観たくなりました〜。

関東人にはよく分からない、沿線のイメージの違い、面白かったです。横浜でも沿線ではっきりと住んでいる人の層や雰囲気が分かれるので、それは一緒なんでしょうね〜。

Posted by: 小梅 at 2011年05月04日 21:53

ちゅうりっぷさん
阪急電車ってあのあずき色の車体がとてもレトロですよね。
学生さんが多いのも特徴ですよね。
ゆめさん
ゆめさんも阪急沿線で青春時代だったんですね。
本の通り、人と人とのつながりが丁寧に映画にも描かれていますよ。
こむぎさん
「塚口」、たしかに微妙(笑)
小梅さん
そうそう、きっとどの街でも、鉄道の路線ってカラーがありますよね。
だから、きっと関西以外の方は、自分達の地域の路線とかと重なり合わせて見ると楽しいと思います。

Posted by: りこ at 2011年05月06日 09:53

blank_space
コメントする




※メールアドレスは非表示になりますが、システム上、入力をお願いいたします。dummy@wmstyle.jp をお使いください。





名前、アドレスを登録しますか?

●他人のプライバシーを侵害する恐れのある書き込み、営業妨害の恐れのある書き込み、その他、このサイトにふさわしくないと運営者が判断する書き込みは、事前の了解なく削除することがあります。





blank_space

●関連記事
ポケモンGOはデジタルオリエンテーリング!
夏休みにオススメの映画!『世界の果ての通学路』
ジブリ映画「風立ちぬ」 in France
日本の恋と、ユーミンと。
パリ発の映画、『新しい靴を買わなくちゃ』
この夏、南米・ヨーロッパで大ヒットの曲!「Ai Se Eu Te Pego」
神戸っ子が観た『阪急電車』
動き続ける
映画「うまれる」試写を見てきました
もう手放せないiPod Touch+おすすめアプリ
初めての、子どもと3D映画〜シュレックフォーエバー〜
「天使と悪魔」で観るバチカン
ANSWER
地球環境カードゲーム
どうか「私は貝になりたい」を子供と一緒に観に行ってください

トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.wmstyle.jp/cgi/mt-tb.cgi/4140

●スパム防止のシステム上、トラックバックはすぐには反映されません。ご了承ください。


blank_space








amnbadge-160a.png

カテゴリー別インデックス
blank_space