ワーキングマザースタイル長期有給休暇をとる!




2011年10月05日

長期有給休暇をとる!

Posted by 森マキ子

海外在住者にとっては、最大の楽しみ、かつ頭を悩ませる帰省。

上海から日本へは、距離が近く航空券が割安なこと、職場から年に一度航空券が支給される等といったことにより、年に1〜2度のペースで帰省している。しかし、夫の国ドイツへは、なかなか帰省できないままでいた。夫の両親からくるたびたびの催促。今年89歳になる夫の祖母に娘を見せてあげたいということもあり、娘の2歳の誕生日を目前に家族で帰省することにした。2歳までの子供は、大人の航空券の10%の料金で(ただし席はない)切符が購入できる。今、帰らない手はない。

とはいえ、長い休みのある留学生のころの身軽さとは大違いの現在。有給休暇の残りの日数や仕事の状況を考えながら日程を組まなければならない。結果、私は7日間の有給休暇と2回の土日をあわせて、11日間の日程を組んだ。往復にそれぞれ1日ずつかかっても9日間あれば、まあゆっくりできるだろう。

ドイツ人の舅と姑の有給休暇は年間30日。私たちの帰省にあわせて休暇をとるという。一方、私は年間12日。そして有給休暇というものがあっても使いづらいのが日本人だ。義理の両親のようには簡単にいかないだろう。夫は彼の仕事の都合も兼ねた帰省なので、問題はない。

休暇修得のおよそ3ヶ月前に仕事に関連している同僚に長期で休暇をとりたい旨をメールで伝え、探りを入れた。慌ただしい我が職場で11日間もの休暇をとるのは、かなりの勇気が必要だ。1ヶ月半ほど前になると直接上司に相談した。とにかく、いっしょに仕事している同僚に個別に事情を話し、仕事に影響がないか了解を求めるように言われた。同僚たちには海外で働いている者同士、少しでも長く帰省したいという気持は理解してもらい易かった。その後、具体的なフライトの時間を調べ、絞り込んだ日程を上司に伝えた。最後まで(立場上)上司はかなり渋ったものの(仕事がまわるのか不安だったようだ)、私はほとんど辞める覚悟で交渉し、なんとか了解を得ることができた。参考までに私のマル秘(実はしてた?)裏工作を書いておこう。

①とにかく上司、同僚よりも朝早く出社する
始業時間の30分前を目標に出社するようにした。出社したら、さっさと仕事を始め、同僚が来るまでに少しでも多くの(具体的に目に見える)仕事を猛スピードで片付けた。これによって「森さんは、ずいぶん朝早くから来て仕事しているのね」という印象が(本当はそれほどでなくても)与えられる。また、集中した朝の30分は、1時間の残業に値すると信じている。

②長期休暇を取った同僚の仕事を引き受ける
休暇中の同僚の仕事を、頼まれていない範囲も快く引き受けた。これによってこの同僚に休暇中の私の業務の代理をお願いしやすくなった。

③関係を作る
直接いっしょに仕事をする同僚には、機会があれば家族の話などをして、事情を解ってもらう、親近感をもってもらっておくと良いような気がした。幸い現在仕事にかかわっているメンバーは、私が妊娠する前からいっしょに働いていて、なにかとこちらの事情も理解してもらっている。

④上司の雑用、仕事の依頼などを快く引き受ける
誰か手があいている人がやってくれると助かるんだけど、といった業務を率先して引き受けた(結果、目がまわるような忙しさでしたが)。

校了がちょうど金曜日。就業時間の7時まで働き、その夜11時40分のフライトで出発した。空港に向かうタクシーの中での何とも言えない達成感と安堵感は忘れられない。続いては小さな子供連れでの長いフライト。これについては、次の機会に。






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