前回の続きです。
パリで卵巣のう腫の入院手術する、と決めたので、次に決めなければならないのは、どこの病院にするべきか?
フランスでは検査機関は基本的に病院内にはなく独立しているため、病院を探している間も、超音波検査やMRIなどの検査類はこの間にも着々と進めていました。
いろいろ手術方法も調べて、腹腔鏡で手術してくれる所を探す事にしました。
お腹を切る開腹手術だと、一週間入院でその後も傷の回復に時間がかかります。
腹腔鏡は切るのではなく、お腹に数箇所穴をあけるため、傷も小さく、回復も早く、入院も短くてすみます。
入院期間が短いのはワーキングマザーには助かります!
そして美には関心の高いフランス。手術の跡を残さない為に腹腔鏡手術が比較的多く実施されている事を知りました。
ちなみに、結果を先に書いてしまいますが、私は卵巣のう腫が大きすぎて、結局当日に開腹手術になってしまいました。
大きいと必ずしも腹腔鏡ではできない場合もあります。
その後、友人が紹介してくれた、とっても腹腔鏡の腕の良い先生に決めたものの、その先生のクリニックに電話したら、診療自体が一ヵ月後。
とっても人気のある先生&クリニックだったのです。いくら良くても最初の診察が一ヶ月待ちはちょっと厳しい。
その先生が別の病院でも診察してるというのでその病院を教えてもらったら、なんと我が家のすぐ近く。予約も同じ先生なのにすんなり取れました。近いのは何かといいのでこれで病院決定。
次は、いつ入院手術をするべきか。
卵巣のう腫は、捻じれてしまってからだったり、巨大になってしまってたりすると緊急手術となりますが、検診で見つかる場合はたいていそんな急ぐ必要はなく(特に10cm未満の場合)、ある程度入院の時期は選べます。とっても混んでいる先生の手術を待つのも大きさによっては可能。同じようにお子さんがいる方だと、夏休みや春休みを待って子どもが学校がない間に入院する方も多いようです。
私は10cm超だったので、すぐでなくてもいいけど早めに手術する事に越したことはない、夏休みまで待つのは不可、といった感じでした。
そして、パリで、と決めたなら、いつ入院するか、は手伝いに来てくれる母の予定を考慮せねばなりません。
結局母のの都合により、2ヶ月ほど先以降。カレンダーを見ると、ちょうどその少し先頃に、息子が林間学校(みたいなのが小2からあります。しかも1週間。)がある事が判明。やんちゃ坊主が一人いないといろいろラクなので、これに合わせて手術する事にしました。
母には「もちろん手伝いに行くけど、いつまでも頼れるとは思わないでね。私だってもう年なんだから」とクギをさされました。
ちなみにこの言葉は真実となり、数ヶ月先の手術時には、母は病に倒れて結局これなくなったりしました。
教訓: 「いつまでも、あると思うな親と金」
【ワーキングマザーの入院 】
【ワーキングマザーの入院 】〜病気の発覚〜
【ワーキングマザーの入院 】〜いつ、どこで入院する?手術する?1
はじめまして。
最近同じように卵巣のう腫の診断を受けました。
とても不安に思いいろいろと調べていたところこちらへたどり着きました。
もしよろしければ病院や先生の詳細情報を教えていただけないでしょうか。
突然のお願いで大変申し訳ありませんが
よろしくお願いいたします。
きぃさま
コメントありがとうございます 。
不安なお気持ち、お察しいたします。
申し訳ないのですが、私は海外在住でして、病院や先生の詳細に関してはお役に立てそうにありません。
ただ、出来る限り腹腔鏡で手術してくれる先生を探しました。
開腹手術は、負担が大きいですし、今後のリスク要因にもなります。
とはいいながらも、結局私はのう腫か大きくなりすぎて開腹手術にはなってしまいましたが。
納得いく病院、先生が見つかる事をお祈りしていつす。