今年のワーキングマザースタイルの目標は、たくさんオフをやる!ということ。スタッフ内でも毎年4,5回、つまり2ヶ月に1度くらいは会っているのですが、今年はこのサイトを見ていてくださっている方とのふれあい(笑)を大事にしたいなと思います。情報提供サイトであるのと同時に、出会い系サイトとなればいいなと、思っています。ママ同士で情報を分かち合って、支えあうとまでは大げさですが、なんかちょっぴり寂しいときとか、あとくされない付き合いができる、そんな友達が作れる場のひとつになれればいいなと、思います。
というわけで、3月1日にオフをしますので、ぜひfacebookで参加表明してください!
場所:ネスカフェ原宿
日時:3月1日木曜日 19時から
会費:飲食実費 (だいたい3000円前後?)
15人くらいの会になる予定です。
できれば「ゆずりば」に登録し、不用品をお持ちいただけるとうれしいです。
去年ソーシャルメディアという冠のついた試みがたくさんの企業から世に出されました。ファンにコミュニティスペースを提供し、そのなかで口コミやモニター募集など、商品やサービスについてのレビューを創出して、長期的なファン作りや売り上げアップにつなげようという仕組みが多かったように思います。
その中で、ネスレ日本の「ゆずりば」というのは、なんとも不思議なサイトでした。もともと「THE 県人こみゅ」という地縁コミュニティを運営していて物理的に身近な人との縁作りを支援してきました。
この「ゆずりば」の製作意図をブロガーを集めたミーティングが昨年の年末行われて、そこでお聞きした担当者のネスレ日本の揖斐さんのプレゼンテーションが非常に心に残り、何かこの「ゆずりば」のためにできないか?と強く思ったのです。ブロガーイベントで感動して胸が一杯になるなんていうこと初めてだったのです。
揖斐さんは「孤独なボウリング」米国コミュニティの崩壊と再生という本を引き、地縁が失われたことによる弊害と、また近年の再生を紹介されたのです。わたしも早速この6800円で700ページ近い本を取り寄せて読んでみました。
なにせ大作なのでつまみ読みなのですが、わたしなりに要約すると、インターネットや女性の社会進出が、住んでいるところで自動的に決まってしまう地縁や地域コミュニティを徐々に崩壊させてきた。他者と関わりあう力が弱まった、他者をまるで家族のように感じる力が地域になくなった。そして、現在、その歪みを直視して、アメリカではコミュニティの再生についてのいくつかの試みがされている。時間とお金を地域コミュニティに自ら進んで使おうとする人は少なくなり、現在の試みもそういった人々の変化に対応した、気軽で持続可能な試みが多いようだ。
という感じになるのですが「ゆずりば」は、たぶん揖斐さんがこれからの「幸福な世界を作るための仕組み」のひとつになればと作ったものだと思うのです。不用品を譲る そんな小さなことから、人との出会いが生まれる。非常に素敵な仕組みです。
東日本大震災で、絆の大切さが改めて確認されました。でもそうはいっても、知らない人と出会うというのはなかなか難しいもの。絆とは、人のブイにもなるし、人の自由を奪う足かせでもあるからです。必ずメリットとデメリットがある。
でも、何か今、生きている足元で、住んでいるところの近くや、働いているところの近くで、人と出会ったり、思いを分かち合うことは、非常に有意義なことだと思います。
今回のオフは
1、「ゆずりば」に事前に登録して、不用品を譲る場として活用してください
※譲り渡しの形態のところで必ず「3月1日の原宿でのイベントで」と記入してください
2、「ゆずりば」に登録できなくて、もし不用品がある場合は、ぜひご持参ください
3、現時点で特に譲るような不用品はないけれど、ゆずりばについて聞いてみたい
4、ゆずりばに関心はないけれど、首都圏で働く女性と普通にオフしたい
こんな方々にぴったりです。もしかしたらネスレ日本の揖斐さんもいらしてくださるかもしれません。直接、この「ゆずりば」への思いを聞けるチャンスです。
できれば引き続きこのような機会をことしは多く作っていければと思います。今回は無理だけど、次回にはぜひ早めに連絡ほしい!なんて言う方はぜひぜひ、今回のイベントページもしくは、ワーキングマザースタイルのFacebookページにいいね!してください。
お願いします!!
※ちなみに、今回のオフに関して、ネスレ日本から協賛いただいておりません。ご勝手イベントですが、ネスカフェ原宿を優先的に予約させていただいております。ご了承下さい。