海外生活12年うち、中国は5年近く、ついにスリにやられた。年末の出勤中のバスの中だ。被害は450元(感覚的には1万円くらい)とアナスイの財布。その日の夜、同僚と飲みに行くつもりだったので、普段は持たない金額を財布にいれてあったのが悔しい。なによりも出産の記念に購入したお気に入りの財布が残念だ。
会社に遅刻しそうだったので普段は避ける混雑したバスに乗り、財布から小銭を出して運賃(2元)を支払った。確保したのは降り口近くの場所。運転が荒いので両手で手すりにつかまり、立っているので精一杯。身体を押し付けてくる人物がいて、一瞬「え、痴漢?」と思い、いやいやここは中国だスリだよと、その人物(大きめの鞄を持った男性)と距離をとった。念のため確認すると鞄のチャックは閉まっている。バスを下車して立ち寄ったファミリーマートでパンを買おうとして、やっと財布がないことに気がついた。手口はまさにプロ。とりあえず出社して同僚から小銭を借り、銀行カードの停止手続きに向かった。とほほ。
後になって自分のミスが見えてきた。日本ではあまり必要のない注意点かもしれませんが、上海ではめずらしくない出来事。こんなところに気をつけてください。
⑴混雑したバスを避ける
⑵降り口付近に立たない
⑶財布を見せない(出さない)
⑷財布が取り出しやすい鞄=とりやすい鞄
⑸鞄はもちろんチャック付き、そのチャックを手でおさえる
⑹不必要な現金は持たない
⑺なるべく人と離れる
(3)について、現金ではなくプリペイド式の交通カードを使用することに徹底したい。観察していると中国人乗客はカードを取り出さず、鞄ごと機械に押し当てて清算している。私もカードを財布の中から鞄の外側ポケットに入れることにした。上海に観光で来る人はたいていこの交通カードを旅行会社から受け取るようだ。地下鉄、バス、タクシーにも使えるので便利。
(4)について、これからは別の視点で鞄を購入することになりそう。今まで使っていた鞄も使い続けたいので、対策としてバッグ in バッグを購入した。これは300円ショップのもの。この中に財布をしまう。財布は取り出しにくくなったけれど、安全度はアップしたように思う。
(6)小銭と大きめのお札を別々に持っておくのもよいかも。 中国で一番大きなお札100元札は財布の中にいれず、鞄の内ポケットに入れることにした。
最後に皆さん、上海でスリにあってしまったら、さっぱり諦めましょう。警察に行っても時間の無駄です。できるだけ早くキャッシュカード等の使用停止の手続きをしましょうね。