ワーキングマザースタイル無差別殺人から子どもを守る




2012年03月23日

無差別殺人から子どもを守る

Posted by 津田実穂

物騒なタイトルですみません。
私が住むフランスの、南西部トゥールーズという街で無差別の銃乱射事件があり、子ども3人を含む7人が殺され、警察官数名が負傷し、犯人も32時間に及ぶ立てこもりの末結局銃撃戦で死亡しました。

wmsの記事にするつもりはありませんでしたが、日記に書いたら、日本も全く無いとは言えない、とのコメントを頂いたのでまとめ直してこちらにも載せます。

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画像は、こちらの子ども新聞、銃乱射事件をどのように子どもに話すか、という特集です。こんな特集が組まれる事自体悲しい。

そう、何度かあった銃撃のうち、一度は、学校での銃乱射です。ショックでなりません。子ども3人教師一人が亡くなり、翌日、フランス全土の学校で黙祷がありました。
黙祷があった事もあり、子供達と、銃を持った人が現れたら、という話をしました。
そしたら息子「ジャッキーチェンのように犯人と闘う。」とアホな事言い出す。普段なら笑うところだけど、事件直後の今は笑えません。真っ先に射殺されるのが目に見えてる。
子供達の学校はユダヤ系では全然ないけれどユダヤ系の子が多いからか、当日の午後学校周辺にかなりポリスがいました。
犯人がまだ捕まってない時、私なりに過去の無差別殺人や銃乱射事件を調べて対策を調べました。

参考にした事件は以下です。
ノルウェーの銃乱射事件
附属池田小事件
コロンバイン高校銃乱射事件
バージニア工科大学銃乱射事件
三菱銀行人質事件
津山事件

結論。

犯人や現場の近くでなければ

・近づかない、すぐ逃げる

犯人から近い場所にいる場合
・逃げると撃たれるので、伏せる。隠れる。
・死んだふりをする。(過去の事件でかなり有効だった模様)


とにかく犯人はできるだけ多くの人を殺したく動いてるものを標的にする傾向があるので、死んだふりはかなり有効のようです。過去の事件でもかなりこれで助かった人もいるようです。
死んだふりは戦場だと意味がないという記述もありましたが(確実に敵国兵士を殺すため)、戦場なんてシチュエーションは考慮しなくていいでしょう。
また、命乞いも効果があるようです。する猶予がある状況の場合。
犯人も人の子。何の罪もない人間を殺しているのはわかっているのでしょうか。

日本の学校の場合、銃撃事件が起こる可能性はほぼないと思いますが、ナイフなどを持った人間が入ってきた場合、犯人にその場の椅子や机を投げる、というのも有効な手段のようです。日本の場合、犯人が屈強ではない場合が多いです。

海外の場合、犯人に抵抗しようなどとは露ほどにも考えない方がいいでしょう。
犯人のほとんどは事件の前に射撃の訓練をしています。
ちなみにバージニア工科大学銃乱射事件では、軍隊出身の屈強な大学院生が、犯人を取り押さえようとして射殺されています。

日記を書いた後、「息子にも聞いてみたら「『戦う』と答えられた。」と多くの男の子の親からのコメントがありました。
男の子、ヒーローものの影響で戦いたがりますね。おかしな人には絶対歯向かわない、とは言い含めておいた方がいいかもしれません。

また、役に立ちそうな参考サイトを見つけました。
テロ、無差別犯罪から身を守る3ポイント【社団法人 東京都警備業協会】
http://www.toukeikyo.or.jp/safeliving/terro.html

こんな対策を使う時がこない事を願います。
亡くなった方々のご冥福をお祈りします。






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コメント

貴重な記事ありがとうございます。
トゥールーズの乱射事件、日本でも衝撃的に受け止めています。子供たちが巻き込まれる事件が起きるたび、親としては心が痛みますよね。

附属池田小学校の事件が起こってから、うちの双子が通う小学校では毎年、「引き取り訓練」が行われています。
凶器をもった不審者が校内に侵入してきた、という設定で(実際に先生の一人が不審者になり、先生たちの格闘訓練もあります)、子供たちを避難させ、その後、保護者が体育館に集められた子供たちを引き取りにいく訓練です。
その訓練で、うちの長女は小学1年生の時、なんと過呼吸になってしまい、保健室に引き取りにいったことがあります。訓練とはいえ、不審者が校内に入ってきたという設定で、緊張しすぎたようです。

記事に書いていただいた、「近づかない、すぐ逃げる、伏せる、隠れる、死んだふりをする」という対処法、うちの双子にも言い聞かせます。

こんなむごい事件が起こらないことを祈りつつ・・・。

Posted by: かほる at 2012年03月23日 12:54

かほるさん、コメントありがとうございます 。
お嬢様達の学校、池田小から遠くないのでしたっけ。素晴らしいですね。避難させる訓練は、日本は本当によくできているなぁ、と思います。普段からのこういう訓練が、いざという時に本当に役に立つと思います。
海外在住として気になるのは、先生の格闘訓練。もちろん、専門家のアドバイスの元でやっているのでちゃんと対策はとられているでしょうが、不審者が何を持っているか隠し持っているのかわからないので、先生にそこまでさせるのはリスクが高いというかなんだか酷なような。ほとんどの事件で教師も犠牲になってるのに(教師は警察に連絡して生徒を逃がすのが主な役目になっています。)。と思うのは私が浦島太郎だからかもしれませんね。お気を悪くされませんように。
本当にもうこんな事件がおこりませんように・・・。

Posted by: 津田実穂 at 2012年03月23日 18:16

学校での銃による犯罪、日本やここ上海にいると無縁のように思ってしまいますが、おかしな人はどこにでもいる・・本当に今回のような事件はショックです。
そして他にも起こりうる事件はたくさんあるのですよね。

思い起こせば、日本にいたときは、「○○訓練」がなんと多かったことでしょう。学校だけでなく、塾でもあったような・・不動産会社勤務の夫は、防災の日には早朝から訓練&炊き出しなどもあったはず。この辺はやはり日本はしっかりしているな、と離れてみて思います。
上海に来て約1年、まだ○○訓練をした、というのは聞いていない・・。パリではどうですか?ここで一番よくニュースで聞くのは、スクールバスが事故に合い、園児や生徒が犠牲になったというもの。車の交通事情は本当にひどくて、いつ事故にあってもおかしくないので(実際、先日は乗っていたタクシーが追突され、同乗者が軽いムチウチになった)、現在はこれが一番心配ですが、せめてシートベルトをきちんと締めるように、と言いきかせなければ。

Posted by: ふうこ at 2012年03月24日 08:02

ふうこさん、コメントありがとうございます 。
そう、日本って「○○訓練」多いですよね。塾でもしてるんですか?すごい!パリに来て5年以上、言われてみれば「○○訓練」って聞いた事ないです。子ども達に聞いてみたところ、一応学校での火事の避難訓練はした事があるそうです。
スクールバスの事故はこれまた悲惨ですよね。
上海の運転手さん、せめて子ども関連のお仕事についてる方はもうちょっと安全運転を心がけてくれますように。

Posted by: 津田実穂 at 2012年03月26日 21:58

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