今フランスは、大統領選挙真っ只中。
紙面は、子どもに親しみやすいように、両候補の子ども時代の写真とか(今からは想像もつかないかわいさですね。)
もし自分が大統領になったら、何をしたいか特集とか
最初の写真、両候補の紹介のページでは、政策はもちろん書いてありますが、各候補の女性遍歴(最初の奥さんとは子ども二人、2番目と3番の奥さんとは一人ずつ子どもがいるだの、結婚はしてないけど子どもが4人いるとか、現在その人とは別れてまた別の女性と同棲中だの)というワイドショー的な事まで漏れなく書いてあります。
小さな頃から政治に親しむ事ができるのはさすがだな、と思います。でも、子ども新聞に女性関係をそこまで詳しく書く必要があるのかはナゾですが。
2大政党の次に結構な得票率で極右と極左が来るのが今のフランスの混沌を現しているよう。
フランスの極右と極左の政策は、たぶん日本の極右、極左と現実にはありえない度はそれほど変わりません。そんな政策でもかなりの支持を得られるのは、今の世の中にいかに不満を持っている人が多いかという表れなのでしょうか。
日本人の私には一番受け入れやすかった中道派は見るも無残な結果でした。
ちなみに選挙権は仏国籍を持ってる人のみなので、在仏日本人には選挙権はありません。
投票日は明日、さぁ、新大統領は誰?
フランス人って政治の話が好き、というイメージがあるのですが(実際私の言っているフランス語教室のセンセイも、政治の話が好きです)、こうして子供のころから政治が身近にあるからなんですね。
日本ではなかなか大人でも、政治の話をしないのは、よくないですよね。
子供のころから、政治について考える機会を常々与える、というのは見習いたいですね。
りこさん、コメントありがとうございます 。
そう、本当にフランス人って政治の話大好き!
子どものころから政治に親しむ機会が日本でももっとあれば、と思います。