この「江ノ島プリズム」という映画には「あまちゃん」に出て来る「ずぶん先輩」こと福士蒼汰君が出ています。そして私にとって身近である江ノ島が舞台となっているので「観てみようかな・・・」と思って、どんなストーリーかも全然知らずに観に行きました。
あらすじは
小学生の頃からの親友同士である、高校生の修太(福士蒼汰)、朔(野村周平)、ミチル(本田翼)。恋と友情の入り交じった関係にある彼らだったが、ミチルの海外留学が決まってしまう。黙って出発した彼女が自分の気持ちをつづった手紙を受け取り、空港へ向かう朔だったがそのまま命を落としてしまう。それから2年。空虚な日々を送っていた修太は、行きたい時と場所を思い浮かべるとその時代に行けるという時空移動の方法が書かれた奇妙な本を手にする。試しに実践してみると、彼は朔が死亡する前日に戻っていた。
ところが!ところがですよ!
ストーリーが私の大好きなタイムトラベルものだったのです。
「少年ドラマシリーズ」は、今までにない「タイムリープ」や「テレポーテーション」と言ったSFちっくなお話が多く、少年ではない私もその不思議な世界に胸をドキドキさせながら見たものでした。夕方六時にNHKの時計が時報を打つところから夢中になって見ていた私でした。
おっと、お話がそれました。
この「江ノ島プリズム」を見ていたら、小学生の頃に初めて「タイムトラベラー」を見た時の気持ちを思い出して、妙になつかしいその感じにドキドキワクワクしました。
修太(福士蒼汰)は、小さい頃から心臓が悪かった朔(野村周平)が亡くなったのは自分のせいだ・・・と思っている。2年経った法事の日、朔の部屋で、朔のお母さんから「朔のこと忘れないでね。形見というわけではないけど、よかったら何か想い出に持って行って」と言われ「タイムトラベル」という本を一冊もらって帰ります。
中には安っぽいいかにも付録って感じの青い腕時計が入っていて、それを身につけて戻りたい時代を念じるとその時間に戻れる・・・って書いてある。「そんなわけねえ〜」と思いながらも念じてみると、なんと、朔が亡くなる前日に戻れてしまうのです。
どうにかして朔が亡くならないように・・・と頑張るのですが、何かに驚いてしまうと現代の法事の日の朝に戻って来てしまうのです。それを何度も繰り返しちゃって〜。
本当に私の大好きな「日常タイムトラベル(科学者や研究者ではなく、普通に暮らしている人間に起こる不思議な体験)」のお話だったし、頑張る修太が一生懸命で「がんばれ〜」と応援してしまいました。ミチル(女の子)だけが(私には)どうしても女子高生に見えずOLっぽいなって思っちゃったんですけど、このストーリーにはきゅんきゅんしました。
期待せずに観に行ったこの映画で思いがけなく感動しちゃって、ちょっと得した気分。ビッグタイトルではないけれど、かなりよかったです。
ずぶん先輩が大好きで「あまロス」なあなた!ぜひぜひ観てみてくださいませ。
神奈川県の話だからもちろん台詞は標準語なんだけど、福士君が「どうすっぺ」とか「そんなわけねえべ」とか、ミチルの事を「天野」とか言っちゃうんじゃないかと(そんなわけねえべ)別の意味でもドキドキしました〜。
せいすん(青春)ってすばらしいべ。みんなもぜひ観てけろ。この映画たいしたもんだ。
あまちゃん、終わっちゃいましたね〜。
でも、今度のも着物と食べ物を見るのが楽しみになりそうです。
少年ドラマシリーズ、幕末未来人ってのもなかったですか?
七瀬ふたたびもあったような・・・
面白かったですよね。
ちゅうりっぷさん
いつもありがとうございます。
「幕末未来人」「七瀬ふたたび」ありました、ありました!
http://homepage2.nifty.com/nino-p/syounen.html
このページがめっちゃ詳しいのでぜひぜひ見てみてくださーい。